絶景を巡る〜水郷の桜〜

2021.04.01(木)
鹿島アントラーズのホームタウンである潮来市と行方市は川や湖に囲まれた「水郷」と呼ばれる地域です。水田も多く、おいしいお米がたくさんとれる地域でもあります。

今回は水郷地帯の「水辺に咲く桜」を撮影しに行ってきました。

撮影日は3月26日(金)。朝方は前の日に降った雨の影響で霧が濃く、景色が見えないくらい一面真っ白でした。川や湖が多いこの地域はよく霧が発生します。

午前9時頃になると霧も姿を消し、すっきりと晴れてきました。あたたかくいいお天気です。

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上の写真は行方市麻生の霞ヶ浦湖岸のサイクリングロードの桜です。

五分咲きといったところでしょうか。まだ満開ではありませんでしたが、綺麗な薄ピンク色の花を咲かせてサイクリスト達の目を楽しませています。

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次は潮来市牛堀(いたこしうしぼり)の桜の名所「権現山(ごんげんやま)」に行ってみることにしました。

例年さくら祭りが行われて賑やかなこの場所ですが、やはり今年は行われないそうです。

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上の写真は、霞ヶ浦が常陸利根川となって流れ出るあたりの景色です。川にかかっている橋は国道51号線の北利根橋です。

権現山の桜は三分咲きぐらいでしたので、まだこれから花を楽しむことができそうです。

常陸利根川沿いに進み潮来市中心部の川沿いの桜並木に来てみました。

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遠くに見える橋は潮来大橋です。

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水面に緑が映り水郷の風情が感じられます。

最後に前川あやめ園の桜並木に来てみました。

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こちらはほぼ満開の桜です。平日で人もまばらで、桜の下でゆっくり静かに花を楽しむことができました。

週末、雨が降ってしまいましたが、29日の月曜日もまだ花がたくさん咲いていました。

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水郷の水辺の桜は静かにたたずみ、人々の目を楽しませてくれていました。

<番外編>
撮影中、かわいい鳥に出会いました。調べてみたところ、鴨の仲間の大鷭(オオバン)という鳥でした。水郷地帯は鷺(サギ)や鴨、カワセミ、冬は白鳥など水鳥たちが多く生息しています。

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文・写真:橋本(地域連携チーム)