優磨、三竿、チャヴリッチ!町田を3-0で撃破し、6連勝!
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST 第7節、アントラーズはMUFGスタジアムでFC町田ゼルビアと対戦した。
ここまで明治安田J1百年構想リーグ5連勝中のアントラーズ。今節はMUFGスタジアムという大舞台で、町田と対峙した。アウェイながらスタンドにはこの日も多くのアントラーズファミリーが駆けつけ、ピッチに向かって力強い声援を送り続ける。今季初先発となった松村、田川らを擁し、連勝をさらに伸ばしたい一戦のキックオフを迎えた。
試合は立ち上がりからアントラーズが積極的に前へ出る。1分、田川が前線で仕掛けていい形を作ると、5分にさっそく試合が動いた。レオ セアラからのパスを受けた松村がラストパスを送り、最後は優磨が冷静に決めて先制。幸先の良いスタートで、試合の流れを引き寄せた。
その後もアントラーズはテンポよくボールを動かしながら主導権を握る。先発スタートとなった柴崎が激しいプレスをまじえながらゲームをコントロールし、植田、テヒョンら最終ラインも大きな崩れは見せない。すると44分、自らのプレスでチャンスを作りだした三竿が、松村、田川につないでもらい、最後は自らフィニッシュ。三竿の今季初ゴールで2-0とリードを広げ、理想的な形で前半を終えた。
後半に入ると、町田がいきなり4枚の交代カードを切って反撃に出る。この勢いに押され、交代出場の藤尾から立て続けに決定的なシュートを放たれるも守護神の早川がビッグセーブを見せ、得点を許さない。
町田優勢の時間帯が続いたものの、77分には一度、小川がネットを揺らす。これはVARチェックの末にオフサイドでノーゴールとなったが、最後は後半アディショナルタイムにレオ セアラのラストパスから途中交代でピッチに立ったチャヴリッチがきっちりと決め、ついに3-0。完膚なきまで町田を叩きのめした。
アウェイながらホームさながらの大歓声に包まれたMUFGスタジアムで、3-0の完勝。アントラーズはその連勝を6へと伸ばした。今季初先発の田川、松村も躍動し、さらには後半アディショナルタイムに関川も約10カ月ぶりとなる嬉しい公式戦復帰を果たした。この勢いをさらに加速させ、次節はホームのメルカリスタジアムで千葉を迎え撃つ。



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まずはアウェイゲームでもありますけれど、ホームのような雰囲気を作ってくださったサポーターにお礼を言いたいと思います。選手もその応援に全力で応えてくれたと思いますし、スタートからアディショナルタイムを含めて最後の笛が鳴るまで、全力を尽くしてくれたと思います。
狙った形で早い段階で(先制点を)取れたのもありますし、後半は町田さん側の4枚替えで押し込まれるシーンもありましたけれど、そこでしっかりと耐えたことが3点目につながったと思います。本当に、スタートの選手、サブの選手、メンバー外の選手も含めて、本当に今、いい競争が行われていると思うので、素晴らしい環境をまた続けていければという強い思いでいます。
Q.松村選手が先発起用、関川選手が復帰となりました。ケガで苦しんできた選手の復帰への思いも含めて2人の評価を教えてください。
A.松村選手に関しては、多くのゲームをこなせているわけではなく、万全ではなかったと思います。それでもチームのコンセプトの中で、彼が必要だという思いの中で抜擢しました。練習よりもいいパフォーマンスをしてくれたかなというふうに思っています。彼が今日得た自信をもって、またこの先もプレーしてもらえればと思います。
関川選手は復帰してからもなかなか出場のチャンスはなかったですけど、いつか、どこかで使いたいという思いがありました。できれば本当はホームゲームで、とは思っていたのですが、ああいう素晴らしい舞台をサポーターが用意してくれましたし、また選手たちがそういう環境を作ってくれたので、本当に自分も自信をもって出すことができました。また、自分自身も選手のときにケガが多かったので、本当に苦しい中で復帰してきたという思いがあると思いますし、またうれしさも(ありますが)、復帰した後になかなかゲームに絡めない悔しさというのは選手にとっては本当に難しいものです。それは安西選手も一緒ですが、そういう思いで今も過ごしていると思いますので、本当にチームみんなでサポートし合いながら、競争し合いながらやっていければなと思います。サポーターに囲まれた、非常にいい復帰だったと思います。
Q.前半からボールを握りたい思いがあったと思いますが、それがうまく表現できた要因と評価をお願いします。
A.やはり成長している部分は、自分たちの狙いの部分はあるけれども、その中でボールを動かすこと。その一辺倒にならないで、しっかりとボールを握りながら、その狙いにもっていくというか、そういうものをしっかりと表現してくれたと思います。途中で少し、もっともっとチャレンジしていいかなという場面はありましたし、外から見ていると、もう少しいけそうかなというのもありましたけれど、でもそこはボール、試合前も選手に言いましたけれど、ボールを持った選手の決断を尊重しようという話をしていたので、それはまた振り返りで言っていこうかなと。もっとチャンスを作れるし、期待したい思いはあります。
Q.柴崎選手を以前に見たときと全然イメージが違うように思うが。
A.今、自分が就任してからも一番いい状態でやっているんじゃないかなと思います。それは本人と話した中でも、やはり帰ってきて「優勝させなきゃいけない」という強い意志、そういう強いものがあって、かなり背負っていたものが大きいのだなと思いました。もちろん去年の優勝はうれしさと悔しさがあると表現していましたけれど、今シーズンのはじめに話した中で、そういうものから少し解放されるというか、自分に集中してやれている、サッカーをまた改めて楽しんでいる。それが今、すごくいいと思います。もちろん、昨年からずっと自分は強度のところもチーム全体に求めているところがありますので、攻撃の良さがあるから、よりそういうところも研ぎ澄まして、今できていると思いますので、このまま続けていってほしいと思います。今まで以上と言いますか、もっともっと高いところを求めてやれていると思いますので、自分自身ももっと高い要求をしていきたいと思います。
Q.今季初スタメンの田川選手の評価をお願いします。
A.彼のスピードと強度は、なかなか日本の中ではいないんじゃないかなって思わせるぐらいです。今、鈴木選手とレオ セアラ選手の2トップが多いので、なかなかチャンスはなかったかもしれないですけれど、あの3人は常に競り合っていて、誰がスタメンで出てもおかしくない。むしろいつ先発でもおかしくないぐらいの、そういうものを練習で見せてくれていますし、また、あそこ(三竿選手のゴールの場面)でしっかりとパスを出せるところとか、やっぱりそういうチームプレーも出せるので、そこは本当によかったと思いますし、先ほども言いましたけれど、もっとチャレンジする選手がいれば、彼のチャンスはまだまだ増えるかなと思いますので、ケガとかそういうものがないようにしっかりとやっていければ非常に良いと思います。
Q.林選手の評価を教えてください。
A.新人の選手でありますけれど、本当に早い段階でチームにフィットしてきていると思いますし、何よりひたむきさとか、あとはゴールへ向かう部分、球際も含めて、サッカーのベースの部分の能力をしっかりともっていると思いますので、そこのところを出しながら自分の良さを出していってもらえればと思います。また、やはり前の選手なので数字というものも本人もこだわっているところがあると思います。まだ先発の機会はないですけれど、それでも短い時間でも結果を出して、攻守で貢献できる選手だと思ってますので、もっともっと伸ばしていければと思います。
シンプルに言うと全く良くなかったなというのが一言目に出てきます。昨年のリーグ王者である鹿島は、心・技・体すべてにおいて強い力をもっていて、相手を上回っていくメンタルも優れているし、その上で高いスキルも伴っている。総合力の高いチームですので、立ち上がりのところからもっと上回っていくだけの総力と気概をもって行かなければならないというところは、もちろん送り出すときには話はしていましたが、立ち上がり、前半の終わり際、それから最後の3点目の終了間際、アディショナルタイムといったと間の際(きわ)のところで、自分たちが自滅するようなプレーが出ているようでは、こういうゲームをものにするのは難しいなと思いました。
【関川 郁万】
うれしかった。この10カ月、苦しいときや辛いときもあったけれど、すべてが報われた瞬間だと思ってピッチに入った。安西選手や師岡選手らとともに、去年、長期離脱して優勝が決まったときにファン・サポーターが僕たち3人のチャント歌ってくれたりしていたので、自分がもっと恩返しできるようにプレーしていきたい。これからもアントラーズの勝利のためにプレーしていきたいと思っている。
【三竿 健斗】
何のためにハイプレスをするかと言ったら、いつもゴールを取るためにということを鬼木監督から言われているし、今チーム全員でハードワークできているので、そういった努力だったり、犠牲心というのが得点に結びついたと思う。だから、あれは本当にチームで取ったゴールだと思っている。去年はゴールもアシストもできなかったので、今季は結構早い段階で取れて良かったし、今日は自分の良さも出しつつゴールを取れて良かった。
【田川 亨介】
ピッチの真ん中にいて、我慢しながら相手の背後へ抜け、攻撃の起点を作ったりする回数をもっと増やせたら良かったし、自分自身もリズムを作るためにボールに触ったり、そういうことをやりながら、そういった場面を増やしていけたらいいと思う。アシストの場面も自分で打つ気ではいたが、三竿選手がいい守備からいいポジションを取ってくれていたので、ゴールの確率が高い方をチョイスして得点につながって良かった。
【松村 優太】
ピッチに戻ってこられたのと、しっかり3-0で勝てたことが良かった。(復帰するために)非常に良いトレーニングを積んでいたし、アントラーズでの日々の練習に取り組んでいれば大丈夫だという気持ちがあったので、うまく試合に入れたことも良かった。前半は特にうまくボールを持ちながら良い試合ができていたので、後半に押し込まれたときにどうゲームを進めていくかということが今後の課題だと思う。
【鈴木 優磨】
前半は自分たちが積み上げているものを表現できた。後半は苦しい時間帯もあったけれど、みんながこだわりをもって簡単に(ゴールを)割らせないし、それは練習からやっているから試合で出せたと思う。練習から自分たちのやりたいことだけじゃなくて、苦しいこともやっぱりやらないと今のアントラーズでは試合に出られない。その基準を自分たちでもっともっと上げていかなければならないなと思う。