レオ、ナオ!柏を2-0で撃破!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST 第3節、アントラーズはメルカリスタジアムで柏レイソルと対戦した。
ホーム連戦となったメルスタには、この日も多くのアントラーズファミリーが集結。スタンドを染めるアントラーズレッドの大声援が、選手たちの背中を力強く押した。
立ち上がりは柏にボールを持たれる時間が続く。だが、アントラーズは落ち着いて対応し、決定機を作らせない。24分にはPKを献上するピンチを迎えるも、相手エースの細谷が意表を突き、ど真ん中を狙ったが、早川が全く動ぜずにがっちりキャッチ。そこから鋭いロングフィードでエウベルのカウンターからのチャンスを演出した。この流れを引き戻すビッグプレーで、メルスタは大きな歓声とどよめきに包まれた。
そして36分、試合が動く。樋口のFKから優磨が折り返し、ゴール前で待ち構えたレオ セアラが豪快なボレーシュートを叩き込む。エースの一撃で1-0。メルスタのボルテージは一気に最高潮へ達した。
その後も植田のスルーパスからレオが抜け出すなど、アントラーズが主導権を握る展開に。前半を1点リードで折り返す。
迎えた後半もアントラーズは攻守において集中を切らせない。そして53分、右CKから樋口がニアへ鋭いボールを送ると、植田がドンピシャのヘディング弾を柏ゴールに叩き込む。貴重な追加点でリードを2点に広げた。
終盤はボールポゼッションと相手にボールを持たせる時間帯を巧みに使い分け、試合をコントロールする。90分間を戦い抜き、クリーンシートで2-0の勝利を収めた。
前節の戦いぶりから大きく変わって、攻守に渡って主導権を握ろうとする姿勢が強く出たこの試合。これをベンチマークとし、アントラーズはさらに強くなっていく。



【この試合のトピックス】
・2試合連続ゴールを決めたレオ セアラがLIXIL賞を2試合連続で受賞。
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ホームの大声援の中で「攻守で主導権を取ろう」、「強気で行こう」という話をした中で、スタートからの選手もサブの選手も、最後の最後まで強気でやってくれたと思います。得点は(2つとも)セットプレーになりましたが、それ以外でも自分が求めている部分が少しずつ出始めていますし、選手たちもボールを持っている時も持っていない時も、より主導権を取ろうという意識が高まってきていると思います。勝ちましたけど、満足はせずに突き進んでいきたい。そういう思いでいます。
Q.押される場面もあったが、守備ではほぼ穴がなかった。無失点で終えた感想は?
A.(柏は)ボールを動かすことに長けているチームですが、無失点で行こうという話はしていました。PKが入っていたら流れは違ったかもしれませんが、全体としてアグレッシブに、ボールサイドへのプレッシャーをしっかりとかけ続けてくれたので、コンパクトな中で仕事をしてくれたと思います。少しずつですけど、今までよりも良い形で球際を作れていたので、良かったのではないかと思います。
Q.欲を言えば、流れの中からの得点も欲しかった?
A.流れの中から取れれば一番良かったですけど、少しずつ前進のところ、敵陣のところでボールを動かせるようになってきた。そこからいつ(ゴール前へ)入っていくかとか、今までやってきたことを出していければいいかなと思います。選手たちはこちらの要求に応えようと努力してくれているので、本番の試合の中で良いチャレンジをしてくれていると思っています。
Q.溝口選手を先発起用した理由、球際を作れるようになった理由は?
A.修平に関しては、トレーニングでも非常に良かったこともありますし、柏というボールを持つ相手に対して、守備だけではなく攻撃の部分でもよりアグレッシブに自分たちがボールを動かす作業をやりたいという中で、そこにチャレンジできる選手の一人なので起用しました。球際に関しては、試合で「行け」と言ってもいきなり行けるものではないと思っていますが、日頃のトレーニングの中で徐々に徐々にチーム全体として行けるようになってきているのかなと。ただ、2、3日前のトレーニングは少し緩かったので、そういう話も選手たちにしました。そこ(球際)がベースにないと話にならないですし、ある程度は整理して試合には入っているので、抑えられる部分は、コミュニケーションを取ればある程度は行けるかなという感覚はありましたけど、最後にやるのは選手なので。強気で、本気で「ボールを取るんだ」という意志が現れたシーンが多くなってきたので、良かったと思います。
Q.結果を求められている中で、チャレンジする部分とのバランスが難しい?
A.そこが自分の中でも難しい部分だと思っていますが、2試合が終わっていろいろと考えた中で、勝利を求めることは変わらないです。ただ、その勝ち方とか、チーム全体がどういう形で勝つのかだったり、人(選手)のところも、やっぱり増やしていきたい。試合に出た分だけ選手は向上していくものですが、チーム全体という意味では、少しでもチャンスがあれば選手を使いながら(やっていく)。そこのテーブルに乗る努力をしてもらわないと選べない面もありますが、「俺を使え 」「使ってほしい」というのが選手の中にも出てきていると思うので、90分を通していろいろな形でチャレンジをしていきたいと思います。自分が監督なので誰を選ぶのかというところになりますが、スタートからなのか途中からなのかといったことも含めて、狙いを持ってやりましたし、今日のような勝利があると、そういった狙いを持ってやっていきたいと思いました。
Q.柏という相手に対して、やりたいことができたというのは、どのあたりに手応えを感じた?
A.手応えというか、自分たちの意識のところですね。まずは簡単に前進させないこと。アントラーズは昔から自陣の守備が弱いわけではないが、少しでも相手のゴールの近く、敵陣でボールを取る、ゴールを取るための守備をしたいという話をずっとしているので、構える姿勢も相手にとって圧力があったのではないかなと思いますし、こういう相手だからこそ、ずっと相手ボールで時間を過ごすのではなく、自分たちがしっかりとボールを握ってチャンスをつかんでいこうと。そういう意味では、両方で意識が高まってきているのかなと思います。チャンスやゴールという意味では、もっともっとやることはありますが、リーグの中でもボールを動かしてくるチームを相手にチャレンジした姿勢は評価したいですし、ここからまた積み上げていきたいという思いでいます。
試合のスタートは良かったと思うし、試合を支配しながらチャンスも作れていた。その中で決定機であるPKも得ることができたが、幼い形で外してしまい、その5分後にはセットプレーから失点して試合を難しくしてしまった。(後半にも)CKからの失点をしてしまった。セットプレーからの失点が開幕から続いているので改善に努めているが、今日も失点してしまい、試合を難しくしてしまった。悪い試合ではなかったと思うが、良いフィーリングではなく、本来にはない幼いコントロールミスがあり、選手間の良い関係性やコンビネーションはなかった。チームとして出せるであろうパフォーマンスからはほど遠かったと思う。ただ、悪い試合ではなかった。それは強調しておきたい。
【早川 友基】
一番良くないのは、練習でやっていることを試合でトライできないこと。試合でトライすることで、試合でミスが出て、そのミスを改善するために練習をしていくサイクルが必要。理想を言えば、80分以降も同じようにトライをしたかったが、少しずつ成長していくことが大事だと思う。
【レオ セアラ】
(1点目の場面について)セットプレーで樋口選手がとても良いボールをゴール前に入れてくれた。そのとき、自分が動き直したところを鈴木選手がしっかり見てくれて、結果的に彼のアシストになった。昨季も柏戦で得点を取ったが、自分たちのホームで得点を重ねて勝ち切ったことが一番大事なこと。次のアウェイ浦和戦でも、またゴールを決めて、チームの勝利につなげたい。
【樋口 雄太】
(1点目の場面について)FKで直接狙うにはちょっと遠いので無理かなと思い、ファーサイドに鈴木選手がいたので、うまくボールを届けることを意識した。鈴木選手もうまくレオ セアラ選手へ折り返してくれて、得点につながって良かった。2点目の場面は、キックの前に三竿選手からの助言もあり、植田選手がヘディングシュートを決めてくれた。2点とも相手の「高さ」という弱点をうまく突けたと思う。
【溝口 修平】
相手のウイングバックが低い位置にいるところからプレスをかけてきて、ボールを持てる状況だったので、(プレスを回避する場面は)作れたと思う。練習でやっていることは試合で通用するプレーばかりだし、どれだけ試合でリスクを負ってやれるかが、今年の自分たちの課題なので、次の試合は今日よりも良い試合をしたい。
【植田 直通】
(得点の場面は)狙いどおり。チームとしても(セットプレーでの得点を)狙っていたし、自分自身もチャンスがあると思っていた中で良いボールが来たので、合わせるだけだった。フリーの状態でシュートを打つまでの時間もあったので、しっかりとコースを狙って決めることができてよかった。ここまで、開幕戦はPKで負けたものの、90分間で負けた試合はない。前節から無失点での良い戦いが続いているので、この流れを継続させていきたい。