
苦手の8月に入り、ここまで未勝利の鹿島は数的不利の中、勝点3への執念を見せたが最後の最後に同点ゴールを許し、1-1のドローに終わった。だが清水が1-4と新潟に負けたため、名古屋に次いで暫定2位と順位を1つ上げる幸運を得た。
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首位争いに生き残るためにもアウェイながら絶対に負けられない鹿島は前半早々の6分、是が非でも欲しかった先制点を得る。決めたのは、第13節以来7試合連続先発出場となる大迫。ここ2試合連続ゴールを決めるなど、結膜炎明けながら好調ぶりを発揮する興梠のゴールへ向かうクロスを、苦手としてきたヘディングで角度を変え、見事な先制ゴールを上げた。


これで勢いに乗るかと思われたが、ここまで4連勝中というG大阪の勢いに徐々に押され始める。遠藤、橋本、明神、二川と日本でも屈指の中盤を誇るG大阪にうまくパスを回され、平井、イ グノに再三ゴールを脅かされる。しかし、大阪の暑さにも負けない高い集中力で曽ヶ端らがしっかりとゴールを守りきった。


終了間際にもCKからジウトンがフリーで飛び込むなど、効率の良い攻めでチャンスを見計らいつつ、しっかりとした守備をみせた鹿島が理想的な形で前半を戦い終えた。

後半に入り、ゲームは思いもかけない状況に陥る。先ず開始前、前半途中に交錯プレーからピッチに強く頭を打った小笠原が大事を取って青木に代わる。さらには65分、小笠原からキャプテンマークを受け継いだ中田がこの日2枚目のイエローカードで退場を余儀なくされた。

文字通り中盤の大黒柱2人を失った鹿島は74分に大迫に代え大岩をピッチへ送り出すなど中央を厚くして守りを固め、相手が前がかりになった時にカウンターを狙うという戦術を徹底する。

そして全ての苦しみを乗り越え、アウェイで勝点3をほぼ手中にした試合終了間際、最後の最後で鹿島の守りが力尽きた。90分、宇佐美のクロスをチョ ジェジンに頭で落とされ、最後は橋本に5試合連続となるゴールを決められ、ついに同点とされる。その後、鹿島は怒濤の攻めを見せ、アディショナルタイムには興梠が惜しいチャンスを逃すなど惜しい場面もあったが、結局は1-1のドローで終了のホイッスルを聞いた。
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中2日、猛暑の万博という悪条件の中、1人少ない状況で戦い抜いた鹿島だったが最後の最後に勝点2を失った。これで8月に入り未勝利の状態は変わらず。今日退場となった中田、そして累積警告でジウトンを欠く布陣で臨む今週末のC大阪戦は、リーグ4連覇に向け今後の試金石となることだろう。







・相手のマークをしっかりしよう
・後半も立ち上がりから集中していこう
・いいボールが入っているが、しっかりポイントを作って前半からの攻撃を続けること
・相手のリスタート、スローインも含め集中すること
点を取ったが勝たないと意味がない。前半はボールを持たれてきつかった。2点目を取れるチャンスがあったのでそこを決めたかった。
【曽ヶ端 準】
10人でよく我慢したと思う。10人になってもカウンターでチャンスを作っていたし、勝点3をとれると思っていた。DFラインも交代したが、チームとして混乱はなかった。次節は出場停止もいるので踏ん張りどころになると思う。しっかりと切り替えて戦いたい。
【青木 剛】
失点の時間まではうまく対応できていたと思うし、最後の最後に決められてしまって残念。自分にとっては久しぶりの長い試合出場だったが、役割もはっきりしていたのでいい形で試合に入れたと思う。今日45分出場したことで試合になじむことが出来たので、次節で出場チャンスがあったら柔軟に対応できると思う。チームが勝つために自分がなにができるか考えてプレーしたいと思う。
【新井場 徹】
守りきれると思ったけれども、仕方がないです。最後の部分は球際の部分で寄せきれずに失点してしまった。2試合連続で終了間際に同点に追いつかれてしまっているが、10人になってもチャンスを作っていたし、この結果に悲観することはないと思う。次節は出場停止もいるので短い時間でいい準備をしたい。
【興梠 慎三】
勝ちきれなくて悔しい。最後のチャンスは絶対に決めないといけなかった。すぐ次があるのでいい準備をしたい。