カシマスタジアムにおける感染対策の効果確認調査について

2022.02.25(金)
Jリーグおよび、国立研究開発法人産業技術総合研究所(2017年に包括連携協定を締結)と連携し、カシマスタジアムでのリーグ戦ホームゲーム開催時、スタジアムにおける感染対策の効果確認のための調査を行うこととなりましたので、お知らせいたします。

今回の実証調査は、分析結果を様々なスポーツイベントなどの感染対策に役立てることを目的としており、国や自治体、関係機関や他のスポーツ団体などに提供される予定です。

■実証調査内容
1)リアルタイムのマスク着用率の把握ならびに拍手、万歳、ハイタッチなど10種類程度の行動の推定(ハンディカメラでの撮影およびリアルタイム解析)

2)入場者間の平均距離などのソーシャルディスタンスの把握(レーザーレーダーによる計測および解析)

3)観客の非意図的な声出しや応援状況などの把握(マイクロホンアレイによる計測および解析)

4)スタジアム内の密の程度の評価および換気状況の把握(CO2濃度計測器による計測)

※産総研の調査内容の詳細はこちら
※今後の取組み内容については、追加や変更などの可能性があります。
※観客席を撮影するカメラ画像は、個人が特定できない程度の解像度で取得し、個人の特定はいたしません。音響センサは、個々の音声ではなく喧騒の計測のために用い、個々の人の声についての音声認識や会話記録は行いません。なお、本研究用途以外に使用することはありません。
※観戦いただくお客様における感染対策は、Jリーグが従来設定した内容を継続いたします。

■対象試合
2022明治安田生命J1リーグ第2節 vs 川崎フロンターレ(2/26(土)15:00)以降のリーグ戦ホームゲーム
※本試合では、実証調査1および2を実施予定です。
※天候などにより、調査内容が変更になる可能性があります。
※実施する調査内容は試合ごとに変更となります。詳細は各試合のデジタルマッチデープログラム「FREAKS+」でお知らせいたします。