レポート
UAE到着7日目トレーニング(前日練習&前日公式会見)
2018.12.19(水)
UAE到着7日目です。アブダビは今日も青空に恵まれ、気温が上がって暑くなりました。クラブW杯準決勝のレアル・マドリード戦を明日に控え、チームは試合会場のザイド スポーツシティ スタジアムへ向かいました。
現地時間17時から、まずはアントラーズの前日会見が行われました。今回は大岩監督と土居選手が出席し、多数駆け付けた報道陣の前で抱負を述べています。
大岩 剛監督
「以前の会見でも言ったが、レアルはレアルであり、2年前と変わらず強いチームだと思う。2年前も非常に悔しい思いをした。(勝利に)近づいたのかどうかはわからないが、今回もベストを尽くして、決勝に進むための戦いをしたい。そのことだけに注力して臨みたい。(2年前の決勝はクリスティアーノ ロナウドがハットトリックをしたが、彼がいないことによるレアル・マドリードの損失をどのように考えるか?)何度も言うが、彼がいるかどうかに関わらず、レアルは非常に強い。得点を取れる選手は何人もいるし、注意しなければならない選手が揃っている。相手FWに点を取らせないような守備をすることしか考えていない。明日は失点をせずに試合を進めていけるように、準備をしっかりとしていきたい。(世界中のサッカーファンが観ていると思うが、日本のクラブとして、どんなサッカーを見せたいか)日本の代表として戦うが、我々はアジアの代表でもある。そういったことを踏まえて臨みたい。日本のサッカーのいいところは、グループや組織で攻守両面で戦うこと。個々のレベルの差は感じるかもしれないが、一人の相手に対して複数で組織的な連動性を見せて、明日もしっかりと戦いたい。(2年前との違いは)アジアを制してこの大会に出場することの責任感と、2016年当時は初めての出場で、ノーマークの状態で戦えたメリットがあったと思う。今回はしっかりとした分析をされて、初戦でCDグアダラハラと戦った。責任と立ち位置、立場をわきまえてしっかりと臨んでいきたい」
土居 聖真選手
「相手がレアル・マドリードだからといって、自分たちの戦い方を変えるのではなく、アグレッシブさや、組織力、団結力をもって戦ってきた1年なので、その集大成としてレアル・マドリードに向かっていきたい。世界を驚かせるような戦いができれば、スペシャルな1日になると思う。前回はJリーグチャンピオンとしての誇りとプライドと自信をもって出場したけど、今回はアジアチャンピオンとしての自信とプライドをもってUAEに来た。何が変わったかはわからないけど、その自信は少なからずあると思う。ケガやメンバー外の選手のためにも、戦いたいと思う。試合がどういう状況になるかはわからないけど、その場その場の状況にあったゲームコントロールをしなければいけない。前回大会もそうだし、初戦も前半はすごく厳しい戦いになったけど、ハーフタイムで修正できた。90分間、試合が終わるまで何が起きるかはわからないので、どんな状況でも諦めずに、バリエーションをもって試合に臨みたい」
前日会見終了後、チームは公式練習に臨みました。17時45分にスタートし、冒頭15分のみが報道陣に公開されています。選手たちはストレッチでウォーミングアップをした後、ボールコントロールやパス練習といったメニューをこなしていました。
大一番を前にしても、選手たちに気負いはありません。ウォーミングアップでは笑顔も見られ、UAE最大のスタジアムでのプレーに思いを馳せているようでした。また今回のピッチは天然芝と人工芝のハイブリッドということで、特にGK陣はその状態を入念に確認していました。
そしてアントラーズが公式練習を終えた後、レアル・マドリードの前日会見が行われました。予定よりも15分ほど遅れて始まった会見には、マルセロ選手とサンティアゴ ソラーリ監督が一人ずつ順に出席しています。
マルセロ選手
「今回は短い大会で、準決勝から出場する。神の助けがあれば決勝に行けて、タイトルを獲れると思う。タイトルを獲るということがモチベーションだ」
サンティアゴ ソラーリ監督
「まず最初に、アブダビに感謝したい。我々を温かく迎えてくれた。素晴らしい大会であり、非常に気に入っている。この大会は全ての大陸の王者が集まるということで、多くの注目が集まる。アブダビの人々のおもてなしに感謝したい。我々はこの大会に大いなる重要性を見出している。ここに来るためには、チャンピオンズリーグで勝たなければならない。それを再び成し遂げたのは普通のことではない。(アントラーズについて)2年前よりも経験を積んでいるチームだと思う。2年前はゲスト(開催国枠)として参加したが、今回は大陸王者として参加している。選手たちはほとんど同じ。3、4人、ハイクオリティーな外国籍選手がいる。とてもクイックなチームで、ダイレクトなフットボールをしてくる。やりがいがある相手で、とても美しい試合になると思う」
前日練習を終えた選手たちは、ミックスゾーンを通ってスタジアムを後にしました。そして宿舎のホテルでは、Jリーグアウォーズでベストイレブンに選出された西選手がお祝いのケーキを贈呈されました。夕食会場は拍手に包まれています。
明日はいよいよ、クラブW杯準決勝です。現地時間20時30分、日本時間25時30分キックオフで、欧州王者のレアル・マドリードと対戦します。
現地時間17時から、まずはアントラーズの前日会見が行われました。今回は大岩監督と土居選手が出席し、多数駆け付けた報道陣の前で抱負を述べています。
大岩 剛監督
「以前の会見でも言ったが、レアルはレアルであり、2年前と変わらず強いチームだと思う。2年前も非常に悔しい思いをした。(勝利に)近づいたのかどうかはわからないが、今回もベストを尽くして、決勝に進むための戦いをしたい。そのことだけに注力して臨みたい。(2年前の決勝はクリスティアーノ ロナウドがハットトリックをしたが、彼がいないことによるレアル・マドリードの損失をどのように考えるか?)何度も言うが、彼がいるかどうかに関わらず、レアルは非常に強い。得点を取れる選手は何人もいるし、注意しなければならない選手が揃っている。相手FWに点を取らせないような守備をすることしか考えていない。明日は失点をせずに試合を進めていけるように、準備をしっかりとしていきたい。(世界中のサッカーファンが観ていると思うが、日本のクラブとして、どんなサッカーを見せたいか)日本の代表として戦うが、我々はアジアの代表でもある。そういったことを踏まえて臨みたい。日本のサッカーのいいところは、グループや組織で攻守両面で戦うこと。個々のレベルの差は感じるかもしれないが、一人の相手に対して複数で組織的な連動性を見せて、明日もしっかりと戦いたい。(2年前との違いは)アジアを制してこの大会に出場することの責任感と、2016年当時は初めての出場で、ノーマークの状態で戦えたメリットがあったと思う。今回はしっかりとした分析をされて、初戦でCDグアダラハラと戦った。責任と立ち位置、立場をわきまえてしっかりと臨んでいきたい」
土居 聖真選手
「相手がレアル・マドリードだからといって、自分たちの戦い方を変えるのではなく、アグレッシブさや、組織力、団結力をもって戦ってきた1年なので、その集大成としてレアル・マドリードに向かっていきたい。世界を驚かせるような戦いができれば、スペシャルな1日になると思う。前回はJリーグチャンピオンとしての誇りとプライドと自信をもって出場したけど、今回はアジアチャンピオンとしての自信とプライドをもってUAEに来た。何が変わったかはわからないけど、その自信は少なからずあると思う。ケガやメンバー外の選手のためにも、戦いたいと思う。試合がどういう状況になるかはわからないけど、その場その場の状況にあったゲームコントロールをしなければいけない。前回大会もそうだし、初戦も前半はすごく厳しい戦いになったけど、ハーフタイムで修正できた。90分間、試合が終わるまで何が起きるかはわからないので、どんな状況でも諦めずに、バリエーションをもって試合に臨みたい」
前日会見終了後、チームは公式練習に臨みました。17時45分にスタートし、冒頭15分のみが報道陣に公開されています。選手たちはストレッチでウォーミングアップをした後、ボールコントロールやパス練習といったメニューをこなしていました。
大一番を前にしても、選手たちに気負いはありません。ウォーミングアップでは笑顔も見られ、UAE最大のスタジアムでのプレーに思いを馳せているようでした。また今回のピッチは天然芝と人工芝のハイブリッドということで、特にGK陣はその状態を入念に確認していました。
そしてアントラーズが公式練習を終えた後、レアル・マドリードの前日会見が行われました。予定よりも15分ほど遅れて始まった会見には、マルセロ選手とサンティアゴ ソラーリ監督が一人ずつ順に出席しています。
マルセロ選手
「今回は短い大会で、準決勝から出場する。神の助けがあれば決勝に行けて、タイトルを獲れると思う。タイトルを獲るということがモチベーションだ」
サンティアゴ ソラーリ監督
「まず最初に、アブダビに感謝したい。我々を温かく迎えてくれた。素晴らしい大会であり、非常に気に入っている。この大会は全ての大陸の王者が集まるということで、多くの注目が集まる。アブダビの人々のおもてなしに感謝したい。我々はこの大会に大いなる重要性を見出している。ここに来るためには、チャンピオンズリーグで勝たなければならない。それを再び成し遂げたのは普通のことではない。(アントラーズについて)2年前よりも経験を積んでいるチームだと思う。2年前はゲスト(開催国枠)として参加したが、今回は大陸王者として参加している。選手たちはほとんど同じ。3、4人、ハイクオリティーな外国籍選手がいる。とてもクイックなチームで、ダイレクトなフットボールをしてくる。やりがいがある相手で、とても美しい試合になると思う」
前日練習を終えた選手たちは、ミックスゾーンを通ってスタジアムを後にしました。そして宿舎のホテルでは、Jリーグアウォーズでベストイレブンに選出された西選手がお祝いのケーキを贈呈されました。夕食会場は拍手に包まれています。
明日はいよいよ、クラブW杯準決勝です。現地時間20時30分、日本時間25時30分キックオフで、欧州王者のレアル・マドリードと対戦します。