試合結果
2012Jリーグ ディビジョン1 第29節

コンサドーレ札幌
試合終了
0-0
0前半0
0後半0

鹿島アントラーズ
試合経過
芳賀 博信 | ![]() |
44' | ||
櫛引 一紀 | ![]() |
49' | ||
76' | ![]() |
興梠 慎三 → ジュニーニョ | ||
岡本 賢明 → 榊 翔太 | ![]() |
78' | ||
櫛引 一紀 | ![]() |
81' | ||
櫛引 一紀 | ![]() |
81' | ||
87' | ![]() |
遠藤 康 → 岡本 英也 | ||
大島 秀夫 → テレ | ![]() |
89' |
鹿島、厚別で悔しいスコアレスドロー。シュート17本も1点が奪えず。
先週末、2年連続となるヤマザキナビスコカップ決勝進出を決め、勢いに乗る鹿島だったが、すでにJ2降格が決まった札幌相手に最後まで1点が奪えず、スコアレスドローに終わった。冷たい雨も降る厚別の地では試合後、奮起を促すサポーターの檄が聞こえた。
残り6試合でできるだけ順位を上げたい鹿島は、序盤から今日もワントップに入った大迫を中心にドゥトラ、レナト、興梠が攻め上がる。また大事を取った新井場の代役として、左サイドバックに入った遠藤も本職であるサイドハーフさながらのポジションで攻撃に絡んだ。
前半最大のチャンスは、24分。小笠原が中盤で執念のボールカットから絶妙のスルーパスを前線へ送る。これを受けた大迫が河合と競りながらゴール前に折り返そうとすると、何とスライディングした河合の腕にボールが当たってしまう。意図的ではないにしろ、ゴール前にボールが入れば鹿島の先制点はほぼ間違いない状況だっただけに、主審はPKの判定を下した。
だが、キッカーに指名された興梠がこのPKを冷静にゴール右はじを狙って蹴るも、相手GKの高原に完全に読まれ、阻まれる。そしてそのこぼれ球に詰めることもできず、鹿島はこの試合最大のチャンスを逃してしまう。
その後、前半はほぼ鹿島のペースで進むが、なかなかゴールを割ることはできず、45分を戦い終えた。後半に入っても攻める鹿島、耐える札幌の図式に変わりはなかったが、札幌にもボールを運ばれる場面も見られ、鹿島に苛立ちは募った。
そこでジョルジーニョ監督も76分、興梠に代えジュニーニョをピッチへ送り出し、攻撃のリズムに変化を出そうとする。しかし河合、高原を中心に守りを固める札幌のゴールをこじ開けることはできない。さらに81分、櫛引がこの日2枚目となるイエローカードを宣告され、1人少なくなった札幌に対しても、小笠原のFKからのジュニーニョの決定的なヘディングシュートがまたしても高原のビッグセーブに阻まれるなど、不運もあった。
結局、最後は岡本も投入しながらなりふり構わずのパワープレーにも打って出たものの、札幌のゴールネットを揺らすことはなかった。急激に冬を感じさせる北の大地でのスコアレスドロー。試合後、勝利を信じ厚別へ駆けつけてくれた大勢のサポーターを喜ばせることのできなかった選手たちは、一様に悔しさで顔を歪ませた。厚別に響き渡ったサポーターの檄を、決して忘れてはいけない。
先週末、2年連続となるヤマザキナビスコカップ決勝進出を決め、勢いに乗る鹿島だったが、すでにJ2降格が決まった札幌相手に最後まで1点が奪えず、スコアレスドローに終わった。冷たい雨も降る厚別の地では試合後、奮起を促すサポーターの檄が聞こえた。
残り6試合でできるだけ順位を上げたい鹿島は、序盤から今日もワントップに入った大迫を中心にドゥトラ、レナト、興梠が攻め上がる。また大事を取った新井場の代役として、左サイドバックに入った遠藤も本職であるサイドハーフさながらのポジションで攻撃に絡んだ。
前半最大のチャンスは、24分。小笠原が中盤で執念のボールカットから絶妙のスルーパスを前線へ送る。これを受けた大迫が河合と競りながらゴール前に折り返そうとすると、何とスライディングした河合の腕にボールが当たってしまう。意図的ではないにしろ、ゴール前にボールが入れば鹿島の先制点はほぼ間違いない状況だっただけに、主審はPKの判定を下した。
だが、キッカーに指名された興梠がこのPKを冷静にゴール右はじを狙って蹴るも、相手GKの高原に完全に読まれ、阻まれる。そしてそのこぼれ球に詰めることもできず、鹿島はこの試合最大のチャンスを逃してしまう。
その後、前半はほぼ鹿島のペースで進むが、なかなかゴールを割ることはできず、45分を戦い終えた。後半に入っても攻める鹿島、耐える札幌の図式に変わりはなかったが、札幌にもボールを運ばれる場面も見られ、鹿島に苛立ちは募った。
そこでジョルジーニョ監督も76分、興梠に代えジュニーニョをピッチへ送り出し、攻撃のリズムに変化を出そうとする。しかし河合、高原を中心に守りを固める札幌のゴールをこじ開けることはできない。さらに81分、櫛引がこの日2枚目となるイエローカードを宣告され、1人少なくなった札幌に対しても、小笠原のFKからのジュニーニョの決定的なヘディングシュートがまたしても高原のビッグセーブに阻まれるなど、不運もあった。
結局、最後は岡本も投入しながらなりふり構わずのパワープレーにも打って出たものの、札幌のゴールネットを揺らすことはなかった。急激に冬を感じさせる北の大地でのスコアレスドロー。試合後、勝利を信じ厚別へ駆けつけてくれた大勢のサポーターを喜ばせることのできなかった選手たちは、一様に悔しさで顔を歪ませた。厚別に響き渡ったサポーターの檄を、決して忘れてはいけない。
スタッツ
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---|---|---|
5 | シュート | 17 |
19 | GK | 9 |
5 | CK | 3 |
12 | 直接FK | 14 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 7,208人
- 天候
- 曇時々雨、中風
気温 13.8℃ / 湿度 77.0% - ピッチ
- 全面良芝、水含み
- 主審
- 扇谷 健司
- 副審
-
山口 博司
相葉 忠臣 - 第4の審判員
- 長谷 拓