中国遠征(7/8)

2019.07.09(火)
遠征も8日目となりました。今日は、9時40分から第9節が行われました。

食事後にミーティングを行ってから試合会場に向かいました。

最終節ということで選手にはかなり疲労がありましたが、この試合にかける気持ちは強く、いいモチベーションで迎えることができました。

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【大会8日目 リーグ戦第9試合(午前)VS 武汉尚文足球俱乐部(中国)】
(前半 2-0 後半 0-1)合計 2-1
【先発メンバー】GK:黒澤 DF:松本・後藤・加藤・増田 MF:平・稲葉・森岡・宮本 FW:漆原・三浦

試合は、開始早々からアントラーズが相手陣内でボールを回す展開となり、チャンスを作り出しました。

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前半2分に、相手を押し込んだ状態で一度はボールを失いますが、すぐさま平選手が相手のパスをカット。ドリブルでゴールに迫り、飛び出した相手CBを見て、前方に走り込んでいた漆原選手に素晴らしいスルーパスを出しました。それを受けた漆原選手がコントロールした後、豪快に右足を振り抜き、逆サイドのゴールネットに突き刺して待望の先制点を奪いました。

その後も押し込む展開が続きますが、なかなか追加点が奪えず嫌な雰囲気が流れてきました。しかし22分に、センターライン近くでボールを受けた三浦選手がドリブルで相手選手をかわしながら漆原選手にスルーパス。漆原選手は、オフサイドラインギリギリで飛び出して、GKと1対1になったところをたまらず相手CBが後ろから足を引っ掛けて、PKを獲得しました。

PKを獲得した漆原選手が自分でPKを蹴りましたが、相手GKにふせがれました。しかし、いちはやくリバウンドに反応してゴールに押し込み、漆原選手がこの日2点めのゴールを決め前半をリードして終わることができました。

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後半に入ると息を吹き返したかのように、相手チームの猛攻にあいました。立ち上がりの大事な時間を防戦一方。後半5分には、中盤でボールを奪われると相手のFWにゴール前を一人でこじ開けられてシュートを打たれ失点してしました。

その後もアントラーズは、交代枠を全員使い切り、総力戦で相手の猛攻を耐えしのぎました。3分間のアディショナルタイムも守りきって、試合終了のホイッスルが鳴りました。
最終節を2-1で勝利し、最終順位は4位で惜しくも表彰台には登れませんでした。

【選手コメント:漆原 爾保】
前半の早い時間から先制点を取ることが出来ました。そこからチームが波に乗れて、すぐに追加点をとることが出来ました。そのまま2点差をつけて後半に入れましたが、失点をしてしまったものの、最後までチーム全体で力を合わせて、守り切って勝てました。本当に良かったです。

【選手コメント:貝原 利空】
前半戦は、早い時間帯に先制点が取れ、慌てずにゲームを進めることが出来ました。その後もPKで追加点を奪い2対0で前半を終えることが出来ました。後半は、相手が前からプレッシャーをかけてきて、ボールを失う回数が多くなり、相手の攻撃に崩されてしまい失点してしまいました。失点後も苦しい時間が続きましたが体を張って守り、勝利することが出来ました。

試合後すぐに表彰式があり、3位は初戦でPK負けした韓国蔚山田下(韓国)、2位は開催チームの中南珂缔缘足球俱乐部版权(中国)、優勝は全勝で大会を終えた上海足协U12少年队(中国)となりました。

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表彰式後には、同じ日本から来たAMEIXA FCの選手と一緒に記念撮影を行いました。

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宿舎に帰る前には中国メディアから三浦選手がインタビューを受け「優勝できなかったのは悔しいが、この経験を日本に帰って活かしたいと思います」と応えていました。

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表彰式終了後、12時半から昼食をとり、少し休憩を取った後に選手・スタッフ全員でバスを利用し、近くの大型スーパーへお土産を買いに行きました。

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施設と会場の移動しかしていなかったので、選手たちは嬉しそうにお土産を探していました。

無事にお土産も買い終わり宿舎に戻って、夕食をとり本日の活動は終了しました。

明日は朝早くから空港に向かうため明日の準備を済ませてから消灯しました。