中国遠征(7/3)

2019.07.04(木)
遠征3日目は、8時からの開会式に合わせて、早めに朝食をとり会場へと向かいました。

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開会式が始まる前に少しミーティングを行い小笠原監督から今大会の戦い方を選手に話しました。

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開会式の方は15分ほどで終了し、9時からの試合に備えてウォーミングアップを行いました。

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【大会初日 リーグ戦第1試合(午前)vs韓国蔚山田下】
前半 0-1
後半 1-0
合計 1-1
PK戦 2-4
先発メンバー
GK:黒澤 DF:松本・加藤・大川・増田 MF:平・稲葉・森岡・宮本 FW:漆原・三浦

対戦相手は、韓国蔚山田下というチームで、前線に身長が高くて足の速い選手がいるのが特長のチームです。

立ち上がりはアントラーズペースで進み、チャンスを何度か作っていたのですが、前半8分に相手のカウンターに対してDFラインとGKの連携が悪く、ボールを拾われて失点を喫しました。

その後は、11人制の試合コートの広さに苦労するシーンも多々ありましたが、一進一退の攻防を繰り広げていました。

しかし、後半の11分に安藤選手を交代で入れると幅を使った攻撃が増え始め、流れが一気にアントラーズに傾きます。

そして後半16分に、相手を押し込んだ状態から右サイドに展開し、フリーでボールを受けた平選手が左足でファーサイドに素晴らしいゴールを決めて、同点に追いつきました。

その後も猛攻を仕掛けますが、ホイッスルが鳴り同点のままPK戦となりました。

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PK戦は相手のGKが2本のシュートをセーブする活躍により、2-4で敗戦しました。

PK戦での勝敗の場合は勝ちチームに2ポイント負けのチームには1ポイント勝ち点が入ります。

【選手コメント:加藤 俊太郎】
「前半は、最初に流れをつかんで何度かの得点チャンスを決めきることが出来ませんでした。そして、自分たちのミスから失点をしてしまいました。しかし、チームとしてあきらめることなく、ゴールへ向かった結果、同点にすることが出来ました。試合はPKで負けてしまったが、次のゲームに向けて切り替えていこうと思います」

【選手コメント:平 琉偉斗】
「みんなで声を出し、良い雰囲気で試合を始めることが出来ました。前半に失点をしてしまい悔しい気持ちがあったけど、まだ時間があるのであきらめないでやろうと思っていました。後半に入るとゴール前でシュートチャンスが来たので、打ったら決めることが出来ました。そのあとは、PKとなり、自分が1番目のキッカーとなったが、とても緊張していて、はずしてしまいました。今後はこの経験を活かしはずさないようにトレーニングしたいと思います」

試合後は昼食を取り、午後の16時半からの試合に備えて体を休めました。

大会初日の2試合目の対戦相手は上海緑地申花足球倶楽部(中国)で前線からハイプレスをしてくるチームでした。

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【大会初日 リーグ戦第2試合(午後) VS上海緑地申花足球倶楽部(中国)】
前半 0-0
後半 2-0
合計 2-0
先発メンバー
GK:黒澤 DF:松本・後藤・大川・増田 MF:丹下・安藤・森岡・貝原 FW:漆原・高木

アントラーズは、立ち上がりから慌てずにボールを繋ぎながら前線にボールを運ぼうとしていましたが、人工芝の影響でボールがあまり速く走らず、相手のプレスも速かったのもあり低い位置でボールを失うシーンが目立ちました。

相手のプレスの速さに慣れてきた中盤辺りからは、綺麗な形で相手のプレスを剥がしてシュートまで持っていけるシーンも増えたが、ゴールまでは届きませんでした。

後半は、時間が経過していくと相手チームの選手の疲れが目立ち、ボールを前線に運べる機会が増えてきました。

特に後半の11分から交代で入った三浦選手が相手のDFとMFの間でボールを貰い、何度もチャンスを演出しました。

疲れが見えてきた相手チームに対してアントラーズの選手が前線からのプレスをかけると、慌てた相手GKがFWの高木選手にボールを渡すミス。そのボールを高木選手が落ち着いてループシュートを決めて先制点を奪いました。

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その後も交代選手の活躍もあり、後半25分に完全に相手の裏を取った貝原選手がGKと1対1を冷静に決め2-0とした所で試合終了となり今大会初勝利を挙げることができました。

【選手コメント:大川 佑梧】
「2試合目の試合を通して色々なことを感じることが出来ました。相手の選手は、とてもフィジカルがあり、ポディショニングも本当にうまかったと思います。また、足の速い選手やドリブルが上手い選手がたくさんいました。自分はフィジカルがないので食事をいっぱいとることと、どうしたら1vs1が勝てるようになるかを考えながらプレーしたいと思ます。最後に、僕たちはこの大会『勝ち』に来ているので優勝して帰ります」

【選手コメント;高木 輝人】
「今日のリーグ戦で色々なことを感じました。中国の選手は、みんなフィジカルもあり身長もかなり大きい選手が多くいました。その中でも自分たちは頑張って得点を決めることが出来ました。この1点はみんなで頑張って取った得点だと思います。これからもあきらめることなくチーム貢献していきたいと思います」

明日は8時半から主催チームの中南珂缔缘足球俱乐部(中国)と、16時からは韓国青少年足球联盟(韓国)と対戦します。