絶景を巡る〜鹿島神宮楼門〜

2020.09.09(水)
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朝日が差している鹿島神宮の楼門(ろうもん)です。6月の早朝ランニングの際に撮影しました。

鹿島神宮楼門は福岡県の筥崎宮(はこざきぐう)と熊本県の阿蘇神社とともに日本三大楼門の一つに数えられ、国の重要文化財に指定されている非常に貴重なものです。ちなみに、楼門の「楼」という字は、「高く構えた建物」という意味だそうです。

大鳥居をくぐり、神聖な空気に包まれた境内に入ると、正面にこの楼門が見えてきます。朱塗りの美しさが際立つこの楼門は、初代水戸藩主の徳川頼房が1634年に造営したもので、高さが13mもあります。

この写真を撮影した日は「天赦日(てんしゃにち)」と「一粒万倍日(いちりゅうまんばいにち)」が重なり、暦の上では非常に縁起がいいとされていました。天赦日とは、天が万物の罪を許す日で最上の吉日とされ、また一粒万倍日は、一粒の籾(もみ)が万倍もの稲穂に実るという意味で、何かを新しく始めるのに適した日だそうです。

そのようなとてもラッキーな日だったからなのか、このすがすがしい写真を撮ることができました。

文・写真:城(セールスチーム)

鹿島神宮 
茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
TEL 0299-82-1209
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