試合結果
2024明治安田J1リーグ 第12節
柏レイソル
- 65' 島村 拓弥
試合終了
1-2
0前半1
1後半1
鹿島アントラーズ
- 4' 名古 新太郎
- 90'+2 アレクサンダル チャヴリッチ
試合経過
4' | 名古 新太郎 | |||
三丸 拡 | 41' | |||
白井 永地 → 木下 康介 | 46' | |||
川口 尚紀 | 52' | |||
戸嶋 祥郎 | 60' | |||
63' | 名古 新太郎 → 土居 聖真 | |||
63' | 仲間 隼斗 → アレクサンダル チャヴリッチ | |||
島村 拓弥 | 65' | |||
70' | 植田 直通 | |||
78' | 師岡 柊生 → 樋口 雄太 | |||
小屋松 知哉 → 鵜木 郁哉 | 79' | |||
三丸 拡 → ジエゴ | 79' | |||
島村 拓弥 → 山本 桜大 | 90'+1 | |||
90'+2 | アレクサンダル チャヴリッチ | |||
90'+3 | 土居 聖真 → 須貝 英大 |
名古の先制点にチャヴリッチの劇的決勝点で、2-1と柏を撃破!
2024明治安田J1リーグ第12節、三協フロンテア柏スタジアムで柏レイソルと対戦した。
前節、ホームのカシマスタジアムで湘南に3-1と勝利したアントラーズ。今季初の3連勝をかけ、アウェイで柏と対戦した。
中2日という過密日程ながら、ポポヴィッチ監督はホーム湘南戦から樋口から師岡だけを入れ替えた先発11人をピッチに送り出した。蓄積した疲れが心配されたものの、序盤はフレッシュな師岡をはじめ、運動量豊富な名古、仲間らが前線から激しいプレッシングで柏を追いつめる。また前節、2ゴール1アシストとエースの貫禄を見せた優磨が前線の起点となりつつ、周りをうまく使う見事なプレーでチームをけん引した。
4分、佐野のボール奪取から仲間が粘り、ボールを再び受け取った佐野が前線へスルーパス。これに名古がうまく抜け出し、相手DF陣をかわしながら、見事な今季初ゴールを決めた。
この電光石火の先制点で勢いに乗るアントラーズ。しかし、なかなか追加点が取れない。しばし強風の吹く日立台で前半に勝負を決めたいところだったが、最後の詰めが甘く、結局、1点リードのまま、前半を戦い終えた。
後半に入り、今度は風の影響を受けるようになったアントラーズが柏に押される場面が多くなる。柏は後半頭から交代出場した木下を前線のターゲットとして使い、マテウス サヴィオを中心に鹿島ゴールへ襲いかかってきた。
すると65分、島村にスルーパスから抜け出され、同点にされる。さらにはその5分後、マテウス サヴィオの放ったシュートがブロックにいった植田の腕に当たり、ハンドの判定。これで柏にPKを献上し、アントラーズは絶体絶命のピンチに立たされた。
しかし今日の日立台は、アントラーズに味方した。マテウス サヴィオが放ったPKは早川が反応するも、届かない。しかしボールはゴール右へ外れ、アントラーズは失点を免れた。
その後のピンチも早川を中心に粘り強く守り切ったアントラーズに、歓喜の瞬間が訪れたのは後半アディショナルタイムだった。90分+2、センターサークル付近でボールを受けた優磨が前線の動きをよく見て、ロングフィードを送る。これを途中交代のチャヴリッチが柏DF陣の背後で受け、右足で柏ゴールへ流し込んだ。
トラップこそ少し流れたものの、相手GKの動きをしっかりと見極めての見事なゴール。強くて、速くて、うまいチャヴリッチの真骨頂ともいえる劇的な決勝弾に、アウェイスタンドを埋め尽くした12番目の仲間は大きな歓喜に沸いた。
その後、またしてもマテウス サヴィオにヒヤリとするシュートを放たれるも、これもまたゴールの枠に飛ばない。運もあったアントラーズがこの激戦を2-1で制した。
これで今季初の3連勝を飾ったアントラーズ。勝ち点を22に伸ばし、暫定3位へと浮上した。まだまだ課題もあるが、全員が一丸となって戦うチームはこれからも進化し続けてくれることだろう。次は、ホームでの東京V戦。日曜日のカシマスタジアムに集う時間が待ち遠しい。
【この試合のトピックス】
・名古が今季公式戦初ゴール。
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2024明治安田J1リーグ第12節、三協フロンテア柏スタジアムで柏レイソルと対戦した。
前節、ホームのカシマスタジアムで湘南に3-1と勝利したアントラーズ。今季初の3連勝をかけ、アウェイで柏と対戦した。
中2日という過密日程ながら、ポポヴィッチ監督はホーム湘南戦から樋口から師岡だけを入れ替えた先発11人をピッチに送り出した。蓄積した疲れが心配されたものの、序盤はフレッシュな師岡をはじめ、運動量豊富な名古、仲間らが前線から激しいプレッシングで柏を追いつめる。また前節、2ゴール1アシストとエースの貫禄を見せた優磨が前線の起点となりつつ、周りをうまく使う見事なプレーでチームをけん引した。
4分、佐野のボール奪取から仲間が粘り、ボールを再び受け取った佐野が前線へスルーパス。これに名古がうまく抜け出し、相手DF陣をかわしながら、見事な今季初ゴールを決めた。
この電光石火の先制点で勢いに乗るアントラーズ。しかし、なかなか追加点が取れない。しばし強風の吹く日立台で前半に勝負を決めたいところだったが、最後の詰めが甘く、結局、1点リードのまま、前半を戦い終えた。
後半に入り、今度は風の影響を受けるようになったアントラーズが柏に押される場面が多くなる。柏は後半頭から交代出場した木下を前線のターゲットとして使い、マテウス サヴィオを中心に鹿島ゴールへ襲いかかってきた。
すると65分、島村にスルーパスから抜け出され、同点にされる。さらにはその5分後、マテウス サヴィオの放ったシュートがブロックにいった植田の腕に当たり、ハンドの判定。これで柏にPKを献上し、アントラーズは絶体絶命のピンチに立たされた。
しかし今日の日立台は、アントラーズに味方した。マテウス サヴィオが放ったPKは早川が反応するも、届かない。しかしボールはゴール右へ外れ、アントラーズは失点を免れた。
その後のピンチも早川を中心に粘り強く守り切ったアントラーズに、歓喜の瞬間が訪れたのは後半アディショナルタイムだった。90分+2、センターサークル付近でボールを受けた優磨が前線の動きをよく見て、ロングフィードを送る。これを途中交代のチャヴリッチが柏DF陣の背後で受け、右足で柏ゴールへ流し込んだ。
トラップこそ少し流れたものの、相手GKの動きをしっかりと見極めての見事なゴール。強くて、速くて、うまいチャヴリッチの真骨頂ともいえる劇的な決勝弾に、アウェイスタンドを埋め尽くした12番目の仲間は大きな歓喜に沸いた。
その後、またしてもマテウス サヴィオにヒヤリとするシュートを放たれるも、これもまたゴールの枠に飛ばない。運もあったアントラーズがこの激戦を2-1で制した。
これで今季初の3連勝を飾ったアントラーズ。勝ち点を22に伸ばし、暫定3位へと浮上した。まだまだ課題もあるが、全員が一丸となって戦うチームはこれからも進化し続けてくれることだろう。次は、ホームでの東京V戦。日曜日のカシマスタジアムに集う時間が待ち遠しい。
【この試合のトピックス】
・名古が今季公式戦初ゴール。
スタッツ
11 | シュート | 12 |
---|---|---|
7 | GK | 19 |
5 | CK | 4 |
9 | 直接FK | 12 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 13,384人
- 天候
- 曇、中風
気温 21.7℃ / 湿度 57.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 西村 雄一
- 副審
-
大塚 晴弘
西尾 英朗 - 第4の審判員
- 長谷川 雅
- VAR/AVAR
-
上村 篤史
森川 浩次