
遠藤の3試合連続弾を皮切りに、大迫の今季リーグ戦初ゴールを含む2ゴールなどで鹿島がG大阪に5-0と完勝した。鹿島はこれでリーグ戦初の完封勝利で3連勝。GW3連戦で幸先の良いスタートを切った。
序盤、前線の佐藤を効果的に使うG大阪の攻撃に少々手こずった鹿島だったが、岩政、山村らを中心とした最終ラインの安定性は高く、失点は許さなかった。また攻撃面では今季初先発となったドゥトラがその推進力で遠藤らとチャンスを作り出す。
そして前半終了間際の42分、西、大迫のコンビネーションから最後は西のパスを受けた遠藤が豪快に左足を振り抜き、3試合連続となるゴールで先制した。
前半をいい形で折り返した鹿島は後半に入ると、さらに攻撃の度合いを深める。特に目立ったのは両サイドバックの攻撃参加。先ずは53分、右サイドでのスローインのチャンスに新井場が早いタイミングでドゥトラに預ける。ドゥトラはドリブルで相手DF陣を引きつけると右サイドを駆け上がる新井場に絶妙のパス。受けた新井場がグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前で待ち構えていた興梠が落ち着いたボールさばきから4試合連続となるゴールを決め、スコアを2-0とした。
こうなるとゴールが欲しいのは、ここまでリーグ戦ノーゴールの大迫。調子自体は好調なだけにいつ生まれても不思議ではないのだが、この日も61分に放ったシュートがクロスバー直撃など運に見放されたかに思えた。しかしその不運にもめげずに懸命に前線からボールを追う大迫にサッカーの女神が微笑んだのは、71分。ドゥトラがまたしても得意のドリブルで相手DF陣を引きつけた上でのラストパスを送り、これを受けた大迫が冷静にミドルシュートを決め、チーム全員が大喜びする今季リーグ戦初ゴールでそのリードを3点差とした。
この後、交代出場した本山も今季初得点となる追加点を89分に決めれば、アディショナルタイムには大迫が遠藤の絶妙なロングパスから相手GK藤ヶ谷のミスにも乗じ、この日2ゴール目を決め、結局、鹿島は5-0と大差でG大阪を下した。
「まだ5-0や連勝したから何かを成し遂げたわけではない。まだ勝点10という事実があるので謙虚に継続してやっていきたい。しかし、巨人が眠りから醒めたことは確かだ」。試合後、そう語ったジョルジーニョ監督。4月最後のゲームを最高の形で締めることができ、これからの上位キャッチアップにも1つ1つ焦らずに駆け上がっていく自信があるのだろう。強い鹿島が、戻って来た。
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・うまく連動しながら、組織的にプレスをかけていこう。
・一瞬の気の緩みが命取りとなる。守備の場面では必ずスペースをうめること。
ここ最近はボックスでやってきたが、ドゥトラや本山がいるのでダイヤモンド型でやることで彼らの攻撃的な役割を活用したり、相手のボランチにプレッシャーを与えることができる。今まで足りなかったのはカウンターを仕掛けた時に最後のパスの精度や推進力だったが、それがドゥトラの加入で変わってきた。
まだ5-0や連勝したから何かを成し遂げたわけではない。まだ勝点10という事実があるので謙虚に継続してやっていきたい。しかし、巨人が眠りから醒めたことは確かだ。
前半はボールを収められなかったが、後半はサコと近いポジションを取って崩せた。G大阪も攻めに枚数をかけて来たので、前が空いていたからそこを突いて良い攻撃が出来た。
【遠藤 康】
先制点は打つというイメージだった。力を抜いて打てたのが良かった。ずっと先制されてたけど、今日は逆に先制出来て気持ちが楽になった。無失点で抑えられたのは大きい。2トップの調子が良いのでそこを上手くサポート出来れば良い。
【小笠原 満男】
毎試合、すっきり勝てると良い。でも点を取ったから調子がいい、取らなかったら調子が悪い、勝ったから良かった、負けたから悪かったという見方を自分はしない。長い目で見ていかないと。ゲームの流れを感じられるようにはなったと思う。
【山村 和也】
点が良い時間に入った。後ろも無失点で抑えられたのは良かった。個人的にはポジショニングなどで指摘されていることもあったし、フィードのミスもあったので修正したい。
【大迫 勇也】
前の試合は前半が悪く、後半は上手くはまり、それを今日は前半からやろうと言っていた。やっと点が入ったからこれからどんどん点を取っていきたい。点が入らなくて歯がゆかった。今日は何本シュート打ってでも点を取ろうと思っていた。今まで以上に楽しんでいきたい。
青木選手、岩政選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。