
公式戦9試合負けなしと好調の鹿島が、J1第11節でアウェイで浦和と対戦した。15日に開幕20周年を迎えることから過去20年間で最多優勝回数を誇る鹿島と最多入場者数を誇る浦和が対した一戦は、「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」と銘打ち開催された。記念の試合で、鹿島は野沢のゴールで先制したが、不可解な判定もあり1-3で敗れて、J1第4節以来となる黒星を喫した。
序盤は一進一退の攻防が繰り広げられ、球際でも激しい競り合いが展開されたが、徐々に鹿島がペースを握る。23分には柴崎の縦パスを大迫がゴール前に落とし、後方から走り込んだ小笠原がシュートを狙ったが、ボールは惜しくもGKの正面を突いてしまう。
攻めの形を作り始めると、32分にはセットプレーからビッグチャンスを迎えた。左サイドでのFKから小笠原がゴール前にボールを送ると、ニアサイドで青木が逸らし、ゴール前に飛び込んだ岩政が右足で決定的なシュートを放つ。ところが、ボールは惜しくも枠の上に外れてしまった。
スコアレスで迎えた後半も鹿島がリズムをつかむと、63分にカウンターから決定機が到来した。右サイドで柴崎のパスを受けた野沢が、ドリブルで中央に切れ込む。相手DFを1人かわして、左足で放たれたコントロールシュートは、美しい弧を描きながら測ったかのようのサイドネットに吸い込まれた。
野沢のビューティフルゴールで先制した鹿島だったが、66分にCKから那須のヘディングシュートで同点ゴールを奪われた。そして79分には、右サイドから梅崎に上げられたクロスを興梠に頭で合わされ、逆転弾を浴びる。興梠はオフサイドポジションに位置していたため、鹿島は審判に抗議を行うが判定は覆らず、逆に小笠原とダヴィが警告を受けてしまった。
不可解な判定もあって試合をひっくり返されたが、ビハインドを負った後も中村と本山を投入して再びゴールを狙い攻め込む。87分には野沢のFKから岩政が決定的なヘディングシュートを放ったが、相手GKに弾き出されてしまい得点ならず。逆に、88分にカウンターを受けると、梅崎に3点目を奪われてしまった。
結果的に2失点目の判定が試合の趨勢を大きく左右した格好になり、悔しさとともに後味の悪さが残ることになった。好調さを思いもよらない形で止められてしまったが、ナビスコカップの敵地での大分戦が中3日で行われる。18日のJ1第12節のホームでの名古屋戦ではクラブの絶対的な存在であるジーコ氏も来日することから、気持ちを切り替え連戦に臨みたい。















【この試合のトピックス】
・Jリーグ20周年記念試合となったこのゲーム、両チームのレジェンドであるアルシンド氏とポンテ氏が招待された。
・ダヴィに警告が出され、これで累積4枚となり次節出場停止。


・この雨を蒸発させるくらいの情熱を見せろ。勝負を楽しめ!
・自分たちのサッカーを信じること。必ず結果が付いてくる。
・前半同様に相手のセットプレーは体をはって集中すること。
前半から自分たちのサッカーが出来ていたと思う。チャンスで決められなかったのがこの結果となった。(2失点目は)慎三さんが触っていたから、オフサイド。でも、その前に決められる時もあった。失点した時間も悪い。自分自身のチャンスはこれまでの試合と比べたら多かったし、決めるだけというシーンもあった。悔しい。
【岩政 大樹】
今日は気持ちを出して試合に入った。慎三にそれほどボールは入らなかったと。(2失点目は)勝敗にかかわる判定。今日くらいの集中力と運動量があれば、これから勝点を積み上げて行くことが出来る。
青木選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。