師岡の決勝弾に、梶川のビッグセーブ!FC東京にウノゼロ勝利!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST 第18節、アントラーズはメルカリスタジアムでFC東京と対戦した。
地域リーグラウンドの最終戦をホームのメルスタで迎えたアントラーズ。スタンドにはこの日も多くのアントラーズファミリーが集結し、試合前から熱気あふれる声援がピッチへと降り注いだ。また、この試合は「JVCケンウッド マッチで感動を!」として開催され、最終戦にふさわしい熱量のなかでキックオフを迎えた。
試合は立ち上がりから激しい攻防となる。FC東京の鋭いカウンターやサイド攻撃に対し、アントラーズは植田、そしてこの日、代表招集もありベンチ外となったテヒョン、早川の代わりに入った関川、梶川を中心とした守備陣が集中した対応を見せる。
一方、攻撃では柴崎、荒木、チャヴリッチらが連動しながらチャンスをうかがう。18分にはチャヴリッチの落としから柴崎がダイレクトシュートを放ち、21分には再び柴崎がドリブル突破からシュートを狙うなど、徐々にアントラーズがリズムを作り出していく。
前半を0-0とし、迎えた後半も緊張感のある展開が続く。そして残り時間も少なくなった80分、途中出場の2人でアントラーズは先制点を得る。まず知念が中盤で見事なパスカットを見せるとそのまま持ち込んで、前線へスルーパス。これに呼応し抜け出した師岡は相手選手の激しいチャージを受けながらもボールをFC東京ゴールへ流し込んだ。
この勝負を決定づける価値ある一撃に、メルスタのボルテージは最高潮へと達する。その後、FC東京の猛攻を受ける場面もあったが、マルセロ ヒアンの決定的なシュートを梶川がビッグセーブで止めるなど、最後までアントラーズは集中力を切らさない。全員がハードワークで時計を進め、1-0でホーム最終戦を勝利で飾った。
まさに誰が出ても、アントラーズはアントラーズ。高い守備の意識と勝負所での強さは、この試合でも健在だった。この勢いを持って、残るプレーオフの2試合も心一つにともに戦おう。




【この試合のトピックス】
・決勝ゴールを決めた師岡がLIXIL賞を受賞。
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順位の決まった状態での最終戦でしたが、サポーターの方の熱い声援と、選手の非常に素晴らしい集中力を持って戦えたと思います。本当に難しいゲームだと思っていましたけれども、その中でもしっかりと勝ち切ったこと、またゼロで抑えたことは非常に評価に値すると思うので、選手が最後の最後までよくやってくれたというゲームだったと思います。勝ったことがいろんな意味で成長につながっていくと思う、そういうゲームだったと思います。
Q. 代表組の2人(早川選手・キムテヒョン選手)に代わって、今日は梶川選手と関川選手を先発させた。その2人を起用した意図と、無失点で締めくくったプレーの評価は。
A. 今週の初めに(代表組の)2人にはそういう説明をしました。彼らもその決断の方がいいと思うという話をしてくれました。もちろん彼らのワールドカップに向けてのところもありますし、チームとしてこういう状況を作れたことでそういう選択もできることになったので。それに対して彼らが言ったのが、「(これまで)出ていない選手がこの試合で経験を積むことでより優勝に近づけると思うし、優勝してほしいのでぜひお願いします」というかたちで送り出してくれたこと、本当にそこに感謝しています。
また、代わった選手が日々努力していたものをそのままプレーに出してくれたことは非常によかったと思いますし、チームも誰が誰の代わりとかではなくて、それぞれの選手が、もちろん新しく入った2人もそうですし、他の選手たちも、まず自分というものをしっかりと発揮すること。そこを見せてくれた、素晴らしいゲームだったと思います。
繰り返しになりますが、ゼロで抑えたこと、もちろんキーパーの梶川がシュートを止めるというところもそうですし、チーム全体として体を張ってゴール方向に飛ばさせなかったシーンも数多くあったと思うので、そこはチームとしてよかったシーンかなと思います。
Q. プレーオフの対戦相手が神戸に決まった。
A. 力のあるチームというのは分かっていますし、本当に個のあるチームです。ただ、それでもしっかりと2つ勝って優勝したいと、そういう思いでいます。
Q. 試合運びの部分で、監督が特によかったと感じている部分は。
A. まず相手のカウンターがあるのを分かっている中で、しっかりとボールを動かす作業、また中を使う部分も意識しながら、何度かそういうところからのカウンターもありましたけれども、それでも怖がらずにやってくれたところが非常によかったと思います。
カウンターを止めるという意味では、前線からの切り替えも非常に効いていたと思います。やられているシーンでいうと、稲村選手からのボールなどいくつかありましたけれども、後半すぐ選手がしっかり修正して、いい形で挑んでくれたと思います。
ピンチがなかったわけではないですけれども、しっかりと体を張ったり、際の部分で自分たちが上回れたこと、それが苦しい時間も最後に少しありましたけれども、それでもしっかり自分たちに(勝利を)持ってこられたのは、そういう部分かなと思います。
本当に悔しい敗戦になったが、選手は気持ちの面や準備において素晴らしい姿勢を見せてくれた。今日のプレー自体も悲観するものではない。ただ、その中でも勝ち点3を手繰り寄せられるかということはこれからも求めていかなくてはいけない部分だと思う。
【関川 郁万】
今大会で2試合に先発で出場してからはメンバー外が続いていて、「自分のプレースタイルってどんな感じだったっけな」と思い返す時間もたくさんあった。自分の強みをどうやって出すかも考えていた。今日は左サイドバックが安西選手だったので、ケガする前にも一緒にプレーしていたことを思い出しながら、やりやすさを感じながら、90分間プレーできた。(プレーオフの)あと2試合も負けないようにしたい。
【師岡 柊生】
試合に途中から出て、得点を取ることだけを考えていた。自分が点を取って勝てたのは非常にうれしい。アントラーズは選手層が厚いので、一人ひとりの選手が「絶対に結果を出すぞ」っていう気持ちを持っていることを練習からも感じている。誰が試合に出ても勝つために練習に臨み、全員が集中しているので、(今日の試合で)勝利という結果が出てとても良かった。