鹿嶋市×鹿島アントラーズ 鹿嶋市内の小学校でのプログラミング教育の推進事業について

2020.10.22(木)
鹿嶋市(市長:錦織孝一)と株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(本社:茨城県鹿嶋市、代表取締役社長:小泉文明、以下「鹿島アントラーズ」)は地域のIT人材育成のため、鹿嶋市内の小学校5校で実践的プログラミング教育を開始することになりましたので、お知らせいたします。

鹿嶋市、株式会社メルカリ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:山田進太郎)、鹿島アントラーズは今年2月、スマートシティー事業の推進などによる地域課題の解決を目的とした「地方創生に関する包括連携協定」を締結し、本事業は同協定における教育分野での新規事業となります。

鹿島アントラーズのクラブパートナーであるユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 早川 与規)の連結子会社であるキラメックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樋口 隆広、以下「キラメックス」)が運営する小中高校生向け実践的プログラミングサービス「TechAcademyジュニア(テックアカデミージュニア)」を活用し、オンラインによるプログラミングの授業を実施します。

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1. 目的
鹿嶋市内の小学生の「自ら考える力」「創造する力」を醸成し、次世代のIT人材の育成を目指します。

2.背景
IoT、ビッグデータ、ロボット、AI(人工知能)等による技術革新が進むにつれ、IT人材の必要性がより高まります。今年度より小学校でのプログラミング教育が必修となり、2021年度は中学校、2022年度は高校でのプログラミング教育が始まります。そうした中、鹿嶋市は学生自らが課題を設定し、協働で課題を解決する力を育むアクティブ・ラーニングに取り組んでいます。

3. 取り組みの概要
キラメックス社が運営する小中高校生向け実践的プログラミングサービス「TechAcademyジュニア」を用いたオンラインでの指導のもと、生徒がプログラミングの基本を学びます。子どもたちに人気のサンドボックス型ものづくりゲーム「Minecraft(マインクラフト)」を活用するほか、鹿島アントラーズにちなんだ平面作品、立体作品づくりに挑戦します。

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■対象
・豊津小学校
・波野小学校
・大同西小学校
・中野西小学校
・三笠小学校(以上全て鹿嶋市)の4〜6年生(学校によって異なる)

■期間
2020年10月22日〜2021年1月下旬(学校によって異なる)

<鹿嶋市 錦織孝一市長コメント>
これからは生産年齢人口の減少,グローバル化の進展,絶え間ない技術革新などにより社会構造や雇用環境が急速に変化し,予測が困難な時代が到来すると言われています。本年度より鹿嶋市内の小学校においては,このような変化に主体的に対応できる人材を育成するための教育が全面的に実施され、その一つにプログラミング教育が挙げられます。今回の事業はすべての児童生徒に対して質の高い教育を実現することができるものと確信しており、プログラミング教育の円滑な実施と次世代の人材育成に貢献していければと思います。

<鹿島アントラーズ 小泉文明社長コメント>
このたび、今年2月に鹿嶋市と締結した「地方創生に関する包括連携協定」における教育分野での新規事業を開始することとなりました。今回の取り組みを通じて、鹿嶋市の子どもたちの「自ら考える力」「創造する力」を醸成し、次世代のIT人材の育成に繋がることをクラブとして願っています。鹿島アントラーズは今後、教育という視点においても鹿嶋市のまちづくりに関わり、地域の発展に貢献していきたいと思います。

■TechAcademyジュニアとは

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全国の学習塾・教育者を対象にした小中高校生向け実践的プログラミングサービスです。独自で開発した学習システムは、基礎から実践までステップアップ式のカリキュラムとなっており、生徒が1つの画面で迷うことなく学習を進めることが可能です。現在、自宅にいながら2時間でプログラミングの楽しさについて知ることができるプログラミング学習体験を実施しています。