マレーシア遠征(6/1)

2016.06.02(木)
マレーシアのジョホールバルで行われているFrenz International U19 Cupは6月1日、3位決定戦と決勝の試合が行われました。
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この日もテレビ生中継で試合は行われました。制作会社のASTROスタッフは40名。カメラは6台で中継制作をしています。
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3位決定戦 vs Frenz United FC 1-2
得点者 篠崎
先発出場選手
沖、荒川、中村、増﨑、結城、小沼、西本、渡邊、佐々木、武沢、篠崎
交代出場選手
須藤、井村、出津

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先発選手の4名が1年生の鹿島ユースは、立ち上がり早々の4分に篠崎がシュートを決めて先制しました。チームとしてもその後は落ち着いて試合を運ぶことができていました。40分には西本の縦パスから須藤が抜け出して相手DFもかわしてシュートしますが決まりません。逆に43分にはフレンツの攻撃で縦パスからペナルテイエリア内でDFがファールして、PKの判定。これをきっちり決められ、同点に追いつかれました。その直後に佐々木のクロスから篠崎が決定的チャンスを迎えますがヘディング シュートが ゴールの枠を捉える事ができません。1-1でハーフタイムを迎えました。
後半またも立ち上がりに相手DFのボールを奪った篠崎がゴール前に持ち込み武沢にパスを送ります。フリーでしたが武沢のシュートはゴール内に戻ったDFにはじかれてこれも得点することができませんでした。53分フレンツのCK。これを頭で合わされ勝ち越しを許しました。その後は何度かセットプレーでチャンスをつかみましたが得点を奪うことができず1-2で敗戦となりました。
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熊谷監督コメント
「今日の試合では試合開始早々に先制することができて、その後の試合運びもうまくすることができていた。しかしながら経験浅い選手も起用していたため、特にディフェンス面では我慢しきれない部分が多くあった。相手選手との年齢差もあり駆け引きの部分でうまくやられてしまった。ミスの起きた細かい部分は修正していかなくてはならないが、試合ごとに成長してきており、必ず今後のチーム力に反映してくると思う。大会4試合、親善試合1試合の5試合を戦ったが、様々な国の違うスタイルのサッカーを体験することができた。大会では1勝もすることができなかったが、試合ごとに成長を感じられる意義のある大会だった。結果も出していく事も必要なので、日本に帰ってそこに反映することので きるように取り組んでいきたい。新しい選手や新しい試みをしてた中で、日本で課題であった 得点についても決めることができ明るい兆しを感じた。 この素晴らしい大会に参加させて頂いた事、また大会参加にあたって多くの関係者の方にご尽力いただいたことに深く感謝したいと思います。 このような機会があれば、これからも積極的に飛び出して自分たちの立ち位置を確認することをどんどんとやっていきたい」
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試合後の表彰式で4位となった鹿島ユースは賞金8,000ドル、そしてフェアプレー賞を獲得しました。
鹿島アントラーズからはFrenzのBasirオーナーに記念品を贈呈しました。