中国遠征(7/7)

2019.07.08(月)
大会7日目の今日は、9時40分から第7節が行われ、17時10分から第8節が行われました。

いつも通りに食事後にミーティングを行ってから、試合会場に向かいました。

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9時40分からの試合ということで日差しが心配されましたが、くもり空で時折、日差しがさす程度でした。

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【大会7日目 リーグ戦第7試合(午前)VS上海足协U12少年队(中国)】
(前半 0-2 後半 1-0)合計 1-2
先発メンバー
GK:黒澤 DF:後藤・加藤・大川・増田 MF:平・稲葉・安藤・丹下 FW:高木・三浦

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試合は立ち上がりから相手チームが積極的にプレッシャーをかけてくるのをアントラーズがパスでかわす展開となりました。

相手の激しいプレッシャーからボールを奪われるシーンが増え、前半の9分、10分と立て続けに失点を喫しました。それからは一進一退の攻防を繰り広げますが、得点を奪うことができずに前半を終了しました。

後半開始から流れを引き寄せるため、宮本選手と森岡選手を投入。

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一方的に押し込む時間が増え、ゴールに近づくシーンも増えてきたのですが、長身の選手を守備要員で送り込み、5バックで守る相手をなかなか攻略することができませんでした。

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しかし、終了間際には、左サイドをドリブルで駆け上がった宮本選手からのクロスを、三浦選手が素晴らしいボレーシュートでファーサイドに流し込み1点を返しました。しかし、あと1点が及ばず試合終了となりました。

優位に試合を進めていただけに、前半の立ち上がりの連続失点が本当に悔やまれる試合となりました。

試合後に、相手チームサポーターから三浦選手のプレーに感動したと言われ記念写真を撮られる場面もありました。

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【選手コメント:丹下 光】
緊張していたけれど、冷静に素早く判断が出来ました。自信をもってプレーが出来たので、周りが見えたりファーストコントロールの置き所やキープをしながらドリブルをして、味方の足元にパスをすることが出来ました。試合には負けてしまって悔しいが今日出来たことを継続することと上手くいかなかったことを明日の試合でチャレンジしたいです。

【選手コメント:増田 大空】
前半は、ビルドアップでボールを受けてから考えてしまっていた為、ボールを失ってしまうことがありました。後半からは、早く判断出来てきて、ボールをうまく動かすことが出来るようになりました。しかしながら、細かな技術ミスがまだまだ目立つので今後のトレーニングで改善して行きたいです。

午前の試合が終わった後は宿舎に戻り昼食を取り、少し休息を取ってから午後の試合会場に向かいました。

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午後は日差しも強く選手の疲労も考慮して予定より少しゆっくりしてから会場に向かいました。

【大会7日目 リーグ戦第8試合(午後) 天津天海足球俱乐部(中国)】
前半 0-0
後半 0-1
合計 0-1
先発メンバー
GK:黒澤
DF:後藤・加藤・大川・安藤
MF:宮本・松本・森岡・貝原
FW:丹下・漆原

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この試合も立ち上がりからハイプレッシャーをかけてくる相手でしたが、鹿島は相手のプレスをうまくかわして何度も相手ゴールに迫りました。しかし相手も押し込まれると全員が自陣に戻って守備をし、なかなかゴールを奪うことができずに前半を終了しました。

後半も試合を優勢に運びたかったのですが、立ち上がりの6分にディフェンスラインでボールを奪われ失点。その後、今大会好調の高木選手と三浦選手を投入して果敢に相手ゴールを攻めますが、相手の激しいプレーに苦しみなかなかゴールを奪うことができません。

それでも後半ラストプレーでFKを獲得し、GK以外の全員が攻撃参加をしてゴールに向かいましたが、ボールはゴールを逸れてタッチラインを割り試合終了となりました。

2試合とも非常に悔いの残る試合内容でしたが、その中でも随所に良いプレーを見せてくれていました。

8試合を終え4勝4敗(1PK敗け)の勝ち点13の4位で5日目の日程を終えました。

明日は9時40分から8位の武汉尚文足球俱乐部(中国)と対戦します。

【選手コメント:森岡 怜央】
前半から攻めて攻めれらての五分五分の展開でした。その中でゲームキャプテンだった僕はなかなか声を出すことが出来ませんでした。しかし少しずつではありますがゲームの展開慣れてきて、ラインアップの時などの声だせるようになりました。チームでは少しずつパスをつないでゴールへ向かえるようになり、シュートも少しずつ打てるようになってきました。相手のDFラインが少し高めだったので、裏へのロングボールなども蹴れるようになりまたが、あとすこしのところで得点することが出来ませんでした。守備では、相手に前進させず、相手のFWにボールを入れさせないようにチームで工夫することが出来ました。後半は、入りから相手にペースをつかまれてしまい、上手くFWにボールを入れることが出来ませんでした。その後はビルドアップも少しずつ出来るようになりましたが、ミスにより失点してしまいそ、のまま負けしてしまいました。今後は、前半のペースを試合全体を通して出来るようにし、悪い流れの時に文句ではなくプラスのことを言い合えるようにしていきたいです。

【選手コメント:宮本 理央】
前半は互角の戦いだと思いました。後半はパスの精度が悪くそこからカウンターを受けてしまい失点をしてしまいました。結果は0-1で負けてしまいましたが『決めきる』ところしっかりしていれば勝つチャンスがあったので悔しかったです。明日の試合で最後なので頑張りたいと思います。

今大会最後の試合なので、結果も内容も充実した試合で締めくくりたいと思います。