優磨、レオ、両エースが決めた!川崎Fに2-0と勝利!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST 第10節、アントラーズはUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで川崎フロンターレと対戦した。
前節、茨城ダービーで悔しい結果に終わったアントラーズ。今節は川崎Fと対峙した。前節同様、アウェイながらスタンドには多くのアントラーズファミリーが駆けつけ、ピッチへ向けて力強い声援を送り続ける。また約1年ぶりに師岡柊生がメンバー入りを果たし、チームにとってもひとつの節目となるリーグ後半戦、初戦のキックオフを迎えた。
試合は立ち上がりから、やや川崎Fに押し込まれる時間帯が多く見られた。だが、アントラーズは慌てることなくチーム全体で対応し、川崎Fに得点を許さない。一方、攻撃では松村、優磨、レオ セアラ、田川らが連動しながらゴールへ迫る。2分にはレオのスルーパスから田川が飛び出し、28分には松村のアーリークロスにレオが頭で合わせるなど、惜しい場面を作り出した。セットプレーでも樋口が鋭いボールを供給し続けたが、前半は0-0のまま折り返した。
すると後半スタートから鬼木監督は安西を投入し、攻撃に厚みを加える。そして53分、ついに試合が動く。相手CKからのカウンターで田川が持ち込み、松村がシュート。このこぼれ球を取りに行った三竿が倒されてPKを獲得する。キッカーの優磨がこれを冷静に決め、アントラーズが待望の先制点を奪った。
その後もアントラーズは勝利のために集中力を保つ。60分には自陣のパスミスから無人のゴールを狙われるピンチを迎えるが、ここで植田が必死に戻って失点を許さない。嫌な流れを断ち切ると、64分には左サイドから優磨が見事なクロスを送り、最後はレオ セアラが押し込んで追加点。2-0とリードを広げた。
終盤、川崎Fに攻め込まれる場面もあったが、最後まで高い集中力を維持する。知念、チャヴリッチ、林ら途中出場組も含め全員が勝利のためだけに戦い続けると、後半アディショルタイムには師岡が約1年ぶりに公式戦復帰。ピッチイン後、すぐさま鋭いミドルシュートを放つなど、師岡はそのブランクを感じさない溌剌としたプレーを披露する。そして試合はそのまま2-0で終了。攻守両面で高い集中力を見せたアントラーズが、アウェイで価値ある完封勝利を収めた。
前節の悔しさを糧に、再び自分たちの強さを示したアントラーズ。攻守にわたって安定した戦いぶりでつかんだこの勝利を、次なる戦いへとつなげていく。



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多くのサポーターが本当に力を与えてくれたと思っています。苦しい時間もありましたが、選手たちはスタートから最後の最後まで身体を張ってくれましたし、気持ちの部分を一番求めて臨んだ中で、全選手がそれをしっかりやってくれたと思います。特に、前半を(失点)ゼロで終えて帰ってきたのが勝負を決めたといっても過言ではないくらい、後半には自信があったので、そういう意味でしっかりとそこを出してくれたかなと思います。
Q.後半から安西選手を投入した意図とハーフタイムに修正した部分について
A.幸輝に関しては「攻撃的に出たい」というチームへのメッセージと、彼のクオリティーも含めて(起用した)。前半は左サイドで少しやられていたが、守備的に行きたくなかったので、いかに主導権を取るかという部分で彼を選びました。フィーリングの部分はまだ足りないところ、本人のイメージと違う部分もあるとは思いますが、それでもゲームを読む力やボールが収まるので、非常に良かったと思います。プレスのところも、行きたいときと我慢しなければいけないときと、難しい部分もありましたけど、選手たちの中で徐々に改善してくれたと思います。
Q.(川崎F時代の本拠地である)このスタジアムでの勝利について
A.いろいろな個人的な思いはありますが、前節の水戸戦での敗戦から考えると、そんなことは言っていられなかったです。とにかく、このスタジアムで、自分がこの鹿島アントラーズというチームをどういうかたちで表現したいか、それを見せたいという思いもありました。単純に、連敗してはいけない、首位で独走していくというくらいの強い気持ちで、この(地域リーグラウンドの)折り返しが重要だという話をしていた中で、選手たちがよくやってくれたと思います。
Q.自陣でプレーすることに嫌な感覚を持っていないように見えるが?
A.「できれば敵陣でプレーしよう」と口を酸っぱくして言っています。そこまで至っていないのが自分の力不足であり、チームとして前進する方法や前進するという強い意識がまだまだ足りないと思っています。ただ、理想をしっかりと求めながらやり続けますが、最後に勝ちに持っていくのが我々の仕事であり、選手とすり合わせながら勝ち筋を見つけていくことは必ずやらなければならないことだと思っています。攻め込まれても、最後に何がチャンスになるか、みんながわかっていた中でプレーしていたと思いますし、敵陣でプレーしながらの試合巧者になりたいが、自分たちの理想通りにいかなくても試合巧者になることを求めていきたい。今日の選手たちはそれを出してくれたと思います。
Q.後半最初、田川選手がポケットを取ったシーンなど、前進の仕方が変わったように見えたが、どのような指示を出したのか?
A.本当は前半からあのような形で前進したかったというところは正直あります。前線のアクションがちょっと少なくなっていて、少し距離が長いとチャレンジしにくいというのもわからなくはないし、風下という影響も前半は多少あったかもしれません。ただ、相手が嫌がるポイント、どこで勝負すべきかというところはもっとやれたほうがいいです。おっしゃる通り、ファーストプレーで景色も変わったでしょうし、そういうプレーは大事かなと思います。
Q.師岡選手の復帰について
A.すごく、率直に嬉しいです。サッカーを楽しむ姿がすごく良いですしね。ただ、復帰した後に苦しんでいる部分もあると思います。幸輝や郁万もそうですが、自分が思ったような状態や思うようなプレーではなかったりとか、昨年は優勝は喜べましたが「自分たちがどれだけ貢献できたのか」という歯がゆさを感じていたりとか。もちろん我々はそんな風には(貢献していないなどとは)思っていないですけど、自分も選手だったので、離脱が長いとそういう思いもあると思います。でも、ここからかなと思います。全員が競争の中で戦っていますし、前節から外れた選手も何人かいますが、居残り組も全員が良いトレーニングをしたという話も聞いています。いろいろな立場で戦わなければいけませんし、どんな立場でもやるべきことをやっていかなければいけません。そういう意味でもチーム状況はすごく良いですし、競争ができているのも良いことです。これからも彼らをサポートしていきたいと思います。
Q.隙を見つけて点を決めたことについて
A.そういうものを決め切ってしまうとか、相手の隙と言ってしまって良いかはわかりませんが、隙や遅れを逃さないということ、ゲームが決するのはそういう部分だと思っています。自分たちもかなりピンチはあったと思いますが、身体を張ることで決定機にしなかったり、決定機になっていたとしても人の多さでカバーしたりとかもあったと思います。トレーニングの中でも、隙が生まれた時に失点も得点もしているので、そういう部分が(試合にも)出ているのかなと思います。
大変残念な結果になった。どのゲームもそうだが、先制点を取れば変わったと思える試合だった。ただ、点差だけでなく内容でも、アントラーズの方が上回っていた試合。我々は相手を上回ることができなかった。
【師岡 柊生選手】
復帰できて本当に嬉しかった。復帰までメンタル的にも難しい時期もあったが、安西選手や関川選手、チームのみんながいたのでここまで頑張ることができた。(シュートシーンについて)ゴール前に行ったらシュートを打つことは決めていた。打てて良かったが、やっぱり決めたかった。次の試合では決められるように準備していきたい。
【安西 幸輝選手】
相手の方が押し込んでる時間帯がすごく多かったので、とにかく「前に、前に」と意識してプレーした。徐々に徐々に体をアジャストしていかないといけないし、公式戦と練習と練習試合は全然違うということも再確認できたので、距離感だったり、攻撃だったり、もっと(状態を)上げていかないといけないと感じた。