2025明治安田J1リーグ 第12節

2025年04月25日(金)  19:03 Kick Off

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鹿島アントラーズ

  • 54' 知念 慶

試合終了

1-0

0前半0
1後半0

名古屋グランパス

試合経過

チャヴリッチ イエローカード 41'
柴崎 岳 → 舩橋 佑 交代 46'
田川 亨介 → 松村 優太 交代 46'
知念 慶 ゴール 54'
61' 交代 永井 謙佑 → 原 輝綺
61' 交代 徳元 悠平 → 中山 克広
荒木 遼太郎 → ターレス ブレーネル 交代 82'
82' 交代 椎橋 慧也 → 菊地 泰智
82' 交代 森島 司 → 杉浦 駿吾
89' 交代 和泉 竜司 → 浅野 雄也
チャヴリッチ → キム テヒョン 交代 90'+5
知念のゴールで、名古屋に1-0と勝利!J1通算600勝を達成!

▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼






2025明治安田J1リーグ第12節、カシマスタジアムで名古屋グランパスと対戦した。

前節の勝利で、最速となるJ1通算600勝に王手をかけたアントラーズ。今節は奇しくも、32年前にここカシマで記念すべき1勝目を挙げた時と同じ、名古屋と対峙することとなった。またキックオフ直前には、日本へ着いたばかりのジーコCAがカシマ入り。勝利への期待は否が応でも高まった。

なおこの試合は、「いつもそばに KASUMIマッチ2025」として開催され、節目のホームゲームに華を添えた。

是が非でも勝利したいアントラーズだったが、その期待とは裏腹に前半、試合の主導権を握ったのは名古屋だった。前線にスピードスターの永井、そして卓越した技術を誇るマテウスを擁し、後方からのシンプルなボールでアントラーズの陣内に幾度となく進入してきた。

しかしそれでも最終ラインの植田、関川、ボランチの知念、柴崎らは慌てずに対応し、名古屋に得点のチャンスを与えない。前半45分を0-0で折り返した。

すると鬼木監督が後半開始から動く。松村と舩橋を投入し、前線にチャヴリッチをワントップ、荒木をトップ下、優磨と松村が両サイドに張る形の布陣とし、知念とボランチを組む舩橋にチームのリズムを変える役割を与えた。

この鬼木監督の采配が前節に続き、試合の流れを変える。54分、荒木が蹴ったFKをファーに構えた植田が折り返し、最後は知念が身を投げ出しながらのヘディングシュートで名古屋ゴールを割る。

待望の先制点を得たアントラーズはその後も名古屋を圧倒する。だが、優磨のダイビングヘッド弾などビッグチャンスはあったものの、その度に名古屋のGKシュミット ダニエルに抑えられ、結局、追加点を得ることはできない。

それでも終始、名古屋に決定的な場面を作らせることなく、アントラーズは90分の戦いに幕を閉じた。32年前はジーコのハットトリックもあり、5-0のビッグスコアだったが、今宵はウノゼロと、これまたアントラーズらしい勝ち方で前人未踏のJ1通算600勝をつかみとった。

試合後、歓喜に沸く12番目の戦士たちと選手たち。そしてウォーミングアップエリアでは御大ジーコがかつてのチームメートでもある鬼木監督を祝福した。

この歓喜こそが次への原動力。またともに戦おう。

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【この試合のトピックス】
・J1通算600勝を達成。
・決勝ゴールを決めた知念が、LIXIL賞を受賞。

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スタッツ

鹿島アントラーズ 名古屋グランパス
10 シュート 7
10 GK 5
4 CK 1
14 直接FK 7
2 間接FK 0
2 オフサイド 0
0 PK 0

試合データ

入場者数
13,550人
天候
曇、弱風
気温 17.0℃ / 湿度 71.0%
ピッチ
全面良芝
主審
福島 孝一郎
副審
浜本 祐介
大川 直也
第4の審判員
川俣 秀
VAR/AVAR
山本 雄大
梅田 智起