試合結果
J1リーグ 第9節
鹿島アントラーズ
- 45'+1 岩政 大樹
- 68' 野沢 拓也
試合終了
2-1
1前半0
1後半1
ガンバ大阪
- 80' 星原 健太
試合経過
小笠原 満男 | 27' | |||
岩政 大樹 | 45'+1 | |||
岩政 大樹 | 54' | |||
野沢 拓也 | 68' | |||
68' | 安田 理大 → 星原 健太 | |||
75' | 遠藤 保仁 | |||
フェリペ ガブリエル → 青木 剛 | 78' | |||
80' | 星原 健太 | |||
87' | 宇佐美 貴史 → 佐々木 勇人 | |||
マルキーニョス | 89' | |||
マルキーニョス → 佐々木 竜太 | 90'+1 | |||
野沢 拓也 → 大岩 剛 | 90'+5 |
岩政の今季初ゴール、野沢のFK弾で公式戦3連勝!! | |
水曜のACL全北現代戦から中2日と厳しい日程で迎えたG大阪戦だったが、前半終了間際に岩政が今季初ゴールとなるヘディング弾を決めると、後半にはその岩政のゴールをアシストした野沢が自ら華麗な直接FKを決め、2-1と勝利を収めた。これで鹿島は公式戦3連勝、今季好調の野沢は公式戦2試合連続となる1ゴール1アシストの大活躍となった。 | |
序盤、3-5-2の布陣を敷くG大阪に対し、「相手が3バックで来てくれたらチャンス」と試合前に話していた興梠が、3バックの間に出来るスペースを果敢に狙い続ける。すると10分、中央をドリブル突破した小笠原が相手DFの裏へ走りこんだ興梠へスルーパスを送る。このパスは惜しくもオフサイドの判定となったが、興梠はその言葉通り、積極的に相手DFの裏を狙う。17分にはカウンターから得意のドリブル突破でチャンスを演出。相手DF2人を引きつけゴール前に突進すると、フリーのマルキーニョスへラストパスを送る。思い切り良く右足を振り抜いたそのシュートは、GKのセーブに遭い惜しくも枠から外れてしまうが、この試合最初の決定的シーンとなった。 | |
また鹿島は守っても、「ブレていたし、あれが1番危ない場面だった」と試合後に曽ヶ端が話した、37分のルーカスの30m級ロングシュートは、曽ヶ端自身がスーパーセーブでゴールを死守。すると前半ロスタイム、岩政の今季初得点が駆けつけた32,855人の大歓声を沸かせる。右サイドで得たCKを野沢がゴール中央に送ると、このボールに反応した岩政が打点の高いヘディングを見せ、ゴールネットに突き刺す。横浜FM戦、全北現代戦に続きこの日もセットプレーから先制点を奪った鹿島が、理想的な展開で前半を折り返す。 | |
1点リードした鹿島は後半に入ってもその攻撃の手を緩めない。46分には、興梠のクロスにフェリペがジャンピングボレー、その2分後にはマルキーニョスがミドルシュートを放つなど早い時間に2点目を狙いに行く。すると68分、全北戦で劇術的なボレーシュートを魅せた野沢が、この試合でも輝きを放つ。ゴール中央で得たFKに「練習通りだった」と語る野沢が右足を振り抜くと、ボールは綺麗な放物線を描きゴールマウスに吸い込まれた。 | |
野沢の公式戦連発弾で2点をリードした鹿島だったが、連戦の疲れからか徐々に足が止まりだしてしまう。すると4バックに切り替え攻撃的に出るG大阪に幾度となく決定機を作られてしまう。72分には、宇佐美が放ったシュートを新井場がゴールラインギリギリでかき出し難をのがれるが、80分には二川のスルーパスを受けた星原にゴールを決められ、1点差に詰め寄られる。その後に迎えたピンチも守護神曽ヶ端やこの試合に欠場した内田に代わり、サイドバックを務めたジウトンが移籍後初先発とは思えぬ落ち着いたプレーを見せ、最後まで集中力を切らさない。終了間際には大岩を送りこむなど守備を固めた鹿島が虎の子の1点を守り抜いた。 | |
W杯による中断前リーグ戦最後のホームゲームを勝利で飾った鹿島は、今季通算成績を5勝3分1敗とし、勝点を18と上積みした。「今年はチーム全体が展開を読みながら試合を組み立てられるようになった」と試合後に岩政が話すように、コンディションの厳しい中でもしっかりと勝点3を獲得した鹿島。チームの成熟度を感じさせる大きな勝利となった。 | |
スタッツ
10 | シュート | 14 |
---|---|---|
11 | GK | 7 |
4 | CK | 8 |
13 | 直接FK | 16 |
3 | 間接FK | 8 |
3 | オフサイド | 7 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 32,855人
- 天候
- 晴、弱風
気温 18.9℃ / 湿度 37.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 扇谷 健司
- 副審
-
高橋 佳久
間島 宗一 - 第4の審判員
- 桜井 大介