Planet(地球)


鹿島アントラーズは、創設以来「地域とともに歩むクラブ」として、ピッチでの勝利を追い求める姿勢と同じように、社会や環境と向き合ってきました。これは新しい挑戦ではなく、クラブが歩んできた歴史そのものであり、これからも変わることのない私たちの在り方です。
スタジアムを地域の防災拠点として活用すること、医療や教育の場を支えること、食育や職業体験を通じて次世代を育むことなど、スポーツの面以外でも、ピッチでの「勝利」と同じく未来への責任を果たす大切な活動としてこれまで実施してきました。
アントラーズにとってサステナビリティは一時的なテーマではありません。
ピッチの上で勝利を重ねること、そして地域や社会に貢献し続けること。その両方を実現することこそが、アントラーズの使命だと考えています。
これまでも、そしてこれからも。
未来の世代が安心してサッカーを楽しめる環境を守るために。アントラーズは、地域、パートナー企業、そしてファン・サポーターとともに、ピッチでの勝利と同じように社会への貢献を積み重ねていきます。
代表取締役社長 小泉 文明
鹿島アントラーズは、「未来の世代が安心してサッカーを楽しめる環境を守る」という想いのもと、ピッチでの勝利と同じ情熱で、地球・人・地域の未来と真剣に向き合います。
この姿勢を、クラブのサステナビリティ方針「ずっと同じ夢を ~ With Antlers, For Sustainability ~」に明確に示しました。
※「ずっと同じ夢を」というタイトルは、クラブ創設初期から掲げてきた「Football Dream 〜同じ夢をみよう〜」の精神を、これからも途切れさせることなく受け継いでいくために策定したサステナビリティ方針を象徴する言葉です。
時代が変わり、環境やフットボール、地域の在り方が大きく変化していくなかで、これからも同じ夢を見続けるためには、クラブが持続し続けるための基盤――環境を守り、地域とともに成長し、次の世代へ価値観を受け継いでいくことが欠かせません。創設期から続く鹿島アントラーズの Football Dream を未来へつなぎ、クラブ内外すべての仲間とともに、これからも同じ夢を見続けていくという決意が込められています。
アントラーズは、「勝利」を追求するのと同じ情熱で、持続可能な社会の実現にも取り組みます。
持続可能な社会づくりは、クラブの競争力を高め、地域とともに成長し続けるための中長期的な経営方針でもあります。
アントラーズのサステナビリティは、「Planet(地球)」「Family(地域・パートナー)」「Spirit(哲学・ガバナンス)」という3つの領域を柱と据え、それらと密接に関連する7つの重要テーマに対して、具体的な施策と目標を設定しています。



温室効果ガスの削減に取り組み、環境への負荷を減らします。
環境にやさしい移動手段を広げ、持続可能な移動を推進します。
分別とリサイクルを進め、資源を無駄にしない循環を実現します。
水を大切に、地下水や雨水を活用した持続可能な利用を進めます。
ホームタウンの自然と生態系を守り、地域とともに未来へ引き継ぎます。
環境・人権・地域社会に配慮した持続可能な調達を進めます。
すべての人が安心して観戦し、つながりを感じられるスタジアムを目指します。
ピッチでの勝利も、地球の未来も。
どちらも、アントラーズが守り続けるフィールドです。
