2024明治安田J1リーグ 第2節

2024年03月02日(土)  15:03 Kick Off

HOME 県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ

  • 85' 植田 直通

試合終了

1-1

0前半0
1後半1

セレッソ大阪

  • 58' レオ セアラ

試合経過

樋口 雄太 イエローカード 14'
39' 交代 ルーカス フェルナンデス → 為田 大貴
藤井 智也 → 鈴木 優磨 交代 46'
58' ゴール レオ セアラ
鈴木 優磨 イエローカード 62'
関川 郁万 イエローカード 64'
関川 郁万 → ギリェルメ パレジ 交代 67'
樋口 雄太 → 名古 新太郎 交代 67'
72' 交代 奥埜 博亮 → 上門 知樹
76' 交代 レオ セアラ → 山下 達也
76' 交代 登里 享平 → 奥田 勇斗
仲間 隼斗 → 垣田 裕暉 交代 82'
植田 直通 ゴール 85'
87' イエローカード 香川 真司
植田、気迫のヘディング弾。ホーム開幕戦は、C大阪と1-1のドロー。

▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼





2024明治安田J1リーグ第2節、カシマスタジアムでセレッソ大阪と対戦した。

2024シーズンのホーム開幕戦ということで、24,664人ものアントラーズファミリーが集結したカシマスタジアム。開始前には、前節の名古屋戦でJ1通算100試合出場を達成した仲間への花束贈呈もあり、最高の雰囲気でキックオフを迎えた。

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しかし前半はアウェイのC大阪にボールを保持され、試合の主導権を握られる。前節、1ゴール1アシストと最高の形で日本でのデビューを飾ったチャヴリッチにも、なかなかボールが入らず、前半は攻めの形を作ることができない。

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それでも守護神の早川、そして最終ラインの濃野、植田、関川、安西らの踏ん張りと佐野、知念のボランチコンビのしぶとい守備で前に圧力を加えてくるC大阪を何とかしのいだ。

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この状況を打開すべく、ポポヴィッチ監督は後半開始から藤井に代え、優磨をピッチに送り出す。この交代により、前への推進力が高まったアントラーズは前半とは打って変わって、相手陣内でのプレー時間を増やしていった。

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しかし、好事魔多し。58分、前がかりになったところを狙われ、カウンターからレオ セアラに先制点を決められ、アントラーズは劣勢に立たされた。

この劣勢を打開すべく、ポポヴィッチ監督は大胆な手を打つ。67分、CBの関川に代え、パレジ、そして樋口に代え、名古をピッチに送り出す。この交代にともない、佐野が最終ラインに入り、植田とペアを組んだ。佐野のCB起用という"奇策"で前の枚数を増やし、同点、さらには逆転を見据えた攻撃的なスタイルでアントラーズは残りの時間を戦った。

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すると、この執念が実ったのか、85分、待望の同点ゴールが生まれる。再三に渡る波状攻撃から生まれたFKを名古が絶妙のタイミングで、ゴール前へ送る。ここに飛び込んだのが、この試合でキャプテンマークを巻いた植田。相手DF陣の動き出しをうまく読み、ほぼフリーの状態で気迫のヘディング弾をC大阪ゴールへ叩き込んだ。

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その後も逆転を目指し、アントラーズは攻め続ける。

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しかし、最後の1点が取れず、結末は1-1のドロー。ホーム開幕戦は、悔しい結果に終わった。

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だが、前半の劣勢にもくじけず、最後まで勝利だけを追求して前へ出る戦いは新しいアントラーズを印象づけるものだった。悔しい結果にも、大きな拍手とコールで選手たちを激励してくれた12番目の戦士たちの姿が、それを証明している。

ここから前進あるのみだ。

【この試合のトピックス】
・植田が今季初ゴール。

スタッツ

鹿島アントラーズ セレッソ大阪
5 シュート 10
6 GK 4
7 CK 4
8 直接FK 16
1 間接FK 5
1 オフサイド 5
0 PK 0

試合データ

入場者数
24,664人
天候
晴、弱風
気温 8.4℃ / 湿度 35.0%
ピッチ
全面良芝
主審
清水 勇人
副審
浜本 祐介
阿部 将茂
第4の審判員
野堀 桂佑
VAR/AVAR
上原 直人
渡辺 康太