
前半2分で興梠がナビスコカップ大宮戦に続く2戦連続ゴールで先制したが、その直後に3分間で2失点し瞬く間に逆転された。また25分、不可解なPKで再度失点した鹿島は、その後がむしゃらに攻めたが終始不安定なレフェリングに翻弄され、今季早くも4敗目を喫してしまった。
開始2分、右サイドに流れた梅鉢のクロスから興梠がヘディングで決め鹿島は先制点を得た。これで勢いを乗るかと思われたがリーグ戦でいまだ未勝利の選手たちに焦りがあったのか、追加点を狙おうとばかりに前がかりになったところをカウンターで攻められ、3分マルシオ、5分ポポに決められ、あっという間に逆転を許してしまった。
鹿島は先ずは同点に追いつこうと自らのバースデーを勝利で祝いたい遠藤、そしてこの試合が公式戦初先発となった土居を中心に浦和ゴールに迫るが、逆に25分、明らかにペナルティーエリア外でマルシオを倒した新井場のファウルがPKとされ、スコアを1-3とされる。その後、西がペナルティーエリア内で梅崎に倒され、これは確実にPKかと思われたが何とノーファウルの判定。前半はバタバタとした展開で45分を戦い終えた。
後半に入り、ジョルジーニョ監督は逆転を目指し、53分、土居に代えジュニーニョ、68分、新井場に代えアレックス、70分、小笠原に代えドゥトラと矢継ぎ早に選手交代に出る。しかし62分に大迫が見事なシュートを決めたにもかかわらず、競って自ら倒れた槙野に対するファウルを取られゴールを取り消されるなど終始レフェリングに翻弄された。
結局、90分を戦い終え18本ものシュートを放ったものの興梠の1ゴールに終わった鹿島。判定に左右されたのも事実であれば、勝利を望むあまり焦って3分間で2失点してしまうというミスがあったのも事実。開幕5戦でいまだ未勝利、そして最下位という現実を踏まえて、改善すべきところは改善し次の試合に臨むことが今のチームには必要だろう。


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・最前線から厳しいプレスをかけ、相手の自由を奪え。
・お互いのために走り、声をかけ、自分たちの選択肢を増やしていこう。
相手は後半の立ち上がり必ずアグレッシブにくるはずだ。守って逃げ切ろうと思うな。
(ドゥトラに関して)まだコンディションが整っていない部分がある。徐々に試合に出てフィットしてもらえればと思う。ドゥトラは中盤からゴールへ向かう推進力を持っているので、カウンターの時に有効な力を持っている。しかしコンディションを整えなければ、それも武器にならない。しっかりケアしていきたい。
(先制してすぐ逆転されて)これは滅多にないことであって、リーグ戦でここまで3敗1分だが失点数は少ないのだから、今日のミスはしっかりと分析して改善しないといけない。ただ自分たちがしっかり決めていれば結果も変わったと思うし、今日だけで言えば、レフェリングの問題が自分たちの結果を左右してしまったのはまぎれもない事実だと思う。また苦しい時期、負けている時期にてっとり早いのはあきらめて誰かに責任を押しつけること。それが一番簡単だが、自分自身のキャリアを振り返っても色々な困難にぶつかってきた。今回も順風満帆に行くと思ってはいなかったし、困難を乗り越えてこそいい結果があると思う。自分たちにとっていい流れになっていないのは事実だが、内容が悪いわけではない。今は一番下にいるわけだから、上に行くしかない。辛抱して努力を続けることが自分たちにできることで、選手たちと共に継続していきたい。
立ち上がりはいい形で点が取れた。早い時間に追いつかれ、そこで修正できれば違う流れになった。自分自身の調子は上がって来ている。チームのために貢献出来るようにしたい。一人一人気持ちを切り替えて勝点3を取りに行きたい。
【土居 聖真】
試合の入り方も悪くなかった。失点以外の部分は悪くなったと思う。サコさんも自分もシュートで終われていたので攻撃の形は出来ていた。(レフリングに)文句を言っても仕方がない。自分が勝利に貢献できるようにしていきたい。
【西 大伍】
PKは取って欲しかった。攻撃に人が多く、飛び込んで来る相手に誰がつくのか明確に出来なかった。前半は相手を2人見る感じになってしまった。
【岩政 大樹】
負けたし、3点も取られて悔しい。点を取るために試合をやっているのでなく勝つためにやっている。先制して気の緩みが出た。
【山村 和也】
今日は前線の選手が点を取ってくれたのに失点してしまった。相手のカウンターに対して対応できなかった。修正出来てからは決定機は作られていないと思うが、90分通してDFラインがやらないといけない。今日の映像を見直して同じミスを繰り返さないようにしたい。
曽ヶ端選手、梅鉢選手のコメントはアントラーズモバイルでご確認ください。