千田、チャヴリッチ、レオ!鈴鹿に3-0で勝利し、3回戦へ進出!
天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 2回戦、アントラーズはメルカリスタジアムでアトレチコ鈴鹿と対戦した。
リーグ戦からメンバーを大きく入れ替えて臨んだ、このゲーム。山田、千田、テヒョン、林、吉田、そしてこれが公式戦デビューとなる大川、元砂らが先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりからアントラーズがボールを保持する展開となる。15分にはエウベルが左サイドでボールを奪い、最後は吉田がクロスバーの上に外したが、ダイレクトシュートを狙う。21分にはカウンターからエウベルが左足で狙うなど、徐々にチャンスを作り出していった。
一方で鈴鹿も粘り強い守備を見せ、アントラーズはなかなかゴールを割ることができない。23分にはエウベルから大川へつなぎ、鋭いグラウンダーのクロスを入れるが、ゴール前でシュートのタイミングには合わない。結局、前半は0-0で折り返した。
しかし後半開始直後、ついに均衡が破れる。47分、チャヴリッチのFKから生まれたこぼれ球に千田が反応。落ち着いたトラップから振り抜き、ゴールネットを揺らした。貴重な先制点に、メルスタのボルテージも一気に高まった。
その後もアントラーズは攻撃の手を緩めない。60分には鬼木監督がレオ セアラ、松村を投入し、さらに前線へ圧力をかける。すると75分、元砂のボールに反応したレオが相手選手に倒され、PKを獲得。このPKをチャヴリッチが冷静に決め、2-0とリードを広げた。
さらに90分、小川のクロスにレオ セアラがしっかりと合わせ、3点目。最後までゴールを狙い続けたアントラーズが、試合を決定づけた。
その後も集中を切らすことなく守り切り、3-0で試合終了。前半は鈴鹿の粘り強い守備に苦しんだものの、後半に入って一気に3得点。さらには被シュート数は0と、リーグ戦とは異なるメンバー構成のなかでも勝負所でしっかりと力を示した。
アントラーズでの初ゴールとなる先制点を決めた千田、PKをしっかり決めたチャヴリッチ、そして途中出場からダメ押しとなるゴールを奪ったレオ。チーム全員でつかみ取った勝利で、アントラーズはこの日本一を決めるノックアウトトーナメントでしっかりと次へ駒を進めた。
また、共に闘おう。



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このトーナメントという戦いにおいて一番重要なのは、勝ち進むこと。多くの選手が前節から替わってスタートしましたけれども、しっかりと力を出してくれたことを本当にうれしく思います。また、この平日の中でも、サポーターの方々が足を運んでくださったことに本当に感謝します。
天皇杯はこの先も平日開催があると思います。力を結集させて勝ち進んでいきたいので、アウェイでも、ホームでも来てもらえればと思います。
今日は暑さがすごかったので、もちろん点を取れたこともよかったですけど、最後の最後までゼロで抑えられたこと、本当にタフになってきたなと思いますので、中2日の東京V戦をより良いかたちで準備してチャレンジしていきたいなと思います。
Q. 前半をスコアレスで折り返したことについては?
A. 相手は普段と違うシステムで、守備から入る雰囲気がありました。そこからのカウンターというのは彼らの得意なところで、少し自分たちが構えてしまったかな、もう少し厳しいところにボールを入れていければ良かったかなとは思います。ただその反面、焦れずに戦っていたとも思います。
前半はどうしても相手に頑張り切られてしまうところはあると思っていたので、攻撃のところでもっとという部分はありましたが、チャンスを作らせなかったという意味ではしっかり構築できていました。後半勝負になると思っていて、セットプレーがキーになるという話をしていた中で、そこで取れたことは良かったと思います。
今日のメンバーに限らずですが、前半からもっと主導権を取って、もっと危険なところに入っていければ、そこは課題としてやっていきたいなと思います。
Q.大川 佑梧選手・元砂 晏翔仁 ウデンバ選手がスタメンだったが、どのような評価をしているか?
A.佑梧については自分の本来のポジションではなかったですが、本当にアグレッシブにやってくれたかなと思います。トレーニング以上にプレーを楽しんでいるような姿も見られましたし、上下動も多くアグレッシブにやっていて、球際も迷わずやっていて非常に良いプレーが多かったと思います。もちろん、取った後のボールの細かいところなど、まだ勢いでやっているところもあるので、全体像が見えるともっと良くなりますが、まずは1試合目として自分を出すというところを求めていたので、そこは非常に良かったのかなと思います。
アントニについては、スケール感のある選手になってほしいので、厳しい言い方をすれば前半は物足りない。ブロックを組んでいる相手でも、厳しいところにボールを入れたり、自ら入っていくことができる選手なので、これからやってくれればと思います。でも、尻上がりに良くなっていったと思います。また、あれだけ足が伸びる選手ですので、ボールに触れるところや中盤での競り合いにおいて主導権を取れるところは出てきていると思います。公式戦初めて、しかも不慣れなボランチで出場したという意味では、素晴らしいデビューだったと思います。2点目の場面なども入っていったりと、求めていることもやってくれていますが、期待しているので、厳しくいきたいなと思います。
アントラーズは伝統的に隙のないチームで、我々が地域リーグのチームだからといって手を抜いたり、いつでも勝てるだろうという雰囲気がないチーム。その中でも、ちょっと隙ができたら勝つチャンスもあるかと思っていたが、隙を見せるようなことはあまりなかった。
ただ、選手たちにはいい経験になったと思うし、普段やっている地域リーグとの違いを、自分たちで感じられたのは1つの収穫になったと思う。
【山田 大樹】
僕が出場してできることは失点しないことなので、そこが達成できたのは良かった。自分がプレーするなかでサポーターの声援を受けるのが久しぶりだったので、すごく心強かったし、やっぱり勝ちに持っていってくれるなと感じた。連戦が続くなかでも、目の前の試合に100%で臨める準備を毎日することが、タイトルを獲る方法だと思っている。
【大川 佑梧】
最初は少し緊張したけれど、いつも鬼木監督が言っているように、やはり楽しんでやることが一番大事だと思った。やっとこのアントラーズでプレーすることができて、ひとつ、自分の目標でもあったことがかなった。もっともっとチームの勝利に貢献したいし、ここはひとつの通過点だと思うので、もっともっとアントラーズを勝たせられるように、まずはしっかり練習からどんどんアピールしてがんばっていきたい。