こちらフリークス編集室

お久しぶりです!

2011年04月26日(火)
東日本大震災により被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

「こちフリ」の更新も、約1ヵ月ぶりとなってしまいました。地震発生の瞬間からいろいろなことがありましたが、フリークス編集部では家族も含めてケガをしたり、被害にあったスタッフはなく、一度は発行中止になったフリークスvol.187も「震災特別号」として、会員の皆さんにお届けすることができました。

その誌面にも掲載したのですが、アントラーズ宛にたくさんの方からご心配のメールや激励のメッセージをいただきました。なかには被災地で大変な状況にあるにもかかわらず、チームを心配してメールを送ってくれたり、いつもは敵となる他チームのサポーターからも応援のメールが届きました。

アントラーズほど、日ごろから「ファミリー」という言葉を使い、「絆」を大切にしているクラブはないと思っていましたが、クラブが本当にピンチに陥ったとき、差しのべられた手の多さに、本当にたくさんの人とつながっているんだなということを実感しました。

茨城も大きな被災地の1つであり、ホームタウンもまだまだ復興途上ではありますが、ともに手を取り合い、前進していきましょう。

さて、せっかく復活した「こちフリ」ですから、少し楽しい話題をお届けします。

鹿嶋市では震災直後は断水した地区が多かったのですが、石井コーチの家は井戸水を利用しているということもあり、それほど水には困らなかったそうです。何に関しても用意周到な石井コーチは、防災対策も万全。ある日、ネットで購入した商品が自宅に届き、奥様から「これなに?」と問い合わせがあったそうですが、それはなんと、1リットル缶に入ったガソリンの詰め合わせだったそうです(かなり高額ですが、しかるべきルートで正規に購入できるそうです)。

その話を聞き、小笠原選手がさっそく被災地に送ることができないか相談していました。小笠原選手が石井コーチに使い道を聞くと、「ちょっと大きめの発電機を買って、それをガソリンで動かして、電気を起こそうと思って。だいたい20時間ぐらいは電気が使えるようになるみたいだよ」とのこと。小笠原選手も、「困ったときは石井さんの家に避難しよう」と笑っていました。

まだまだ大きな余震もありますが、選手たちの明るい笑顔を見ていると元気が出てきます。皆さんも、ぜひクラブハウスにお越しください!(A)

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