Live Antlers
2023明治安田生命J1リーグ 第30節

ヴィッセル神戸
- 16' 佐々木 大樹
- 45' 井出 遥也
- 83' 佐々木 大樹
試合終了
3-1
2前半0
1後半1

鹿島アントラーズ
- 90'+1 松村 優太
試合経過
佐々木 大樹 | ![]() |
16' | ||
井出 遥也 | ![]() |
45' | ||
46' | ![]() |
関川 郁万 → 昌子 源 | ||
46' | ![]() |
広瀬 陸斗 → 松村 優太 | ||
46' | ![]() |
藤井 智也 → 仲間 隼斗 | ||
井出 遥也 → ジェアン パトリッキ | ![]() |
59' | ||
68' | ![]() |
荒木 遼太郎 → 垣田 裕暉 | ||
76' | ![]() |
樋口 雄太 → 柴崎 岳 | ||
本多 勇喜 → 飯野 七聖 | ![]() |
80' | ||
佐々木 大樹 | ![]() |
83' | ||
90'+1 | ![]() |
松村 優太 | ||
武藤 嘉紀 → 大﨑 玲央 | ![]() |
90'+7 |
松村の意地のゴールも、神戸に1-3と敗れる。
2023明治安田生命J1リーグ 第30節、国立競技場でヴィッセル神戸と対戦した。
前節、福岡とスコアレスドローの痛み分けに終わったアントラーズ。3週間の中断期間を経て、首位の神戸と対峙することとなった。
リーグ前半戦、神戸にはホームのカシマスタジアムで1-5と大敗を喫しているだけにそのリベンジ、さらにはわずかながらに残る優勝の可能性を再び手繰り寄せるために非常に重要な一戦ということもあり、国立には多くのアントラーズファミリーが集結し、アウェイとは思えない雰囲気を作り出してくれた。
この大事な一戦に、岩政監督がピッチに送り込んだスターティングメンバーは、GKに早川、フィールドプレーヤーに広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、樋口、藤井、荒木、優磨の11人。荒木は8月のアウェイ名古屋戦以来の公式戦出場となった。そしてベンチには、沖、昌子、柴崎、松村、仲間、土居、垣田が座る。
アントラーズボールでキックオフした前半は序盤から仕掛けようとするアントラーズに対し、神戸がどっしりと構える時間帯が続いた。久々の出場となった荒木もボールに触れる回数を増やし、前に出ようとするが、神戸の厚い守備になかなかリズムを作ることができない。また前線の優磨は神戸守備陣に強く警戒され、自由な動きを防ぎこまれた。
すると16分、井出に左サイド深くに進入され、クロスを入れられる。これをゴール前で佐々木に頭で合わせられ、鹿島は序盤早々に失点を許してしまった。
その後もなかなか攻撃の糸口をつかめないアントラーズにとって、苦しい時間帯が続く。唯一の攻撃と言っていい場面は、35分。波状攻撃からピトゥカのパスを受けた優磨が左足シュートを見せるが、これは神戸DF陣に防がれてしまった。
その後、アントラーズに再び試練が訪れる。前半終了間際の45分、今度は武藤に左サイドから進入され、右足アウトサイドでふわりとしたクロスを入れられる。これをファーサイドから走りこんだ井出にヘディングで決められ、2失点目を喫した。ここでVARチェックが入るも、長いチェック時間後、結局は神戸のゴールが認められ、アントラーズは2点ビハインドで前半を戦い終えた。
神戸に支配される試合の流れを変えるべく、岩政監督は後半頭から選手交代に出る。関川に代え、昌子、広瀬に代え、松村、そして藤井に代え、仲間を投入し、状況の打開に打って出た。
機動力の高い仲間、松村が入ったことで後半の序盤は流れを取り戻したアントラーズ。しかしどこか攻めきれず、前半と同様、神戸にその圧力を吸い取られるかのごとく、また停滞してしまう。垣田や柴崎が交代で入っても、最終ラインや中盤で無理をせず、前線の大迫や武藤へロングボールを送り込む神戸のスタイルに苦戦を強いられた。
そして83分、右CKからのこぼれ球に素早く反応した佐々木にこの試合2点目を献上し、スコアを0-3とされる。
ここで、早川の前に入った武藤のポジショニングが微妙ということでこの試合2度目のVARチェックに入るが、レフェリーのオンフィールドレビューの結果、判定は覆らず。リーグ前半戦でのカシマでの悪夢が再び、という重い空気がアントラーズベンチにも広がった。
しかしアディショナルタイムに入って、アントラーズも意地を見せる。3点目を取り、どこか緩んだ神戸に速攻を仕掛け、最後は松村が右サイドからカットインしての左足シュート。これが見事に決まり、スコアは1-3となった。
その後も松村、仲間、佐野らが果敢に前へ出て、2点目、3点目を狙ったアントラーズだったが、後半アディショナルタイムだけでは、やはり神戸の堅守を崩すことができなかった。試合終了のホイッスルとともに、国立のビッグスクリーンで固定されたスコアは1-3。リーグ前半戦に続き、完敗と言っていい結果に終わった。
この敗戦で、リーグ優勝の可能性が数字上でもなくなったアントラーズ。残り4試合、できるだけ上の順位へ行くためにも、そして己のプライドを守るためにも、がむしゃらに戦い抜くしかない。魂をかけた戦いは続く。
【この試合のトピックス】
・松村が今季リーグ戦初ゴール。
2023明治安田生命J1リーグ 第30節、国立競技場でヴィッセル神戸と対戦した。
前節、福岡とスコアレスドローの痛み分けに終わったアントラーズ。3週間の中断期間を経て、首位の神戸と対峙することとなった。
リーグ前半戦、神戸にはホームのカシマスタジアムで1-5と大敗を喫しているだけにそのリベンジ、さらにはわずかながらに残る優勝の可能性を再び手繰り寄せるために非常に重要な一戦ということもあり、国立には多くのアントラーズファミリーが集結し、アウェイとは思えない雰囲気を作り出してくれた。

この大事な一戦に、岩政監督がピッチに送り込んだスターティングメンバーは、GKに早川、フィールドプレーヤーに広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、樋口、藤井、荒木、優磨の11人。荒木は8月のアウェイ名古屋戦以来の公式戦出場となった。そしてベンチには、沖、昌子、柴崎、松村、仲間、土居、垣田が座る。

アントラーズボールでキックオフした前半は序盤から仕掛けようとするアントラーズに対し、神戸がどっしりと構える時間帯が続いた。久々の出場となった荒木もボールに触れる回数を増やし、前に出ようとするが、神戸の厚い守備になかなかリズムを作ることができない。また前線の優磨は神戸守備陣に強く警戒され、自由な動きを防ぎこまれた。



すると16分、井出に左サイド深くに進入され、クロスを入れられる。これをゴール前で佐々木に頭で合わせられ、鹿島は序盤早々に失点を許してしまった。
その後もなかなか攻撃の糸口をつかめないアントラーズにとって、苦しい時間帯が続く。唯一の攻撃と言っていい場面は、35分。波状攻撃からピトゥカのパスを受けた優磨が左足シュートを見せるが、これは神戸DF陣に防がれてしまった。





その後、アントラーズに再び試練が訪れる。前半終了間際の45分、今度は武藤に左サイドから進入され、右足アウトサイドでふわりとしたクロスを入れられる。これをファーサイドから走りこんだ井出にヘディングで決められ、2失点目を喫した。ここでVARチェックが入るも、長いチェック時間後、結局は神戸のゴールが認められ、アントラーズは2点ビハインドで前半を戦い終えた。
神戸に支配される試合の流れを変えるべく、岩政監督は後半頭から選手交代に出る。関川に代え、昌子、広瀬に代え、松村、そして藤井に代え、仲間を投入し、状況の打開に打って出た。

機動力の高い仲間、松村が入ったことで後半の序盤は流れを取り戻したアントラーズ。しかしどこか攻めきれず、前半と同様、神戸にその圧力を吸い取られるかのごとく、また停滞してしまう。垣田や柴崎が交代で入っても、最終ラインや中盤で無理をせず、前線の大迫や武藤へロングボールを送り込む神戸のスタイルに苦戦を強いられた。




そして83分、右CKからのこぼれ球に素早く反応した佐々木にこの試合2点目を献上し、スコアを0-3とされる。
ここで、早川の前に入った武藤のポジショニングが微妙ということでこの試合2度目のVARチェックに入るが、レフェリーのオンフィールドレビューの結果、判定は覆らず。リーグ前半戦でのカシマでの悪夢が再び、という重い空気がアントラーズベンチにも広がった。
しかしアディショナルタイムに入って、アントラーズも意地を見せる。3点目を取り、どこか緩んだ神戸に速攻を仕掛け、最後は松村が右サイドからカットインしての左足シュート。これが見事に決まり、スコアは1-3となった。



その後も松村、仲間、佐野らが果敢に前へ出て、2点目、3点目を狙ったアントラーズだったが、後半アディショナルタイムだけでは、やはり神戸の堅守を崩すことができなかった。試合終了のホイッスルとともに、国立のビッグスクリーンで固定されたスコアは1-3。リーグ前半戦に続き、完敗と言っていい結果に終わった。

この敗戦で、リーグ優勝の可能性が数字上でもなくなったアントラーズ。残り4試合、できるだけ上の順位へ行くためにも、そして己のプライドを守るためにも、がむしゃらに戦い抜くしかない。魂をかけた戦いは続く。
【この試合のトピックス】
・松村が今季リーグ戦初ゴール。
スタッツ
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---|---|---|
18 | シュート | 6 |
7 | GK | 12 |
8 | CK | 3 |
9 | 直接FK | 8 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 53,444人
- 天候
- 晴、無風
気温 25.2℃ / 湿度 20.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 福島 孝一郎
- 副審
-
野村 修
村井 良輔 - 第4の審判員
- 御厨 貴文
- VAR/AVAR
-
西村 雄一
三原 純