試合結果
Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第3節

コンサドーレ札幌
- 16' 榊 翔太
試合終了
1-2
1前半0
0後半2

鹿島アントラーズ
- 85' ジュニーニョ
- 90'+4 岡本 英也
試合経過
榊 翔太 | ![]() |
16' | ||
キリノ | ![]() |
32' | ||
榊 翔太 → 古田 寛幸 | ![]() |
36' | ||
キリノ | ![]() |
39' | ||
キリノ | ![]() |
39' | ||
46' | ![]() |
土居 聖真 → ドゥトラ | ||
65' | ![]() |
本山 雅志 → 遠藤 康 | ||
65' | ![]() |
山村 和也 → 佐々木 竜太 | ||
三上 陽輔 → 近藤 祐介 | ![]() |
77' | ||
櫛引 一紀 | ![]() |
85' | ||
85' | ![]() |
ジュニーニョ | ||
岡本 賢明 → 高木 純平 | ![]() |
87' | ||
90'+4 | ![]() |
岡本 英也 |
ジュニーニョ、岡本の初ゴール! 鹿島、公式戦2連勝!
リーグ戦初勝利となったFC東京戦に続き、このナビスコカップ札幌戦も試合終了直前の決勝ゴールで鹿島が劇的な勝利を飾った。90分でシュート35本と圧倒的に攻めながら前半16分に先制される苦しい展開だったが、自分たちを信じて攻め続けた鹿島は残り5分からジョニーニョ、岡本と2ゴールを奪い、逆転勝利。これでナビスコカップでは3連勝、公式戦でも2連勝と鹿島は上昇気流に乗った。
GKに佐藤、FWに岡本とこれが鹿島での公式戦デビューとなる2人に加え、先週土曜のFC東京戦から先発メンバーを8人入れ替えた鹿島は序盤、ゲームキャプテンとなった本山を中心にポゼッションしながら攻めるチャンスをうかがう。しかし16分、一瞬の隙を突かれ右サイドのクロスから榊に決められ、先制点を献上してしまう。後から振り返ってみれば、これが札幌の最初で最後のシュートだったのだが、それほどあっけなく鹿島は先制を許してしまった。
その後、鹿島は同点に追いつくべく攻めに攻める。さらに圧倒される札幌の追い討ちをかけるように榊が36分に負傷退場、そして39分にはエリア内で昌子と交錯したキリノがシミュレーションを取られ、この日2枚目のイエローカードを宣告され退場させられるなど札幌にとっては不運が重なる。鹿島前半の最大のチャンスは終了直前にジュニーニョのラストパスを受けた土居が放ったダイレクトシュート。これはパスを出したジュニーニョが思わずガッツポーズするほど強烈なシュートだったが、惜しくもサイドネットにあたる。この試合に賭けていた土居も思わず天を仰いでしまった。
後半に入ると、ジョルジーニョ監督は矢継ぎ早にドゥトラ、遠藤、佐々木と攻撃のカードを切る。ここから鹿島は怒濤の攻めを見せ、何と後半45分だけシュート26本、CKは11本と「まるで攻守のトレーニング」(遠藤)といった展開となる。だが体を張って守る札幌の厚い壁を崩すのに時間を費やす。やっと同点に追いついたのが、85分。岡本のシュートを宮澤にハンドで止められ得たPKをジュニーニョがゴール右に沈め、嬉しい鹿島初ゴールと共に同点に追いついた。そして最後は終了直前のセットプレー。この日も存在感を見せた遠藤が蹴った右CKを相手選手の後ろからうまく体を入れ、岡本がこれも鹿島初ゴールとなる逆転弾を頭で決めた。
シュート1本で1ゴールを決めた札幌に対し、35本ものシュートを放ちながら2ゴールにとどまるなど反省点も多々見られるが、2試合連続で終了直前に勝点3をもぎ取る粘り強さは評価すべきところ。この全員が最後まであきらめないのが、まさにジョルジーニョ監督が求めるスタイルなのかも知れない。この公式戦2連勝で、いよいよ鹿島の逆襲が始まる。
リーグ戦初勝利となったFC東京戦に続き、このナビスコカップ札幌戦も試合終了直前の決勝ゴールで鹿島が劇的な勝利を飾った。90分でシュート35本と圧倒的に攻めながら前半16分に先制される苦しい展開だったが、自分たちを信じて攻め続けた鹿島は残り5分からジョニーニョ、岡本と2ゴールを奪い、逆転勝利。これでナビスコカップでは3連勝、公式戦でも2連勝と鹿島は上昇気流に乗った。
GKに佐藤、FWに岡本とこれが鹿島での公式戦デビューとなる2人に加え、先週土曜のFC東京戦から先発メンバーを8人入れ替えた鹿島は序盤、ゲームキャプテンとなった本山を中心にポゼッションしながら攻めるチャンスをうかがう。しかし16分、一瞬の隙を突かれ右サイドのクロスから榊に決められ、先制点を献上してしまう。後から振り返ってみれば、これが札幌の最初で最後のシュートだったのだが、それほどあっけなく鹿島は先制を許してしまった。
その後、鹿島は同点に追いつくべく攻めに攻める。さらに圧倒される札幌の追い討ちをかけるように榊が36分に負傷退場、そして39分にはエリア内で昌子と交錯したキリノがシミュレーションを取られ、この日2枚目のイエローカードを宣告され退場させられるなど札幌にとっては不運が重なる。鹿島前半の最大のチャンスは終了直前にジュニーニョのラストパスを受けた土居が放ったダイレクトシュート。これはパスを出したジュニーニョが思わずガッツポーズするほど強烈なシュートだったが、惜しくもサイドネットにあたる。この試合に賭けていた土居も思わず天を仰いでしまった。
後半に入ると、ジョルジーニョ監督は矢継ぎ早にドゥトラ、遠藤、佐々木と攻撃のカードを切る。ここから鹿島は怒濤の攻めを見せ、何と後半45分だけシュート26本、CKは11本と「まるで攻守のトレーニング」(遠藤)といった展開となる。だが体を張って守る札幌の厚い壁を崩すのに時間を費やす。やっと同点に追いついたのが、85分。岡本のシュートを宮澤にハンドで止められ得たPKをジュニーニョがゴール右に沈め、嬉しい鹿島初ゴールと共に同点に追いついた。そして最後は終了直前のセットプレー。この日も存在感を見せた遠藤が蹴った右CKを相手選手の後ろからうまく体を入れ、岡本がこれも鹿島初ゴールとなる逆転弾を頭で決めた。
シュート1本で1ゴールを決めた札幌に対し、35本ものシュートを放ちながら2ゴールにとどまるなど反省点も多々見られるが、2試合連続で終了直前に勝点3をもぎ取る粘り強さは評価すべきところ。この全員が最後まであきらめないのが、まさにジョルジーニョ監督が求めるスタイルなのかも知れない。この公式戦2連勝で、いよいよ鹿島の逆襲が始まる。
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スタッツ
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|
---|---|---|
1 | シュート | 35 |
19 | GK | 2 |
0 | CK | 14 |
7 | 直接FK | 11 |
3 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 6,877人
- 天候
- 屋内、無風
気温 20.8℃ / 湿度 46.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 岡部 拓人
- 副審
-
中井 恒
作本 貴典 - 第4の審判員
- 藤井 陽一