ホームタウンを巡る
霞ヶ浦と帆引き船~行方市天王崎~
2021.10.31(日)
10月24日(日)、行方市麻生の天王崎の観光帆引き船を見に行ってきました。この日は穏やかな秋晴れで、空気もすがすがしく、とても気持ちのいいお天気でした。
行方市天王崎のコテラスに帆引き船見学のための受付があります。帆引き船を水上で見るためには、ここで受付をして観光船に乗ります。
観光船は15時半出発の予定ですが、風が弱すぎると帆引き船の帆が張れない場合もあるので、その場合はご了承くださいということでした。
ライフジャケットを着て観光船に乗り込み沖まで出ます。西の方角には紫峰(しほう)筑波山が見えます。水上では視界を遮るものがないので、とても新鮮な光景です。
沖まで進むとまもなく湖上に2艘の船が見えてきました。帆をあげる前の帆引き船です。帆引き船に近づいていくと、漁師さんたちが帆を上げる準備をしているのが見えました。どうやら帆をあげることが出来るようです。
私の乗った観光船の船長さんは行方市麻生漁業協働組合の代表理事組合長の越川さんでした。越川さんは、お客さんがベストポジションで帆引き船と筑波山を写真撮影出来るように、巧みな舵さばきで船を操縦します。お客さんを乗せながら帆引き船にぶつからないよう安全に、そしてお客さんがベストポジションで写真撮影が出来るようにと多方面に気を配りながら船を操縦します。ベテランでないとこなせない技なのではと思われます。
帆がだいぶ上まで上がってきました。青い空に白い帆が美しく映えます。帆の大きさは、高さ9m、幅が16mあるそうで、船の上の漁師さんたちがとても小さく見えます。
帆引き船はもともとは漁をするための船でした。昔は夜に帆引き船で漁をしていたそうです。その理由は夜だと魚が逃げないからだそうですが、夜の漁は周りが暗いのでとても大変だったということでした。
空、水、山そして船しかない景色を見ていると、タイムスリップしたかのような気持ちになります。
風を受けて湖上をすすむ姿は日本的な優美さが感じられます。「霞ヶ浦の貴婦人」と呼ばれるのも納得です。
帆引き船の風景が本当に美しいので、夢中で写真をとっていると、船の近くに鳥が集まってきました。帆引き船が仕掛けた網に魚が入っているようです。
観光船をさらに帆引き船に近づけて、漁師さんたちが網をひきあげる様子を見せてくれました。どのくらい魚が入っているのかお客さんたちも興味津々です。
網に入った魚を見せてくれました。霞ヶ浦名産の白魚(シラウオ)がたくさんとれました。透明で光っていて、つぶらな瞳がかわいい小魚です。「霞ヶ浦のダイヤモンド」と呼ばれています。少し大きめの銀色の魚は「ワカサギ」です。ワカサギも霞ヶ浦の名産品です。どちらもキラキラと光って本当にきれいです。
いつの間にか西の空がピンク色に染まってきました。岸に戻ります。
とれたシラウオやワカサギは観光船に乗っていたお客さんにお土産として配られました。シラウオもワカサギも煮干しや佃煮に加工されて販売されることが多いのですが、天ぷらや卵とじにして食べるのも美味です。
湖上でさわやかな風にふかれながら美しい景色を見て、心身ともにとてもリフレッシュすることができました。地元の良さを再発見できた貴重な時間でした。
文・写真:橋本(地域連携チーム)
【2021 行方市観光帆引き船の操業について】
【操業期間】
10月2日(土)〜12月5日(日)の土・日(土曜日は団体予約のみ。 日曜日は個人予約のみとなります)
【受付場所】
・麻生地区:天王崎観光交流センターコテラス内
・玉造地区:行方市観光物産館こいこい裏 臨時受付所
・出航時間:15時30分
・受付時刻:12時から
【料金】
大人2000円/小人1000円(未就学児無料)
【お問い合わせ】
行方市まちづくり推進機構 0299-57-6621(平日のみ)
※今後の新型コロナウイルス感染の状況により、やむを得ず見学船乗船を中止とする場合があります。
行方市天王崎のコテラスに帆引き船見学のための受付があります。帆引き船を水上で見るためには、ここで受付をして観光船に乗ります。
観光船は15時半出発の予定ですが、風が弱すぎると帆引き船の帆が張れない場合もあるので、その場合はご了承くださいということでした。
ライフジャケットを着て観光船に乗り込み沖まで出ます。西の方角には紫峰(しほう)筑波山が見えます。水上では視界を遮るものがないので、とても新鮮な光景です。
沖まで進むとまもなく湖上に2艘の船が見えてきました。帆をあげる前の帆引き船です。帆引き船に近づいていくと、漁師さんたちが帆を上げる準備をしているのが見えました。どうやら帆をあげることが出来るようです。
私の乗った観光船の船長さんは行方市麻生漁業協働組合の代表理事組合長の越川さんでした。越川さんは、お客さんがベストポジションで帆引き船と筑波山を写真撮影出来るように、巧みな舵さばきで船を操縦します。お客さんを乗せながら帆引き船にぶつからないよう安全に、そしてお客さんがベストポジションで写真撮影が出来るようにと多方面に気を配りながら船を操縦します。ベテランでないとこなせない技なのではと思われます。
帆がだいぶ上まで上がってきました。青い空に白い帆が美しく映えます。帆の大きさは、高さ9m、幅が16mあるそうで、船の上の漁師さんたちがとても小さく見えます。
帆引き船はもともとは漁をするための船でした。昔は夜に帆引き船で漁をしていたそうです。その理由は夜だと魚が逃げないからだそうですが、夜の漁は周りが暗いのでとても大変だったということでした。
空、水、山そして船しかない景色を見ていると、タイムスリップしたかのような気持ちになります。
風を受けて湖上をすすむ姿は日本的な優美さが感じられます。「霞ヶ浦の貴婦人」と呼ばれるのも納得です。
帆引き船の風景が本当に美しいので、夢中で写真をとっていると、船の近くに鳥が集まってきました。帆引き船が仕掛けた網に魚が入っているようです。
観光船をさらに帆引き船に近づけて、漁師さんたちが網をひきあげる様子を見せてくれました。どのくらい魚が入っているのかお客さんたちも興味津々です。
網に入った魚を見せてくれました。霞ヶ浦名産の白魚(シラウオ)がたくさんとれました。透明で光っていて、つぶらな瞳がかわいい小魚です。「霞ヶ浦のダイヤモンド」と呼ばれています。少し大きめの銀色の魚は「ワカサギ」です。ワカサギも霞ヶ浦の名産品です。どちらもキラキラと光って本当にきれいです。
いつの間にか西の空がピンク色に染まってきました。岸に戻ります。
とれたシラウオやワカサギは観光船に乗っていたお客さんにお土産として配られました。シラウオもワカサギも煮干しや佃煮に加工されて販売されることが多いのですが、天ぷらや卵とじにして食べるのも美味です。
湖上でさわやかな風にふかれながら美しい景色を見て、心身ともにとてもリフレッシュすることができました。地元の良さを再発見できた貴重な時間でした。
文・写真:橋本(地域連携チーム)
【2021 行方市観光帆引き船の操業について】
【操業期間】
10月2日(土)〜12月5日(日)の土・日(土曜日は団体予約のみ。 日曜日は個人予約のみとなります)
【受付場所】
・麻生地区:天王崎観光交流センターコテラス内
・玉造地区:行方市観光物産館こいこい裏 臨時受付所
・出航時間:15時30分
・受付時刻:12時から
【料金】
大人2000円/小人1000円(未就学児無料)
【お問い合わせ】
行方市まちづくり推進機構 0299-57-6621(平日のみ)
※今後の新型コロナウイルス感染の状況により、やむを得ず見学船乗船を中止とする場合があります。