2026/27シーズンにメルカリスタジアムで開催する鹿島アントラーズホームゲームについて、これまで自由席として販売を行ってきたホームサポーターズシートを全席指定席化することになりましたので、お知らせいたします。

ともに戦い、勝利の原動力となるホームサポーターズシート
メルカリスタジアムの南側に位置するホームサポーターズシートは、単なる「試合を観るための座席」ではありません。クラブ創設から30年以上の歴史の中で、世代を超えて受け継がれ、皆様とともに築き上げてきた圧倒的な熱量と応援文化が息づく、鹿島アントラーズを象徴する特別な場所です。
クラブが積み上げてきた勝利とタイトルは、スタジアム全体を覆い尽くす圧倒的な熱量、強烈なホームアドバンテージがあってこそのものであり、その熱源であるこの場所は、まさに「勝利の原動力」です。

ホームサポーターズシートの位置づけ
クラブは、ホームサポーターズシートを選手とともに「参戦」し、勝利へと導く特別な場所と位置づけています。90分間立ち上がり、声と手拍子で選手を鼓舞し続ける皆様の熱狂は、スタジアム全体を包み込む強烈なホームアドバンテージとなります。選手とともに闘い、勝利を目指すという揺るぎないスタンスを、これからもサポーターの皆様とともに、変わることなく継承していきたいと考えております。
現状の課題と指定席化に移行する背景
2025シーズンはリーグ戦ホームゲームの年間入場者数が520,615名、1試合平均では27,401名を数え、クラブ歴代最多記録を更新しました。メルカリスタジアムで開催された試合に限定しても、1試合平均で25,613名の方々にご来場いただきました。また、明治安田J1百年構想リーグにおいても、ホームゲーム7試合を終えて1試合平均27,082名を数えており、多くの方にご来場いただいております。
一方、入場者数の増加に伴い、お客様に対して安心・安全をお約束すべき試合運営において、様々な課題が見えてきました。各種対策を講じてきましたが、特にホームサポーターズシートに関して、現状の運用では根本的な解決が難しい課題が以下の2つです。
■課題1:スタジアム入場前の待機列
入場者数の増加とともに、シーズンチケットホルダーの会員数も大きく増加する中、入場前に長時間にわたって列に並んでいただく方も増え、長蛇の列が形成される光景が常態化しております。待機列スペースの逼迫に伴って雑踏事故発生リスクが高まるだけでなく、特に夏季においては熱中症などで体調を崩されるお客様が見受けられるなど、健康面・安全面の観点でも懸念が生じています。これらは安心・安全な試合運営を実現するうえで、解決すべき大きな課題です。
■課題2:自由席における過剰な席取り
自由席は皆様が入場順に座席の確保を行うため、過剰な席取りの発生が常態化しております。入場者数の増加とともに、シーズンチケットホルダーの方が先行入場した時点ですでに座席が埋まっている状況も見受けられるようになりました。これまでも席取り禁止に関するアナウンスや係員によるお声がけなど、クラブとしても様々な対策を講じてまいりましたが、依然として多くのご意見を頂戴しております。
これらの課題の抜本的な解決に向けて、様々な手段の中から「ホームサポーターズシートの指定席化」が最適であると判断し、2026/27シーズンより運用することを決定いたしました。
ホームサポーターズシート指定席化に伴うチケット運用の主な変更点
ホームサポーターズシートの指定席化に伴い、シーズンチケットのプランとチケット販売スケジュールを従来の内容から変更いたします。
■変更点1:シーズンチケットのプラン
これまで:年間の入場権利を購入し、ICカードで入場(試合ごとのチケット購入は不要)
2026/27シーズン:専用ページから試合ごとにチケットを特別価格で都度購入し、QRチケットで入場
■変更点2:チケット販売スケジュール
以下のスケジュールでチケットを販売します。ホームサポーターズシート・指定は、「シーズンチケットホルダー」の方が最も早くチケットを購入いただくことが可能です。

※応援を先導する団体の座席確保について
指定席化に伴い、ホームサポーターズシート・指定(下層)の一部を、応援を先導するサポーター団体の座席として優先的に確保させていただきます。
上述のとおり、ホームサポーターズシートにおける応援文化は、クラブ創設から30年以上の歴史の中で、世代を超えて受け継がれ、築き上げられてきたものです。全席指定席化を行った後も、応援のうねりを生み出す一体感を継続させていくために、応援の核となる方々がまとまってチームを牽引できる環境を担保いたします。
ともに最高のホームを創り上げるために
より安全で快適な観戦環境の実現を目指しながら、「勝利の原動力」であるサポーターズシートの文化を継承し、次の世代へと熱量のバトンをつないでいくためにも、Jリーグのシーズン移行が行われるタイミングで現在の課題を抜本的に解決していくことが必要であると私たちは考えています。
チケット・座席の運用見直しという大きな変革を経て、私たちが目指すのは、30年以上かけて築き上げた現在のコミュニティーの絆を守りながらも、さらにオープンで巨大な熱狂を生み出す空間への進化です。これまで応援を牽引してきたサポーターの皆様の情熱を中心に、新たにアントラーズを愛し始めた若いサポーターや、広がりを見せる多様なコミュニティーの人々が自然と混ざり合い、ともに跳ね、喜怒哀楽を共有する。そして、ゴール裏の熱狂に魅了された子どもたちが、やがてその中心へと入り込んでくる。そのような「熱狂の連鎖と拡大」が起こる場所を目指しています。
スタジアム全体を巻き込むあの熱狂的な応援は、一朝一夕で生まれるものではありません。皆様一人ひとりが「スタジアムで最も熱く、声と行動でチームを牽引する」という誇りを持ち、同じ志を持つ仲間としてひとつになることで初めて成立します。
鹿島アントラーズがこれからも勝利をつかみ、タイトルを獲り続けるためには、スタジアムに集うすべての皆様の力が必要です。これまでの誇り高き伝統を胸に、他を圧倒する日本一のゴール裏を、これからもともに創り上げていきましょう。
新たな応援環境の構築に向け、皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

