▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2024明治安田J1リーグ第16節、札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。
水曜日のYBCルヴァンカップ・町田戦で屈辱の敗北を喫してから、3日後。アントラーズは、北の大地で誇りを取り戻す戦いに臨んだ。
連戦の疲れとタイトルを1つ失った影響もあり、プレーにはやや精度を欠いたものの、序盤から選手たちは球際のところで相手にひるまない気持ちの強さを示した。
そして40分、名古、仲間、師岡、優磨の前線カルテットが素晴らしい連動を見せる。次々とつなぎながら、最後は師岡のパスを受けた名古が左足で強烈なシュート。一度は相手GKの菅野に止められたものの、そのリフレクションを再び左足で合わせる。これが見事に決まり、アントラーズは待望の先制点を得た。
前半でリードを奪ったアントラーズは後半も試合を優位に進める。
そして55分、菅野のクリアボールをセンターサークル付近で奪った名古が見事なロングシュートを決め、その差を2点とした。
名古のプロキャリア初となるマルチゴールで、アントラーズは完全に試合の主導権を奪う。その後は札幌にほとんど形を作らせず、交代出場で入ったチャヴリッチ、柴崎、樋口らも札幌ゴールに襲いかかる。
そしてダメ押しとなった3点目は、樋口の右CKをチャヴリッチがあり得ない角度からニアへ決める。結局、3-0とハイスコアでアントラーズは札幌から3ポイントを奪ってみせた。
タイトル喪失という苦い現実から3日後、選手たちはやるべきことをやって誇りを取り戻した。これで5月のリーグ戦は無敗で、順位も暫定2位とした。
さあ、ここからだ。
【この試合のトピックス】
・名古がプロキャリア初のマルチゴール。
・柴崎が今季リーグ戦初出場。



非常に良かったのは、この日程を言い訳にすることなく、自分たちのやるべきことを意識して試合に入ってくれたし、ピッチの中でも示してくれた。疲労がなかったとは言えない。体も軽くはなかったと思う。その中でも、我々ができることを全員でやることができた。集中して戦ってくれた。本当に素晴らしかった。
相手は力を持った相手だった。インテンシティ高く、強度も高いチームだった。彼らに球際のところを譲ってしまっていたら、流れを持っていかれたと思う。しっかりと上回って対応ができた。そこが非常に重要な部分だった。この日程の中、よくやってくれたと思う。
アントラーズでプレーするにあたり、うまくいかない日もあるし、思い描いていた結果にならないこともある。その中で欠いてはいけないことは、その日持てる力を全力で出し切ること。それはクラブとして、必ず見せていかなければいけない。選手たちはその姿をしっかりと見せてくれた。
最後に、ファン・サポーターの皆さんに感謝を伝えたい。今日も選手の背中を押し、我々に力をくださった皆さんに感謝を伝えたい。
Q.名古選手の評価は?
A.FWの選手だけではなく、2列目の選手がゴールを取っていく。そこのポジションがボールをつないでいくだけでは怖さがないし、勝てるチームにはなれない。
私は、攻撃も守備もハイレベルでできる選手を求めている。チームとして全力で戦うことで、個が輝いていく。
チャッキーも何度もスライディングをして、戦う姿勢を見せてくれた。隼斗もモロもボールを持っていない時に、どれだけ走って戦ってくれたか。
名古が2ゴールを決めたのは素晴らしかった。その2ゴールがあったのはチームがあるべき姿を見せたからこそだと思っている。
アントラーズに対して、3失点してしまったが、相手がボールを握って失点したわけではない。スコアの差は開いたものの、それほど内容に差があるゲームではなかったと思っている。
残された大会は2つしかない。その2つはすべてをかけて獲らないといけない。
札幌は、攻撃的でうまい選手も多くいる。全員がハードワークしてくるチーム。相手に合わせていくというよりかは、しっかりと自分たちのフットボールをしていく。しっかりと対策もしているので、そこを狙っていきながらプレーする。
個人的には、自分がボールを受けるのか、その先の選手が受けるのかをしっかり見て、みんなの目線がそろうようにやっていくことができればうまく崩していけると思う。距離感が遠すぎてしまうと孤立してしまうので、いい距離間でいい判断をしながらやっていきたい。
リーグ戦では悪い試合をしているわけではない。今までやってきた積み重ねは絶対にある。それを継続していきながら戦っていくしかないと思っている。
【濃野 公人】
リーグ戦はこれからも続いていく。タイトルを獲るためにこの試合が重要な一戦になることには変わりない。連戦だが、みんなで良い準備をして臨んでいく。
簡単な試合はないと思っている。自分たちの良さを出していくことが重要になってくると思う。やるべきことをしっかりと整理して挑んでいけば、勝ち点3は近づいてくる。
前からプレスをかけてくるような相手に対して、サイドバックというポジションはポイントとなると思う。広島戦でできたような、いいイメージをもって試合に入っていく。自分はディフェンダーなので、まずは無失点というところにこだわってやっていく。後は得点やアシストという目に見える結果でチームに貢献していくというところも積極的に狙っていく。
(先制点の場面は)チームとしてやってきた形が出たと思う。モロも良かったし、しっかりとアイコンタクトもできて、ボールを出してくれると信じて、あのスペースへ走り込んだ。
(2点目の場面は)チームとして守備のところで連動していくという狙いを持っていた。優磨がプレスをかけてくれた。あのプレスがなかったら、自分のところにはこぼれていないと思う。チームで取ったゴールだった。
得点に絡んでいきたいし、絡んでいくべきだと思っている。それがチームの勝利につながればベスト。まずは、チームが勝つことにフォーカスしながら、プレーしていきたい。
チーム内で競争もあるし、日頃のトレーニングの中で自分がどれだけ意識高くプレーできるかが大事になってくる。その意識は常に持っていかなければいけない。
チーム全員の力で今日も勝利することができた。ただ、まだまだやれると思う。また次の試合へ向けて、いいトレーニングを積んでいく。
【師岡 柊生】
トレーニングから先制点のようなコンビネーションをやっている。トレーニングでやっていることが、試合でもできたゴールだった。
タイトルを獲るためにはこの先、1試合も落としてはいけないと思う。一人ひとりがいい準備をして、勝利を続けていけるようにがんばっていく。
まだ課題はたくさんあるし、個人的には結果を残すことができていない。チームのために戦いつつ、ゴールも狙っていきたい。
【知念 慶】
マンツーマンでくる相手に対して、先制点を取るまでは難しい時間もあったが、しっかりと先制点が取ることができた。そのあとは、自分たちがゲームコントロールをしながら、相手のミスやセットプレーから追加点も奪うことができた。この過密日程の中で、非常にいいゲームができたと思っている。