Live Antlers
2023明治安田生命J1リーグ 第25節

鹿島アントラーズ
- 9' 垣田 裕暉
- 30' 鈴木 優磨
試合終了
2-0
2前半0
0後半0

アルビレックス新潟
試合経過
垣田 裕暉 | ![]() |
9' | ||
鈴木 優磨 | ![]() |
30' | ||
鈴木 優磨 | ![]() |
33' | ||
35' | ![]() |
藤原 奏哉 | ||
垣田 裕暉 → 知念 慶 | ![]() |
62' | ||
仲間 隼斗 → 藤井 智也 | ![]() |
62' | ||
65' | ![]() |
長谷川 巧 → 松田 詠太郎 | ||
65' | ![]() |
長倉 幹樹 → 鈴木 孝司 | ||
65' | ![]() |
島田 譲 → 秋山 裕紀 | ||
広瀬 陸斗 → 松村 優太 | ![]() |
66' | ||
樋口 雄太 → 舩橋 佑 | ![]() |
78' | ||
鈴木 優磨 → アルトゥール カイキ | ![]() |
78' | ||
78' | ![]() |
三戸 舜介 → 小見 洋太 |
垣田、優磨のゴールで2連勝!
2023明治安田生命J1リーグ 第25節、カシマスタジアムでアルビレックス新潟と対戦した。立ち上がりから新潟を圧倒したアントラーズは幸先よく垣田のゴールで先制すると、優磨が追加点を決めて、前半を2-0で折り返す。後半は新潟に押し込まれ、苦しい展開となったが、早川の好セーブをはじめ、最後まで全員でゴールを守り抜き、2-0で勝利をつかみ取った。
鳥栖戦の勝利で自信を深めたチームは1週間の準備期間を経て、再びホームゲームに臨んだ。
なお、この試合は「常陽銀行 Powerful Match 2023」として開催された。
スタメンは、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、樋口、仲間、垣田、優磨が入った。ベンチには、ウィジョン、昌子、舩橋、藤井、松村、カイキ、知念が座る。
立ち上がりからボールを後方からつなぐことにこだわる新潟に対し、アントラーズは強度の高いプレスを仕掛ける。自陣への侵入は許さなかったが、高い位置でボールを奪うまでには至らない。ただ、ボール保持の局面では、ロングパスを織り交ぜながらも、後方からスムーズに前進することに成功。相手陣内でのプレーを続けた。
すると、9分に試合が動く。関川のクリアに垣田が素早く反応し、ボールをキープ。パスを受けた仲間が左サイドの安西へ展開する。余裕をもってボールを受けた安西は、狙いすましてゴール前へ絶妙なクロスを入れた。このクロスにドンピシャで合わせたのが垣田。勢いよく飛び込み、ヘディングシュートはゴールに突き刺さった。垣田のゴールで先制に成功する。
先制点が生まれたあと、新潟がボールを動かす展開となったが、アントラーズは全体をコンパクトな陣形に保ち、高い強度で守備を続ける。前線の選手たちが献身的にポジショニングの修正を繰り返し、守備の穴をつくらなかった。
守備でリズムをつくったアントラーズは、決定機まではつくれないものの、ボールをテンポよくつなぎ、新潟に奪いどころを絞らせない。攻守両面で試合をコントロールすることに成功した。
そして迎えた30分、追加点が生まれる。右サイドの高い位置でスローインを得ると、スローインを入れた広瀬が樋口とのパス交換からクロスを入れる。垣田がニアサイドで潰れるとボールはファーサイドへ流れ、優磨が相手との競り合いを制して、ゴールへ押し込んだ。この優磨の今季リーグ戦11点目でリードを2点に広げた。
追加点が決まったあとも、勢いを落とさず攻め続ける。33分には左サイドから広瀬がクロスを入れると、ゴール前で優磨と相手GKが接触。優磨のヘディングはゴールへ吸い込まれたが、先に相手GKが捕球したあと、優磨がぶつかったと判断されて、ファウルをとられる。ゴールが認められなかったうえ、優磨にイエローカードが提示された。これで優磨は次節出場停止となった。
微妙な判定が連続したが選手たちは集中を切らさず、冷静にプレーを続ける。ミドルゾーンで非常にコンパクトな陣形を保ちながら、ボール保持者を中心にアグレッシブな守備を仕掛けた。
前半終了間際にはセットプレーを連続で獲得。得点には至らなかったが、樋口の精度の高いキックからゴールに迫った。
前半は理想的な展開で終了。2-0でハーフタイムに突入した。
後半も立ち上がりからゲームをコントロールしたのはアントラーズだった。前線から強度の高い守備を続けて、新潟に効果的な前進を許さない。セカンドボールへの準備、予測の精度と反応の速度でも新潟を上回り、試合の各局面で優位に立った。
しかし、61分にピンチが訪れる。ペナルティエリア右で三戸に広瀬が対応するが、前を取られ、中央に侵入されてシュートを許してしまう。早川が体で跳ね返すが、長倉にゴールへ押し込まれた。オフサイドの判定となり失点には至らなかったが、この決定機で新潟が息を吹き返し、そのあとは押し込まれる展開となった。
62分、ハードワークを続けた垣田と仲間をベンチに下げ、知念と藤井を投入。63分には、カウンターを一度防ぐが、こぼれ球を高に拾われ、ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放たれる。あわや失点かという場面だったが、クロスバーに助けられた。
新潟に流れを引き寄せられたなかで、66分に広瀬との交代で松村をピッチへ送った。広瀬が務めていた右サイドバックには佐野が入る。この交代で一時は相手の勢いを止めたものの、2点のビハインドを負う新潟が前がかりに攻めてきた。そこで、78分に樋口と優磨をベンチに下げ、舩橋とカイキを投入した。
その後も新潟に自陣深くまで押し込まれ、なんとか全員で守る展開が続いてしまう。すると、81分には決定的なピンチが訪れた。高の中央へのパスを高木にダイレクトで叩かれると、小見に完全に抜け出され、ペナルティエリア内からフリーで決定的なシュートを許してしまった。絶体絶命の場面だったが、立ちはだかったのが早川だった。見事な反応でシュートをセーブし、2点のリードを保った。
早川の好セーブで失点を免れたが、その後もサイドから波状攻撃を受ける展開となる。ただ、それでも最後まで全員で体を張り、集中を切らさなかった。
そして、ついに試合終了のホイッスルが鳴った。後半は非常に苦しい展開となったが、最後まで全員で守り抜き、2-0で新潟に勝利。リーグ戦2連勝を飾った。
次の試合も1週間後、アウェイで湘南と対戦する。この試合で見つかった収穫と課題を整理して、アウェイでの勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・垣田が今季リーグ戦4点目
・優磨が今季リーグ戦11点目
・優磨が次節出場停止
・優磨がLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2023明治安田生命J1リーグ 第25節、カシマスタジアムでアルビレックス新潟と対戦した。立ち上がりから新潟を圧倒したアントラーズは幸先よく垣田のゴールで先制すると、優磨が追加点を決めて、前半を2-0で折り返す。後半は新潟に押し込まれ、苦しい展開となったが、早川の好セーブをはじめ、最後まで全員でゴールを守り抜き、2-0で勝利をつかみ取った。
鳥栖戦の勝利で自信を深めたチームは1週間の準備期間を経て、再びホームゲームに臨んだ。

なお、この試合は「常陽銀行 Powerful Match 2023」として開催された。

スタメンは、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、樋口、仲間、垣田、優磨が入った。ベンチには、ウィジョン、昌子、舩橋、藤井、松村、カイキ、知念が座る。

立ち上がりからボールを後方からつなぐことにこだわる新潟に対し、アントラーズは強度の高いプレスを仕掛ける。自陣への侵入は許さなかったが、高い位置でボールを奪うまでには至らない。ただ、ボール保持の局面では、ロングパスを織り交ぜながらも、後方からスムーズに前進することに成功。相手陣内でのプレーを続けた。
すると、9分に試合が動く。関川のクリアに垣田が素早く反応し、ボールをキープ。パスを受けた仲間が左サイドの安西へ展開する。余裕をもってボールを受けた安西は、狙いすましてゴール前へ絶妙なクロスを入れた。このクロスにドンピシャで合わせたのが垣田。勢いよく飛び込み、ヘディングシュートはゴールに突き刺さった。垣田のゴールで先制に成功する。


先制点が生まれたあと、新潟がボールを動かす展開となったが、アントラーズは全体をコンパクトな陣形に保ち、高い強度で守備を続ける。前線の選手たちが献身的にポジショニングの修正を繰り返し、守備の穴をつくらなかった。

守備でリズムをつくったアントラーズは、決定機まではつくれないものの、ボールをテンポよくつなぎ、新潟に奪いどころを絞らせない。攻守両面で試合をコントロールすることに成功した。



そして迎えた30分、追加点が生まれる。右サイドの高い位置でスローインを得ると、スローインを入れた広瀬が樋口とのパス交換からクロスを入れる。垣田がニアサイドで潰れるとボールはファーサイドへ流れ、優磨が相手との競り合いを制して、ゴールへ押し込んだ。この優磨の今季リーグ戦11点目でリードを2点に広げた。



追加点が決まったあとも、勢いを落とさず攻め続ける。33分には左サイドから広瀬がクロスを入れると、ゴール前で優磨と相手GKが接触。優磨のヘディングはゴールへ吸い込まれたが、先に相手GKが捕球したあと、優磨がぶつかったと判断されて、ファウルをとられる。ゴールが認められなかったうえ、優磨にイエローカードが提示された。これで優磨は次節出場停止となった。
微妙な判定が連続したが選手たちは集中を切らさず、冷静にプレーを続ける。ミドルゾーンで非常にコンパクトな陣形を保ちながら、ボール保持者を中心にアグレッシブな守備を仕掛けた。


前半終了間際にはセットプレーを連続で獲得。得点には至らなかったが、樋口の精度の高いキックからゴールに迫った。
前半は理想的な展開で終了。2-0でハーフタイムに突入した。

後半も立ち上がりからゲームをコントロールしたのはアントラーズだった。前線から強度の高い守備を続けて、新潟に効果的な前進を許さない。セカンドボールへの準備、予測の精度と反応の速度でも新潟を上回り、試合の各局面で優位に立った。


しかし、61分にピンチが訪れる。ペナルティエリア右で三戸に広瀬が対応するが、前を取られ、中央に侵入されてシュートを許してしまう。早川が体で跳ね返すが、長倉にゴールへ押し込まれた。オフサイドの判定となり失点には至らなかったが、この決定機で新潟が息を吹き返し、そのあとは押し込まれる展開となった。
62分、ハードワークを続けた垣田と仲間をベンチに下げ、知念と藤井を投入。63分には、カウンターを一度防ぐが、こぼれ球を高に拾われ、ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放たれる。あわや失点かという場面だったが、クロスバーに助けられた。
新潟に流れを引き寄せられたなかで、66分に広瀬との交代で松村をピッチへ送った。広瀬が務めていた右サイドバックには佐野が入る。この交代で一時は相手の勢いを止めたものの、2点のビハインドを負う新潟が前がかりに攻めてきた。そこで、78分に樋口と優磨をベンチに下げ、舩橋とカイキを投入した。
その後も新潟に自陣深くまで押し込まれ、なんとか全員で守る展開が続いてしまう。すると、81分には決定的なピンチが訪れた。高の中央へのパスを高木にダイレクトで叩かれると、小見に完全に抜け出され、ペナルティエリア内からフリーで決定的なシュートを許してしまった。絶体絶命の場面だったが、立ちはだかったのが早川だった。見事な反応でシュートをセーブし、2点のリードを保った。
早川の好セーブで失点を免れたが、その後もサイドから波状攻撃を受ける展開となる。ただ、それでも最後まで全員で体を張り、集中を切らさなかった。

そして、ついに試合終了のホイッスルが鳴った。後半は非常に苦しい展開となったが、最後まで全員で守り抜き、2-0で新潟に勝利。リーグ戦2連勝を飾った。

次の試合も1週間後、アウェイで湘南と対戦する。この試合で見つかった収穫と課題を整理して、アウェイでの勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・垣田が今季リーグ戦4点目
・優磨が今季リーグ戦11点目
・優磨が次節出場停止
・優磨がLIXIL賞を受賞
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
9 | シュート | 7 |
9 | GK | 6 |
4 | CK | 6 |
12 | 直接FK | 9 |
4 | 間接FK | 3 |
4 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 18,895人
- 天候
- 晴、弱風
気温 28.2℃ / 湿度 64.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 御厨 貴文
- 副審
-
武田 光晴
松井 健太郎 - 第4の審判員
- 高山 啓義
- VAR/AVAR
-
池内 明彦
田中 玲匡