中田・柳沢・新井場氏へのアントラーズ功労賞授与について

2015.07.04(土)
長年にわたりクラブに貢献した中田浩二氏、柳沢敦氏、新井場徹氏にアントラーズ功労賞を授与することが決定しましたので、お知らせいたします。
なお、7月5日(日)に行われる「ENCORE supported by JIM BEAM 中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合(14:00キックオフ/カシマ)」のハーフタイムにて授賞式を予定しておりますので、あわせてお知らせいたします。

□授賞式
対戦カード:
ENCORE supported by JIM BEAM 中田浩二 柳沢敦 新井場徹 合同引退試合
日時・場所:
2015年7月5日(日) ハーフタイム (県立カシマサッカースタジアム)

□アントラーズ功労賞
・受賞者:中田浩二
(1998~2003、2008~2014年にアントラーズ在籍。1979年7月9日生まれ)
・授賞理由:
1998年アントラーズ加入後、2000年にトニーニョ セレーゾ監督のもとでポジションをつかみ、Jリーグ史上初の国内3冠獲得に貢献した。その後も、抜群のサッカーセンスで攻守に欠かせない存在へと成長。キャリア通算での国内メジャータイトル獲得数は11冠を数える。また、同氏は日本代表としても、各世代で活躍。1999年に出場したワールドユース選手権で準優勝を達成し、翌年のシドニーオリンピックでも主力としてベスト8に貢献した。FIFAワールドカップには2002年と2006年の2大会連続で出場を果たし、クラブだけでなく、日本サッカー界の発展にも大きく寄与した。

・受賞者:柳沢敦
(1996~2003、2006~2007年にアントラーズ在籍。1977年5月27日生まれ)
・授賞理由:
Jリーグ通算108得点のうち、アントラーズで80ゴールを挙げた。1997年、加入2年目にしてレギュラーポジションを掴むと、天性の動き出しとシュートセンスでゴールを量産。1998年には自身最多となる1シーズン22ゴールをマークした。2000年の国内3冠、2001年のJリーグ連覇など、数々のタイトル獲得に貢献した。日本代表としても2002年と2006年にFIFAワールドカップに出場し、国際大会でも大きな注目を集めた。2007年天皇杯優勝後、ゴール裏のサポーターに惜しまれながら移籍。以降、2014年シーズン終了時まで第一線で戦い続けた。ベガルタ仙台で現役を退いたが、11年にわたり所属したアントラーズと日本サッカー界への貢献は大きい。

・受賞者:新井場徹
(2004~12年にアントラーズ在籍。1979年7月12日生まれ)
・授賞理由:
ルーキーイヤーからガンバ大阪で30試合に出場するなど、プロの舞台で早くから才能を発揮した。4年目の負傷をきっかけに左サイドバックに転向すると、超攻撃的なスタイルでこれまでにないサイドバック像を創造。2004年には「優勝」を求めてアントラーズへ移籍して「7番」を継承した。積極的な攻撃参加でサイドを駆け上がるプレーは、アントラーズの伝統的なサイド攻撃のスタイル構築に必要不可欠な選手となった。2007年に念願のJリーグ年間優勝実現した後、在籍9年間で公式戦369試合に出場し、国内7冠を獲得した。その間、Jリーグ史上初の3連覇に貢献するなどアントラーズで輝かしい功績を残した。

・授与物:記念プレート


□参考資料
-アントラーズ功労賞とは-
クラブの発展に寄与した人物をたたえるため2008年に制定。功労賞受賞者はカシマサッカーミュージアム内にある「アントラーズ殿堂」に掲額されており、このたび3氏が加わり、受賞者は17名となった。

-アントラーズ功労賞受賞者-(五十音順)
秋田豊、アルシンド、オズワルド オリヴェイラ、黒崎久志、ジーコ、ジョルジーニョ、相馬直樹、ダニー石尾、トニーニョ セレーゾ、名良橋晃、長谷川祥之、ビスマルク、本田泰人、宮本征勝