エウベル、植田!千葉に2-1で勝利!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST 第8節、アントラーズはメルカリスタジアムでジェフユナイテッド千葉と対戦した。
ホームのメルスタで迎えたこの一戦。スタンドにはこの日も多くのアントラーズファミリーが集まり、アントラーズレッドに染まるゴール裏から力強い声援がピッチへと降り注ぐ。また、この試合は「Build the Future 新日本電工 スペシャルマッチ」として開催され、熱気あふれる舞台に華を添えた。
試合は序盤、アグレッシブに前へ出る千葉から押し込まれるも、アントラーズは冷静に対応する。そして4分、右CKの流れからこぼれ球をつなぎ、カウンターへ転じる。ここからエウベルがドリブルで一気に持ち込み、最後はゴール逆サイドへ流し込んで、先制した。
このエウベルの今季初ゴールで、アントラーズが試合の流れを引き寄せたかに見えたが、千葉も粘る。前半は五分五分といった形で45分を戦い終えた。
迎えた後半も、やや千葉のペースで進む。そして70分、千葉に同点ゴールを許し、試合は振り出しに戻る。
だが、アントラーズは下を向かない。65分に投入された柴崎、田川、林、79分にピッチに立った知念と松村らの奮闘もあり、84分、ついに勝負が動く。左CKから柴崎がニアへ入れたボールを知念がすらし、最後は植田が頭で押し込む。待望の勝ち越しゴールに、メルスタのボルテージは一気に最高潮へ達した。
終盤は相手の反撃を受ける場面もあったが、アントラーズは最後まで集中を切らさない。セットプレーの時間も巧みに使いながら時計を進め、2-1で試合終了のホイッスルを聞いた。
一度は追いつかれながらも、自分たちを見失わずに再び勝ち越したアントラーズ。交代選手も含めた全員の力でつかみ取ったこの勝利は、チームの底力を感じさせるものとなった。この勢いをさらに強め、アントラーズは次の戦いへ向かっていく。



【この試合のトピックス】
・決勝ゴールを決めた植田 直通がLIXIL賞を受賞。
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多くのサポーターが集まってくださったなかで勝つことができたのは、後押しがあってのこと。勝利という結果は良かったと思う。ただ、それ以外の部分では、自分たちが目指しているものはほとんど出せなかったと思う。もちろん、千葉の良いサッカーというものもあったが、相手以上にアグレッシブに戦わなければいけないし、もっとゴールに向かう姿勢をもたないといけない。観ている人の感動、応援してくれる人たちと一緒に戦うという意味では、ミスを何回してもいいからゴールへ向かう、自信をもってボールを受ける、そういうものの繰り返しが必要だったと思う。選手にも言ったが、勝ち続けるとどうしても安全に(行こうという気持ちに)なってしまう部分があるが、そこは気にせず次に向けて戦っていきたい。
Q.追加点を取るための打開策として何を考えていた?
A.もっとボールを動かして、相手の最終ラインともっと勝負をしなければいけなかった。あまりにも間延びしてしまったし、ボールを前進させていなかった。前進させようとしているのかどうかと思ってしまうくらい、相手が来ると(ボールを)下げてしまう試合だった。相手が来ていてもボールを(前に)つけていく、自分もそこにどんどん入り込む、追い越していく、そういうサッカーをしなければいけない。そういうことをずっと言い続けてきたつもりだったが、それができていないのは、自分自身のアプローチの問題があるのかなと強く思っている。
Q.先発復帰でフル出場した関川選手について
A.90分間戦えたことは非常に良かった。ナオとテヒョンというJリーグ屈指のセンターバックに割って入るためには、現状では簡単にはチャンスを与えられないような状況ではあるが、こういうタイミングで(起用)できたのは良かった。長い間休んでいたこともあるので、細かい部分ではやらなければならないことは多い。ひとつ、試合をすることで自信にもつながるかもしれないし、さらに競争が激しくなってほしい。このリーグ戦では、4月の終わりから5月のはじめにかけての連戦に向けて、人(試合に絡めるメンバー)を増やしていかないといけない。まだまだやらないといけないと思っている。
Q.ハーフタイムでの指示は?
A.細かい指示もいくつか出したが、それよりもやっぱり「自信をもって前進する」とか、そういう話をした。自分たちがコンパクトに戦い続けてきたので、それを続けなければいけないという話をした。本来なら選手のなかで解決してほしいという話もすることもあるが、今回に関してはそういう話をしていない。自分たちでも解決しなければいけない、最終的には自分が解決しなければいけない、そういうところはある。前節がビッグマッチで、今回が連戦の最後といった、いろいろな要素はあるが、もっともっと怖がらずにアグレッシブに行こうと伝えた。
セットプレーでやられてしまったな、と。収穫があったというようにはこの試合を見ていない。アントラーズは昔から「勝つ」というところへの思いや力が相当強いチームで、大げさに言えば、内容をちょっと置いておいてでも(勝つ)という部分もある。彼らがリードしている展開のなかで、彼らが少し力を落としてプレーしている印象もあった。我々は早々にビハインドを負っていたので、アラートにもなるし、行くしかない状況だった。決勝点を取られた後の時間の使い方も、彼ら(アントラーズ)はリラックスしてゲームを締めていたと思う。「勝つ」ということを徹底してやれるチームだと思うので、アントラーズを相手に内容が云々というのは、自分のキャリアのなかで考えたことがない。結果がすべてという形で戦えているチームなので、そのような(収穫があったという)感じはしていない。
【早川 友基】
関川選手が久しぶりに先発出場し、自分自身もなるべくサポートしたかった。理想としては無失点での勝利を関川選手と達成したかったが、しっかりと勝つことができたのはすごく良かったと思っている。
【関川 郁万】
(昨年5月以来のメルスタでのプレーは)楽しかった。ただ、前節から先発メンバーが替わり、3連戦の3戦目なので各選手のコンディションにもばらつきがある中、自分自身は約1年ぶりのフル出場でパスのテンポやポジショニングがあまりうまくいかず、相手の守備にハマってしまったことを反省している。また、試合勘を含め、コンディションをもっともっと上げていかなければいけないとも思っている。
【エウベル】
(メルスタでの初ゴールは)率直にうれしい。自分たちのホームスタジアムで、自分たちのファン・サポーターの前で得点を決めることができ、特別な感情を抱いた。ただ、ホームスタジアムではまだ1点目なので、そういう意味では今後も継続してゴールを取り続けていきたいと思うし、アントラーズのファン・サポーターの皆さんをもっと幸せにできるような形をつくっていきたい。
【松村 優太】
勝ったけれど、納得いくものでも、満足できるものでもなく試合が進んでしまった。勝てたことだけがプラスだと思っている。
【植田 直通】
センターバックとして相手の攻撃を前で潰し続けることができなかったところは自分の責任だと感じている。もっと相手を圧倒していくために、自分たちがもっとチャレンジしていくことが必要だと思っている。