スペイン遠征(3/7)

2016.03.08(火)
スペイン遠征中の鹿島ユースは現地にて2日目を迎え、午前と午後に親善試合を2試合を行いました。

11時半からの初戦の相手はトレドのプロリザーブチーム。トレ ドは現在スペインリーグ2Bに所属(日本のJ3に相当)、現在はリーグ4位です。

マドリードより約80分かけて、トレドの隣町のAjofrinまで移動。トレドはここAjofrinトレーニングを行っています。天然芝ピッチでの試合で昨夜からの雨も試合開始時刻までには止んだものの、強風の中での試合となりました。また試合前にはAjofrin町長と記念品の交換式が行われました。

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親善試合 vs Toledo 1-4
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先発出場選手
沖悠哉;白井亮;松浦航洋;篠﨑輝和;荒川弘太朗;井村瞭介;川島みざき;西本卓申;渡邉伶那斗;藤枝龍紀;石津駿斗
交代出場選手
中村勇太;金澤蓮;大塚大輔;阿須間貫太;白井亮;石川碧人;山本瑞樹
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試合は立ち上がりから鹿島ユースの動きが悪く、18分にFK、21分にCKから立て続けに失点。34分には中央からスルーパスからGKもかわされて0-3となりました。その後、何度かチャンスを作りますが、決定機にはならず、逆に前半終了間際、相手カウンターからの攻撃に対しペナルティエリア内で相手FWを倒しPK、0-4で前半終了しました。後半メンバーを入れ替え、16分には川島のラストパスから井村がフリーでシュート。しかしながらポストにはじかれました。18分にはCKから中村がヘディングシュート。GKを超え無人のゴールに入ったと思われましたが、相手DFにクリアされました。43分に川島が倒されFK。松浦が決めて1-4で初戦終了となりました。

熊谷監督コメント
「長い時間の移動からの初戦ということもあり、前半は選手の動きも良くなかった。後半は少し良くなってきた部分もある。午後の試合も含め遠征での試合で少しずつでも成長できるようにしていきたい」

トレドはマドリードから南に約70kmの距離にあり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地です。「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されています。試合後にそのトレドの街にあるスタジアムを見学。熊谷監督に記念品の贈呈が行われました。

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午後は19時よりラージョ・バジェカーノと対戦しました。ラージョ・バジェカーノはマドリードにあるレアルマドリード、アトレチコマドリードに続くクラブでリーガエスパニョーラ1部に所属しています。トレーニング場はプロ用の天然芝1面と人工芝が4面ある立派な施設でした。

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親善試合 vs Rayo Vallecano U19 0-1

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先発出場選手
石川碧人;渡邉伶那斗;松浦航洋;中村勇太;西本卓申;阿須間貫太;山本瑞樹;川島みざき;出津 真哉;篠﨑輝和;井村瞭介
交代出場選手
白井亮;石津駿斗;大塚大輔;荒川弘太朗;藤枝龍紀

鹿島ユースは午前中の試合とはメンバーを入れ替え、試合に臨みました。ラージョの両サイドから攻撃に危ない場面もあったが得点を許さず、逆に攻撃面では前線まで何度もボールを運ぶことができました。残念ながら何度もあったCKのチャンスを決めることができず、逆に前半36分にCKのこぼれからのクロスを見事なボレーでシュートを決められて先制点を許しました。後半は相手の攻撃の決定機をGK石川の好セーブなどで防ぎましたが、攻撃面では大きなチャンスはなく0-1で試合終了となりました。

熊谷監督コメント
「午前中の試合よりも良い内容だった。何度もチャンスがあったが決められず、逆にわずかな隙から失点した。改善しなくてはならない点もあり、少しずつ成長していくためにもこの結果をしっかりと受け止めたい。1試合ずついい方向に行けるようにしていきたい」