2018 宮崎キャンプ6日目

2018.01.20(土)
キャンプは6日目、到着後最初の週末が訪れました。今日は朝から青空に恵まれ、気温が上がって穏やかな天候に。上着が必要ないくらいの暖かさでした。チームは宿舎でミーティングをした後、競技場へ到着。9時30分から午前練習を開始しました。

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まずは軒下でのフィジカルトレーニングに取り組みました。入念に準備運動をした後、3、4名ずつのグループにわかれてメニューを消化していきます。使用する器具は今までと同じですが、里内コーチの指示は毎回、少しずつ異なっています。ベンチプレスやバーベル挙げ、体幹トレーニングにステップワークなど、全身を鍛え上げる過酷なトレーニング。小笠原選手や内田選手が回数をカウントしながら、大きな声で他の選手たちを鼓舞していました。

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約1時間、フィジカルトレーニングをみっちりとこなした選手たち。全てのメニューを終えると、今度はピッチに出てコンビネーション練習を実施しました。大岩監督がホワイトボードを用いて説明をした後、スローインから再開するプレーでの攻守の連係を入念に確認。柳沢コーチや羽田コーチも事細かに指示を与え、パススピードやポジション取りにこだわりながらトレーニングが進行していきました。少しでも集中力を欠いたようなプレーがあれば、コーチ陣はもちろん、周囲の選手からも大きな声が飛びます。非常に引き締まった雰囲気で、選手たちの切磋琢磨は続いていきます。

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午前練習は2時間超、11時30分を過ぎてから終了しました。クールダウンを終えると、リフティングゲームに興じる選手たちの姿も。小笠原選手を中心に、新加入の安西選手や犬飼選手らも参加して大いに盛り上がっていました。

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そして、午後練習は15時30分から開始しました。5日連続の2部練習を締めくくるトレーニングは、はじめからピッチ上でスタート。リフティングゲームやパス交換でウォーミングアップを行った後、クロスからのシュート練習を実施しました。

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単純にクロスボールを上げるのではなく、パス交換からスペースへ走り込み、ゴール前の選手へ合わせるというトレーニングです。ルーキーの山口選手が鋭いスルーパスを出してコーチ陣から拍手を贈られていたほか、植田選手は豪快なジャンピングボレーでゴール。土曜日ということもあってか、ここまでで最多の数の皆さんが練習見学に足を運んでくださった今日、スタンドからは歓声が聞こえてきました。柳沢コーチは「(見学の皆さんが)沸いたぞ!」と声をかけ、さらに熱気に満ちたトレーニングとなりました。

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その後は横一線でのダッシュを数本行った後、7対7のミニゲームを実施。新加入の安西選手が果敢な突破を見せ、鈴木選手と昌子選手の競り合いも非常に激しいものでした。ゴールマウスを守るクォン スンテ選手も大きな声で指示を出し続け、レギュラー獲得への強い思いを示していました。

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今回の午後練習は1時間強で終了。残り30分ほどは、ロングキックの練習や入念なクールダウンとストレッチなど、各選手のコンディションに合わせた調整が行われることとなりました。ユースから参加しているGKの山田選手は、佐藤GKコーチとともにキックの練習を実施。正確なフィードを何本も蹴っていました。

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これで5日連続の2部トレーニングは終了です。宮崎到着7日目となる明日は、午前中にサッカー教室が予定されています。午後はキャンプイン後初のオフで、選手たちは心身のリフレッシュとコンディション調整に努めることとなります。

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内田選手
「(ファン・サポーターは)自分のプレーを強くする、引き出してくれる存在だと思いますし、一番きつい時にサポーターの人の声というのが足を動かしてくれるのは、今までも何回もありました。シャルケは毎回、7万くらい入る素晴らしいスタジアムでしたけれど、そういう雰囲気というのはカシマでも感じたいと思います」

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久保田選手
「4年目で試合に出られていないですけれど、今年こそはコンスタントに試合に絡めるように頑張っていくので、応援よろしくお願いします」

選手インタビューはアントラーズモバイルでご覧ください。