試合結果
天皇杯全日本サッカー選手権 4回戦

鹿島アントラーズ
試合終了
0-1
0前半0
0後半1

京都サンガF.C.
- 59' 宮吉 拓実
試合経過
13' | ![]() |
宮吉 拓実 | ||
43' | ![]() |
チョン ウヨン | ||
59' | ![]() |
宮吉 拓実 | ||
本山 雅志 → 小笠原 満男 | ![]() |
63' | ||
柴崎 岳 → タルタ | ![]() |
71' | ||
曽ヶ端 準 | ![]() |
80' | ||
83' | ![]() |
宮吉 拓実 → 駒井 善成 | ||
90' | ![]() |
中村 充孝 → 加藤 弘堅 |
鹿島、京都に完敗。オリヴェイラ監督ラストゲームは悔しい結果に終わる。
前半から終始ペースを握られた鹿島は宮吉のゴールでJ2の京都に0-1と悔しい敗北を喫した。天皇杯で鹿島が下のカテゴリーのチームに負けたのは、1994年の第74回大会で当時の東京ガス(現FC東京)に敗戦して以来、実に17年振り。また1999年の第79回大会以来となる天皇杯4回戦での敗退と不名誉も重なり、これで来季のACL出場権を完全に失った。さらに今季で退任するオリヴェイラ監督にとっては、鹿島ラストゲーム。過去5年間で6冠を獲得した名将は、「1月1日まで戦い続けるつもりだった」と悲しげに最後の試合を振り返った。
序盤、鹿島は前線で大迫、興梠が仕掛け再三チャンスを作るが今季の戦いぶりを象徴するようにシュートまで持っていくことがなかなか出来ない。逆に10分過ぎ辺りからは京都の激しいプレッシングと中山、工藤、中村、そして宮吉らが細かいパスをつなぎ前へ出るスタイルに押され、試合の流れを完全に奪われる。前半、5本ほどシュートを放たれ、何度もピンチに陥った鹿島だったが、その度にゴールを護るキャプテン曽ヶ端が好セーブを見せ、前半の45分は何とか0-0で乗り切った。
後半に入っても流れは変わらず、前へ前へ出てくる京都に手こずる。そして59分、右サイドでチョン ウヨンのパスを受けた宮吉にそのまま豪快なシュートで先制点を奪われた。
その後、63分には本山に代え小笠原をピッチに送り出し何とか同点に追いつこうとする鹿島だったが、71分に柴崎との交代でタルタがピッチに立った辺りから焦りだけが目立つようになる。3分あったアディショナルタイムでも野沢のロングフィードをパワープレーで前線へ残った岩政と大迫が競り合ってしまうなど、最後まで鹿島らしさを出せずに2011シーズンラストゲームを戦い終えた。
「今は悲しい気持ちでいっぱいだが、この5年間でみんなと分かち合った喜びの大きさは後々しみじみと感じてくると思う」。試合後の記者会見でそう語ったオリヴェイラ監督は、サポーターへの挨拶で感極まり涙を流すなど最後までアントラーズ愛に満ちていた。名将と共に歩んだ5年間。この試合でピリオドが打たれるなど誰も思っていなかったことだが、この悔しさを糧に2012シーズンを迎えたい。
前半から終始ペースを握られた鹿島は宮吉のゴールでJ2の京都に0-1と悔しい敗北を喫した。天皇杯で鹿島が下のカテゴリーのチームに負けたのは、1994年の第74回大会で当時の東京ガス(現FC東京)に敗戦して以来、実に17年振り。また1999年の第79回大会以来となる天皇杯4回戦での敗退と不名誉も重なり、これで来季のACL出場権を完全に失った。さらに今季で退任するオリヴェイラ監督にとっては、鹿島ラストゲーム。過去5年間で6冠を獲得した名将は、「1月1日まで戦い続けるつもりだった」と悲しげに最後の試合を振り返った。
序盤、鹿島は前線で大迫、興梠が仕掛け再三チャンスを作るが今季の戦いぶりを象徴するようにシュートまで持っていくことがなかなか出来ない。逆に10分過ぎ辺りからは京都の激しいプレッシングと中山、工藤、中村、そして宮吉らが細かいパスをつなぎ前へ出るスタイルに押され、試合の流れを完全に奪われる。前半、5本ほどシュートを放たれ、何度もピンチに陥った鹿島だったが、その度にゴールを護るキャプテン曽ヶ端が好セーブを見せ、前半の45分は何とか0-0で乗り切った。
後半に入っても流れは変わらず、前へ前へ出てくる京都に手こずる。そして59分、右サイドでチョン ウヨンのパスを受けた宮吉にそのまま豪快なシュートで先制点を奪われた。
その後、63分には本山に代え小笠原をピッチに送り出し何とか同点に追いつこうとする鹿島だったが、71分に柴崎との交代でタルタがピッチに立った辺りから焦りだけが目立つようになる。3分あったアディショナルタイムでも野沢のロングフィードをパワープレーで前線へ残った岩政と大迫が競り合ってしまうなど、最後まで鹿島らしさを出せずに2011シーズンラストゲームを戦い終えた。
「今は悲しい気持ちでいっぱいだが、この5年間でみんなと分かち合った喜びの大きさは後々しみじみと感じてくると思う」。試合後の記者会見でそう語ったオリヴェイラ監督は、サポーターへの挨拶で感極まり涙を流すなど最後までアントラーズ愛に満ちていた。名将と共に歩んだ5年間。この試合でピリオドが打たれるなど誰も思っていなかったことだが、この悔しさを糧に2012シーズンを迎えたい。
スタッツ
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|
---|---|---|
0 | シュート | 0 |
0 | GK | 0 |
0 | CK | 0 |
0 | 直接FK | 0 |
0 | 間接FK | 0 |
0 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 5,671人
- 天候
- 晴、弱風
気温 14.1℃ / 湿度 31.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 廣瀬 格
- 副審
-
高橋 佳久
渡邊 智哉 - 第4の審判員
- 秋澤 昌治