クラウドファンディングプロジェクト「アントラーズの未来をみんなで」 スペシャルマッチ参加OBコメント

2021.12.28(火)
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柳沢 敦:
元々、自前のグラウンドというものがなく、それができたということでアカデミー全体のトレーニングがスムーズにできるようになります。ハード面が整うというのは、本当にありがたく思っています。今後はこのKashima Antlers Academy Fieldを使って、どのような工夫がなされていくかが、大事なところになると考えています。しっかりしたビジョンを持って、アントラーズの主力になるような選手、そして世界に羽ばたくような選手を輩出していければいいし、大きな目標になりますが、それこそ毎年毎年、そういった選手をトップチームへ送り込むようになれればと思います。最近はすぐに海外移籍してしまうというような状況でもあるので、トップチームに選手を供給し続けるアカデミーの存在は重要になっていくし、そこが充実していれば、抜けた穴もスムーズに埋められます。トップチームの戦力をすぐに補えるようなサイクルができれば最高だと思っています。それがまず一つの目標です。(2億円を超える金額をご寄付いただき)非常に大きな金額ですし、また寄付してくださった2,793名という方の思いは様々なものがあると思います。そういった思いを胸に刻みながら、今後の指導に当たりたいと思います。これは長期的な計画でもあるので、皆様には末永く見守り続けて欲しいし、未来のアントラーズをともに作っていければと思います。皆様の寄付でできたKashima Antlers Academy Fieldから育った選手が、カシマのピッチで活躍することが恩返しだと思うし、一緒に選手を育てたという気持ちも強く共有できると思います。

小笠原 満男:
(クラウドファンディングという形で、寄付を募ったということで)本当にありがたいことですし、それをより子どもたちの成長へつなげていかなければならないという気持ちになりました。Kashima Antlers Academy Fieldという素晴らしい施設ができ、今日はこのような素晴らしいイベントができたので、後はここからどう子どもたちを成長させていけるか。だからこそ、自分自身ががんばらなきゃいけないなという思いと、今日、ピッチでプレーした子どもたちにも感謝の気持ちを持って欲しいということを確実に伝えていきたいという思いが強くあります。今回の試合の趣旨でもありますが、いろいろと口で言うよりも見せた方が早いという考えが、僕にはあります。キック一つ取ってもそうだし、守備の仕方もそう。今日はいろいろないいお手本がいたと思うし、試合から得たものは子どもたちに確実にあると思うので、その感じたことを忘れないでいてもらえるよう、僕らがアプローチしていきたいと思います。アカデミーの子たちも注目して欲しいので、こういった機会で知ってもらい、その子たちがここからトップチームへ上がっていく姿を見つめていって欲しいなと思います。アカデミーとしては一人でも多くトップチームのピッチに立てる選手を育てる、そしてそこからトップチームの主力になる選手を育てることが重要かと思います。今回もマチや聖真、綺世が来てくれましたが、そこまでのレベルへ到達する選手を輩出するにはやるべきことが多いと思います。アカデミーからトップチームへ上げる「数と質」というところをどんどん上げていきたいと思います。

中田 浩二:
ただ「寄付してください」、「クラウドファンディングをやっています」だけでは、ファン・サポーターの皆様から共感を得ることはできないと思いますし、今回はアカデミーの施設を整備するという目的があり、それをファン・サポーターの皆様も含めてみんなで作っていこうという趣旨が、多くの皆様に賛同していただいたと思います。そういう意味ではこのプロジェクトをやって良かったと思いますし、皆様のアントラーズへの強い思いを改めて知れたと思います。ヤナさんや満男は現場で指導していますし、僕自身はこのプロジェクトを他の面から考えていかなければならなかったので、2人以上に皆様の思いを直に知ることができました。だからこそ、皆様の思いを2人に、そしてアカデミーの選手たちにしっかりと伝えていきたいと思います。普段は距離がありますが、今回こうやってOBが集まって、みんなでああいう雰囲気を作れて本当に良かったと思います。アントラーズの空気や雰囲気を今日来てくださったファン・サポーターの皆様とも一緒に作れたと思うので、後は子どもたちが今後にどうつなげるか。そこに尽きるかなと思います。

本田 泰人:
アントラーズにとって、(Kashima Antlers Academy Fieldという)素晴らしい施設ができたことで、こういうスペシャルマッチにも呼んでもらえましたが、引退して15年くらいかな、それでもこのカシマでプレーさせてもらえるということは感謝の言葉しかありません。一緒に戦ったOBともまたプレーできて、アントラーズという歴史のあるクラブに所属していた喜びを感じます。クラブの歴史に関わってきた一人として、これからも他のOBと一緒に協力できることがあれば、いつでもやっていきたいと思います。フロントスタッフとして残っている浩二、現場へ戻って来たヤナギ、満男たちががんばって、また「常勝軍団」と称されるようなアントラーズにして欲しいと思います。こういう機会を作ってもらえるならば、55歳になっても60歳になってもプレーできるよう、コンディション作りに励みます。またこれもジーコが作ってきた歴史だと思います。その歴史と伝統を下の世代にも伝えていくことが我々OBの役目であり、その機会を与えてもらえることに深く感謝しています。今日はアカデミーの選手たちに完敗して悔しいですが、気持ちのこもったプレーや気迫を感じることができたので、安心しました。これからも上を目指してがんばっていって欲しいと思います。

長谷川 祥之:
こういった企画でカシマスタジアムのピッチに立たせてもらえたことがうれしいです。昨年にヒザの手術をして1年2カ月間は体を動かしていなかったので、「(体力が)もつかな?」と思いながらやらせてもらいましたが、楽しむことができました。今日プレーした選手たちは、これからのアントラーズを背負う選手になっていくと思うし、楽しみな選手も多かったです。日々のトレーニングから頑張って、目標をしっかり持って取り組んでもらえればと思います。

秋田 豊:
久しぶりにカシマのピッチでプレーして、本当に幸せな気分でした。(対戦したアカデミーの選手たちは)やっぱり運動量もあって、しっかり意図を持った仕掛けをしてくるところはアントラーズらしいと感じました。(寄付してくださった皆様へ)たくさんのご支援、本当にありがとうございました。皆様のご厚意が未来のアントラーズを作っていくと思いますので、将来、輝かしい栄冠をさらに獲っていくための第一歩が、今日になると思います。これからもアントラーズのサポートをよろしくお願いいたします。

奥野 僚右:
子どもたちの輝かしい未来がイメージできるような、本当にいい環境で対戦させてもらい、何かを次に引き渡せることはできたと思います。ただ彼らも我々OBをリスペクトしてくれる部分もあったので、もっとガツガツとやってコテンパンにしてくれるぐらいの気持ちを持って、これからも歩んでいって欲しいと思います。昔の仲間とプレーして、そして応援し合って、非常に懐かしく居心地のいい時間を過ごせて、個人的にも非常に嬉しかったです。(寄付して下さった皆様へ)アントラーズアカデミーの活動にご賛同いただき、本当に嬉しく思います。私もこれからアントラーズのファンとして、一緒に応援していきたいし、皆様とともにアントラーズの未来を作っていければと思います。

名良橋 晃:
カシマではヘタなプレーはできないので、今、自分が持っている全てを出し切ろうと思ったのですが、それどころではなかったです。(対戦した)U13の子たちはとてもうまかったし、将来性をすごく感じました。いいプレーを見させていただきました。戦う姿勢とか、そういうところは僕なりに子どもたちにも見せられたと思いますが、何か試合を通して僕らOBから学んだことをこれからに活かしてもらえればと思います。すでに戦う姿勢などは感じることができたので、将来がとても楽しみだと思います。アカデミーからトップへ上がってきてもらい、日本代表で活躍するような選手を数多く輩出して欲しいと、OBとしても望んでいるところです。アントラーズへ入って、終わりではありません。常に上を目指してがんばって欲しいと思います。

増田 忠俊:
6年前、浩二たちの引退試合(ENCORE)をカシマでやりましたが、その時はまた違った形でプレーして、アカデミーの子たちの素晴らしいテクニックを実感して、将来性のある子たちがたくさんいるなと感じました。また鹿島Jrユースには大分から来ている中川天蒼もいるので、(14番という)同じ背番号で点を取ってくれたことにとても嬉しく思い、選手として成長しているなということを実感できて、指導者としても嬉しく思いました。今、自分もこの世代を指導していますが、専用のグラウンドがあるというのは強みになりますし、自前で大会を開催することで多くの強豪チームが来てくれると思います。色々な意味でプラスになることが多いはずです。私も見学させてもらいましたが、本当に素晴らしい環境だと思いますし、うらやましい限りです。将来のある選手たちと一緒にプレーして、それがサポートになればいいと思い、今日は一生懸命動きました。

阿部 敏之:
ひさしぶりにカシマでやれて楽しかったし、またアップゾーンで並んで入場するのに登っていくのは昔を思い出すところがありました。実際に(アカデミーの選手たちと)試合をしてみて、しっかり教え込まれているなと、らしさを感じました。今やOBたちも指導者として携わっているので、そういった息がかかっているのかなと思います。球際の厳しさやハードワーク。それにプラスして、個の技術がそれぞれ見られました。これで(Kashima Antlers Academy Fieldという)新しいグラウンドで普段から状況に関係なくできるようになれば、ここからさらにもうひと伸び、ふた伸びできるんじゃないかなと思います。歳を取るとこういう機会も減るので、すごくうれしいイベントでした。

熊谷 浩二:
アカデミーの選手たちは本当に頼もしかったです。それにOBの仲間たちとまた一緒にプレーすることができて、アントラーズというクラブが持つ伝統のいいところを改めて感じました。(Kashima Antlers Academy Fieldができて)ソフト面でもハード面でも、歴史の中で築き上げてきたものへさらにプラスを積み重ねていき、進んでいくことはあるべき姿です。きちんとした道をアントラーズが進んでいるということを感じます。

鈴木 隆行:
(アカデミーの選手たちは)昔と比べると、しっかりした技術を持っているし、レベルも高くなっていると思います。ただ、プロで活躍するような選手になっていくためには、もうちょっと特長を出していけるようになって欲しいし、何か武器を出せるように成長して欲しいと思います。そういうものがないと、プロになっていけないし、活躍できない。そういった部分を、これからどんどん磨いていって欲しいと感じました。カシマで久々にプレーして、一緒に戦った仲間たちがたくさんいて、昔を思い出し、とても嬉しくなりました。(ご寄付してくださった皆様に)アントラーズを強くしていくためにはしっかりとしたアカデミーを持つことが必要だと思いますので、ご協力いただき、心から感謝しております。

新井場 徹:
アントラーズの過去を知っているヤナさんや満男、浩二を中心にアカデミーから選手を育てるというところに力を入れて、とても意味のある試合でした。ただ、このようなイベントで終わるのではなく、どのように継続していくことができるのかという部分がこれから問われてくると思います。ハード面という部分で、人を集めるという要素は非常に重要になってくる。あとは、ソフトの部分でヤナさんや満男中心に良い指導をしていくことによって、良い選手たちが育っていくと思います。そこは、今日来てくださった皆様が一番期待している部分だと思います。

深井 正樹:
(アカデミーの選手たちは)みんな、すごくうまくて、将来、トップチームで活躍する選手が一人でも多く出るようにがんばってもらいたいと思います。カシマでプレーするのは、本当に懐かしいですし、気持ちが入るのでいつも以上に動いていました。(寄付してくださった皆様へ)アカデミーの子どもたちにあんな素晴らしいグラウンドを作っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ここから将来、日本を引っ張っていくような、いい選手が一人でも多く出てくることを祈っていますし、その選手たちがこれからのアントラーズを支えてくれると思います。これからもアントラーズのことをご支援いただければと思います。

野沢 拓也:
みんなの力でこうやってグラウンドをつくることができたことに感謝しています。(アントラーズの)未来のために、これからも力になれたら嬉しいです。

岩政 大樹:
カシマでプレーするのは楽しかったですし、また機会があれば、参加したいと思いました。

青木 剛:
僕自身、今シーズンで引退するのですが、最後の最後でカシマスタジアムで偉大な先輩方だったりチームメートだった選手たちとプレーすることができ、本当に嬉しく思います。本当にすごい方々とプレーしていたんだなとかなり実感しました。アカデミーには、柳沢さんや小笠原さん、OBの皆さんがいる。その皆さんが日々の活動の中で選手たちに伝えていると思います。アントラーズは現在、転換期を迎えていると思います。アカデミーからどんどん選手を輩出していくということが、この先、本当に大事になってくるし、グラウンドが出来たことで、選手たちを多く輩出していって欲しいと思います。

船山 祐二:
カシマでプレーできることはすごく嬉しいし、懐かしくもあるし、本当に光栄なことだと思います。(アカデミーの選手たちは)想像していたよりも速さも強さもあるし、将来性も含めて楽しみな選手が多かったので、アントラーズのスピリットを体感しつつ、成長していって欲しいなと思います。(寄付してくださった皆様へ)皆様がいてくださったからこそ、こういう機会も与えてもらえましたし、(Kashima Antlers Academy Fieldという)素晴らしい施設もできました。引き続き、アントラーズの応援、よろしくお願いいたします。

石神 直哉:
自分の小さい頃と比べてうまい子が多くいました。今回、新たに(Kashima Antlers Academy Fieldという)ピッチが完成したということで、さらに練習環境が良くなってもっとレベルが上がっていくと思います。今日戦った選手たちのなかからトップチームに上がって、アントラーズを優勝させてほしいと思います。追加招集だったのでコンディションが悪すぎてまったく動けませんでしたが(笑)、ともにピッチ上で戦ってきた仲間たちと再会できてすごくうれしかったし、またこういった活動があれば呼んでもらえたらうれしいです。

内田 篤人:
(カシマでのプレーは)懐かしいし、僕が小学生から見てきた先輩方もたくさんいらっしゃったので、このメンバーの一員に入れてもらって非常にうれしかったです。コロナ禍のなかでファン・サポーターの方々との距離ができそうなものですが、チームが強くなるためにご支援いただきました。選手は入れ替わっても、サポーターの皆様はずっと変わらずに応援していただけるので、感謝いたします。これからは、僕もそちら側なので、(一人のサポーターとして)鹿島アントラーズが強くなってほしいと思っています。

佐々木 竜太:
現役時代に一緒にプレーしていない方もいて楽しかったです。現役の若い選手と顔を合わせることもなかなかないし、市川さんは自分がジュニアユースのときにGKコーチだったので、貴重な体験でした。カシマでは9年ぶりのプレー。やっぱり雰囲気が最高ですね。今は社会人のチーム所属で人工芝でやっているので、ボールが足につかなくて……。僕も下部組織で育ちましたが、なかなかこんな経験はできることではないし、技術的にもしっかりしているので、アントラーズの未来は明るいと思います。

川俣 慎一郎:
一緒にプレーしていた仲間もいるし、先輩たちや後輩たちもいるので、アントラーズはいいクラブだなと改めて思いました。これからアカデミーから一人でも多くの選手がトップチームへ上がってきて活躍することで、新しい伝統を築き上げていって欲しいと思います。Jクラブの中では、トップチームの練習グラウンドを自前で持っていないところも多々あります。そんな中で、アカデミー専用のグラウンドができたということは、本当にご協力してくださったファン・サポーターの皆様のおかげだと思います。そういう環境にいるからこそ、結果を残さなければいけない。いい先輩たちがこれからも教えてくれると思うので、(アカデミーの選手たちには)その環境を活かして欲しいなと思います。

曽ケ端 準:
僕がユースのときはこういったイベントもなかったですし、一緒にプレーする機会自体がありませんでした。今日は小学6年から高校2年まで、お客様が入ったなかのカシマでプレーできる経験も含めて、これがいいきっかけにしてトップへ上がるようになればうれしいです。今で言えば聖真、町田、沖、山田のようにずっとここでプレーしている選手もいれば、染野、綺世のように一度アカデミーを離れて帰ってくる選手もいます。いろいろな道があるのでそこを目指してやってほしいし、今日がそういったきっかけになる試合となることを願っています。

城 祐万:
(選手としては)1年しか在籍しておらず、しかも1試合も出場していないのに、この試合に出させてもらって(発起人であり、同僚でもある)中田浩二らに感謝したいと思います。現在、クラブのセールスチームでスタッフをしていますが、そのパートナーでもある企業様が寄付に賛同してくれて、この試合にも応援へ来てくれたことが本当に嬉しいです。その気持ちへ応えようと、一生懸命やったつもりですが、まあ、これが実力ですね(笑)。楽しかったです。お客様がプレー一つひとつに温かい拍手を送ってくれて、これがアントラーズだなと思いました。(Kashima Antlers Academy Fieldができて)環境だけで強くなるとは思いませんが、ここを自由に使えることで可能性が大きく広がると思います。私も10年ほどアカデミーのコーチを経験しているので、クラブ創設30周年でこういった立派な施設ができたことに感無量です。本当にありがとうございました。

市川 友也:
アカデミーの選手たちは正直、うまかったです。技術も高いし、周りもしっかり見れているなと思いました。それに「止めて蹴る」ということもしっかりできていたので、普段のトレーニングからの積み重ねを自分自身で感じられて、非常に良かったと思います。ここカシマには懐かしい思いと、現役としての実績がなかった分、ピッチに立たせてもらって本当に感謝しかありません。多くの皆様の協力があって、こういう素晴らしい試合と(Kashima Antlers Academy Fieldという)素晴らしい施設ができて、僕らコーチもその感謝の気持ちを日々持って、そしてそれを子どもたちに伝えて、強くなれたらと思います。本当にありがとうございました。

中村 幸聖:
アカデミーの選手たちには、これまでの30年間でタイトルを獲得してきたレジェンドの方々の戦う姿勢やDNAを体に染み込ませ、これからのアントラーズを作ってつなげていって欲しいと思います。環境を整えていく中で、選手たちの成長を促進させていくためにも(Kashima Antlers Academy Fieldという)自前のグラウンドができたことは、ユース、ジュニアユース、ジュニア、そしてスクールの活動をより大きなものにしていくと思います。このクラウドファンディングにご賛同いただき、多大なご支援をいただいたことで今回、このようなグラウンドができました。そういった皆様の強い思いやクラブの価値を心に刻みながら、今度は自分がクラブへ返し、アカデミーの選手たちにつないでいきたいと思います。

笠井 健太:
シンプルに楽しかったです。アントラーズの哲学でもあるファミリー感もあるし、お客様も温かいし、現役だった10年前と少しも変わらないなと思いました。それがアントラーズの強みだし、その強みがさらに強くなったら、トップチームもタイトルへ近づいていくと思います。アントラーズの哲学がアカデミーの選手たちにも浸透していることは感じましたが、それを「感じました」と強く言えるほどの余裕はありませんでした(笑)。アカデミーからの底上げというのはクラブとしての理想だと思いますので、環境も含めて整備されてきたというのは、トップチームにも大きな影響があると思います。クラブの未来にとっても、大きなことだと感じています。

佐藤 昭大:
このイベントに参加させてもらうにあたって、まず自分がアントラーズに帰ってきたこと、アカデミーに携われることに感謝して、寄付してくれた方々のために全力でプレーしようという思いでした。普段から指導している子どもたちとの対戦ということで、彼らがどれくらいやれるかは分かっていたので、個人的には油断できないなと全力で勝ちにいきましたが、結果的に彼らが上回る結果となり、うれしさ半分、悔しさたっぷりという複雑な思いでした。アントラーズを離れて久しぶりに会う人もいたし、これまで会ったことがないレジェンドの方もいて、自分にとってもいい経験をさせてもらったし、色々と学ばせてもらいました。今後もアントラーズとして、献身・誠実・尊重というスピリットは変わらずに、今までの先輩たちが残してきてくれたものを植え付けられるように、少しでも力になれたらと日々全力で子どもたちと向き合っていきたいと思います。

當間 建文:
(アカデミーの選手たちは)物怖じすることもなく、自分たちのスタイルで戦いに来ているということは肌で感じ、素晴らしいなと思いました。久々のメンバーたちとプレーできて、それがとても嬉しかったです。(寄付してくださった皆様へ)見ていただいた通り、未来は明るいと思います。選手一人ひとりに可能性がありますし、その可能性を消さないように僕たちコーチも精進していきたいと思います。

遠藤 康:
お世話になった満男さんたちが発起人として立ち上げたプロジェクトの最後としてあるスペシャルマッチなので、参加したいと思いました。(Kashima Antlers Academy Fieldという)グラウンドができたのもそうですが、ご支援してくださった皆様がいるからこそのアントラーズだと思います。アカデミーからいい選手たちが育ち、アントラーズがさらに強くなることを信じ、これからもアントラーズを支えてもらえたらと思います。

土居 聖真:
僕も小さい頃に憧れていた先輩たちとプレーするという、なかなか経験できないことを経験させてもらって、本当に幸せでした。僕もそう思ってもらえる選手になっていきたいと思います。アントラーズに関わる全ての方々のおかげでこのクラブが成り立っているので、こういうことを続けていきたいと思います。

町田 浩樹:
小さい頃に見ていた選手と一緒にプレーできて楽しかったし、いい経験になりました。僕自身がつくばアカデミーセンターができたタイミングでジュニアユースに上がって、素晴らしい環境でできたので。そういった環境を無駄にしないでほしいし、たくさんの方が寄付をしてくれたので、感謝の気持ちを持ってやってほしいと思います。アカデミーからどんどんトップチームに上がってきてほしいし、そうなることでチームは強くなると思います。そのために自分がその指標となる選手にならないといけないと思うので、僕自身も頑張っていきたいと思います。

上田 綺世:
(対戦してみて)新鮮でした。ヤナさんやタクさん、満男さんと一緒にプレーしてみて、目の合う回数も多かったし、タイミングも取りやすくて、やっぱり凄いなと思いました。タクさんは1年ぶりのプレーだったそうですが、あのクオリティのプレーで凄く刺激になりました。ヤナさんの動きに合わせたりするのも多少はできたので、そういう選手になれるようにしたいと思います。僕がジュニアユースの頃は、土とか公園のような場所を借りたりして練習していました。平らなグラウンドでプレーできた記憶がないので、だからこそ(Kashima Antlers Academy Fieldは)すごく恵まれた環境だと思うし、アカデミーの選手たちはいろいろな方々の力でできたグラウンドでトライできる環境にあります。環境に感謝しながら、日々自分を磨いてもらえたらと思います。

沖 悠哉:
僕たちはほんの一部しか知らないですが、30年でいろんな先輩方が築き上げてきたものを少しの時間で感じることができたし、それ以外でもファン・サポーターの方々がこういった場を作ってくれたことに感謝しないといけない。また、アカデミー出身の選手が活躍しないと今日みたいな場やグラウンドができた意味がないので、そういった責任を持って、もっともっと頑張らないといけないと思いました。アカデミーの選手たちもガツガツいっていたけど、それくらいの気持ちがないとプロではやっていけないと僕自身も実感しています。その気持ちを忘れることなく、今後に活かしてほしいと思います。

染野 唯月:
アカデミーの選手たちはどの選手も技術が高かったし、僕がアカデミーに所属していた時よりもレベルが高いなと感じました。自分ももっと頑張らないとなと思いました。いつでも使えるということは素晴らしいですし、専用のグラウンドでプレーできるということは非常に良いことだと思います。この先、アカデミーからトップチームに昇格した選手たちとともにプレーできることをとても楽しみにしています。

山田 大樹:
OBの先輩たちからも、「試合に勝ちたい」という気持ちは強く伝わってきました。先輩たちが戦って築き上げてきたものを次は僕ら現役の選手たちが継承して、来シーズンはタイトルが獲れるようにしっかりとがんばっていきたいと思います。自分がアカデミーの時には(OBと試合をするなど)経験できなかったのでうらやましいですし、今のアカデミーの選手たちには多くのタイトルをもたらしてきた先輩たちのプレーを見て、OBの先輩たちが単なるOBではないことを肌で感じて欲しいと思います。(Kashima Antlers Academy Fieldという)素晴らしいピッチもできて、アカデミーハウスができた時もそうですが、もう言い訳のできない環境だなと。これから「上を目指したい」という気持ちを強く持つ選手たちがトップチームへ上がってきてくれると思います。

舩橋 佑:
(アカデミーの選手たちと対戦して)自分のジュニアユース、ユース時代よりもうまいし、動けるなと素直に感じました。プロとして、もっとやらなければならないと改めて、後輩たちに教えられた気持ちです。来シーズンへ向けて、気を引き締めてやっていきたいと思います。自分はつくばのアカデミーセンターでユースに上がるまではやっていましたが、やっぱりグラウンドがあることで集中して取り組めるし、環境が変わらずに同じグラウンドでやれることのメリットは大きかったと思います。こうやって、鹿嶋にも(Kashima Antlers Academy Fieldという)グラウンドを作ってもらったことで、もっと強くなっていけると思います。自分も今日、「負けてられない」と強く思いました。アカデミーの子たちもがんばって、自分もがんばって切磋琢磨して、アントラーズがもっと強くなっていければと思います。