試合結果
2012Jリーグ ディビジョン1 第32節

鹿島アントラーズ
- 30' 興梠 慎三
- 47' 大迫 勇也
- 76' 興梠 慎三
試合終了
3-3
1前半3
2後半0

ベガルタ仙台
- 12' 赤嶺 真吾
- 22' ウイルソン
- 39' 赤嶺 真吾
試合経過
12' | ![]() |
赤嶺 真吾 | ||
西 大伍 | ![]() |
21' | ||
22' | ![]() |
ウイルソン | ||
増田 誓志 → ジュニーニョ | ![]() |
26' | ||
興梠 慎三 | ![]() |
30' | ||
本田 拓也 → 本山 雅志 | ![]() |
33' | ||
39' | ![]() |
赤嶺 真吾 | ||
42' | ![]() |
朴 柱成 → 田村 直也 | ||
大迫 勇也 | ![]() |
47' | ||
小笠原 満男 | ![]() |
49' | ||
小笠原 満男 → 昌子 源 | ![]() |
59' | ||
61' | ![]() |
田村 直也 | ||
64' | ![]() |
赤嶺 真吾 → 柳沢 敦 | ||
興梠 慎三 | ![]() |
76' | ||
84' | ![]() |
富田 晋伍 → 関口 訓充 | ||
90'+3 | ![]() |
菅井 直樹 |
苦闘の前半、逆襲の後半!! 鹿島、3-3で仙台と分ける。
前半、初優勝を狙う仙台に圧倒され1-3と折り返しながらも、鹿島は後半に入ると大迫、興梠が誇りと意地の逆襲で3-3とし、その後も圧倒的に攻めたが結局、4点目を奪うことが出来なかった。これで鹿島は勝点40、順位は暫定で13位と前節から変わらない結果に終わった。
序盤、前から相手を上回るプレッシングをかけながら仙台ゴールに攻める鹿島の時間帯が続く。しかし12分、一瞬の隙を突かれ、カウンターから赤嶺に先制点を奪われる。この失点で浮き足立った鹿島は試合の主導権を仙台に奪われる。そして22分、今度はウイルソンからこぼれ球を詰められ、2点目を失った。
相手の最も警戒しなければならないFWの2人に決められるという厳しい展開に、ジョルジーニョ監督は思い切った策に出る。何と26分に増田に代えジュニーニョをピッチへと送り出し、攻撃的な布陣にすると先ずは30分、大迫のパスから興梠が決め、スコアを1-2とした。そして33分には本田を代え本山までもこの早い時間帯に投入し、攻撃の手を強める。
だがこれが仇となり、39分、またしてもカウンターから赤嶺に決められる。これで1-3と鹿島は苦闘したまま、前半を折り返した。
しかし鹿島は後半に入ると別のチームかのようにアグレッシブに前へ出た。そして開始直後の47分、ジュニーニョのクロスに大迫が"カンフーキック"で仙台ゴールへ叩き込み、スコアを2-3とする。こうなると完全に試合の流れは鹿島に傾く。本山、柴崎が面白いように前線の大迫、興梠へパスを出し、仙台ゴールを脅かし続ける。そして76分、柴崎、本山が浮き球でパスをつなぎ、最後は興梠が豪快なボレーシュートを決めた。
スコアを3-3とタイにした鹿島はその後も仙台を圧倒する。リーグ開幕戦でのアウェイゲームでは0-1と敗れた相手だけに是が非でも4点目を取り、勝点3を奪うことは選手たち全員が強く望む結果だった。しかし結局は3-3のまま、試合終了のホイッスルを聞いた。新井場がJ1通算出場400試合、そして青木がJ1通算出場300試合という記念日だったが、鹿島は勝利までは手にすることができなかった。
依然、混沌とする残留争いの中、鹿島は勝点を40に積み上げたことによって少しばかり残留へと歩みを進めた。だが我々が望むのは、勝ちきる強さを備えた鹿島の復活。残り2試合、ぜひそういった姿を見てみたいものだ。
前半、初優勝を狙う仙台に圧倒され1-3と折り返しながらも、鹿島は後半に入ると大迫、興梠が誇りと意地の逆襲で3-3とし、その後も圧倒的に攻めたが結局、4点目を奪うことが出来なかった。これで鹿島は勝点40、順位は暫定で13位と前節から変わらない結果に終わった。
序盤、前から相手を上回るプレッシングをかけながら仙台ゴールに攻める鹿島の時間帯が続く。しかし12分、一瞬の隙を突かれ、カウンターから赤嶺に先制点を奪われる。この失点で浮き足立った鹿島は試合の主導権を仙台に奪われる。そして22分、今度はウイルソンからこぼれ球を詰められ、2点目を失った。
相手の最も警戒しなければならないFWの2人に決められるという厳しい展開に、ジョルジーニョ監督は思い切った策に出る。何と26分に増田に代えジュニーニョをピッチへと送り出し、攻撃的な布陣にすると先ずは30分、大迫のパスから興梠が決め、スコアを1-2とした。そして33分には本田を代え本山までもこの早い時間帯に投入し、攻撃の手を強める。
だがこれが仇となり、39分、またしてもカウンターから赤嶺に決められる。これで1-3と鹿島は苦闘したまま、前半を折り返した。
しかし鹿島は後半に入ると別のチームかのようにアグレッシブに前へ出た。そして開始直後の47分、ジュニーニョのクロスに大迫が"カンフーキック"で仙台ゴールへ叩き込み、スコアを2-3とする。こうなると完全に試合の流れは鹿島に傾く。本山、柴崎が面白いように前線の大迫、興梠へパスを出し、仙台ゴールを脅かし続ける。そして76分、柴崎、本山が浮き球でパスをつなぎ、最後は興梠が豪快なボレーシュートを決めた。
スコアを3-3とタイにした鹿島はその後も仙台を圧倒する。リーグ開幕戦でのアウェイゲームでは0-1と敗れた相手だけに是が非でも4点目を取り、勝点3を奪うことは選手たち全員が強く望む結果だった。しかし結局は3-3のまま、試合終了のホイッスルを聞いた。新井場がJ1通算出場400試合、そして青木がJ1通算出場300試合という記念日だったが、鹿島は勝利までは手にすることができなかった。
依然、混沌とする残留争いの中、鹿島は勝点を40に積み上げたことによって少しばかり残留へと歩みを進めた。だが我々が望むのは、勝ちきる強さを備えた鹿島の復活。残り2試合、ぜひそういった姿を見てみたいものだ。
スタッツ
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---|---|---|
20 | シュート | 17 |
5 | GK | 13 |
11 | CK | 7 |
11 | 直接FK | 8 |
1 | 間接FK | 8 |
1 | オフサイド | 8 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 15,035人
- 天候
- 曇時々雨、弱風
気温 17.3℃ / 湿度 73.0% - ピッチ
- 良芝、水含み
- 主審
- 吉田 寿光
- 副審
-
越智 新次
大川 直也 - 第4の審判員
- 森川 浩次