産業技術総合研究所と鹿島アントラーズの包括連携協定締結について

2017.07.29(土)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(理事長:中鉢良治、以下「産総研」)と株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(代表取締役社長:庄野洋、以下「鹿島アントラーズ」)は、本日、茨城県立カシマサッカースタジアム(以下、「カシマスタジアム」)で包括連携に関する協定締結式を行いましたのでお知らせいたします。協定内容については、以下の通り発表しております。

<包括連結協定>
1.目的
・両者の知見を融合し、カシマスタジアムを最新技術の実証の場として活用する。
・カシマスタジアムの利活用を促進し、スタジアムを核とする地域経済の持続的成長を推進する。
・双方の持つ情報や人材などを用い、コンテンツを通じて社会貢献活動等を協力して実施する。

2.主な連携・協力内容について
・産総研発ベンチャーを含めた最先端技術を導入し、カシマスタジアムの機能改善、顧客の利便性向上、施設保守の効率化を進める。
・カシマスタジアムを最先端技術の実証の場「ラボ」として利用し、中長期的な研究テーマを選定して研究開発を促進する。
・Safety(安全・安心)/Sustainability(持続可能性)/Satisfaction(顧客満足)の3Sを備えた公共大規模施設の新たな利活用モデルを構築する。

3.経緯について
・産総研と鹿島アントラーズがともに茨城県に拠点を置くことから、両者の連携を通じて地域経済、日本の科学技術およびスポーツ産業の発展に貢献していくことに合意した。