2023明治安田生命J1リーグ 第22節

2023年08月06日(日)  18:03 Kick Off

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鹿島アントラーズ

  • 1' 樋口 雄太
  • 15' 植田 直通
  • 67' 鈴木 優磨

試合終了

3-0

2前半0
1後半0

北海道コンサドーレ札幌

試合経過

樋口 雄太 ゴール 1'
植田 直通 ゴール 15'
仲間 隼斗 イエローカード 30'
関川 郁万 イエローカード 51'
仲間 隼斗 → 藤井 智也 交代 54'
垣田 裕暉 → 松村 優太 交代 63'
鈴木 優磨 ゴール 67'
74' 交代 浅野 雄也 → 小林 祐希
74' 交代 荒野 拓馬 → スパチョーク
74' 交代 菅 大輝 → 青木 亮太
関川 郁万 → 昌子 源 交代 79'
溝口 修平 → 舩橋 佑 交代 79'
79' 交代 小柏 剛 → キム ゴンヒ
鈴木 優磨 → 荒木 遼太郎 交代 79'
89' 交代 駒井 善成 → 福森 晃斗
90'+1 イエローカード スパチョーク
樋口が電光石火の先制点!植田、優磨の追加点で、3-0と勝利!

▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼





2023明治安田生命J1リーグ 第22節、カシマスタジアムで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。 開始12秒で樋口が先制点を決めると、樋口が蹴ったコーナーキックから植田が追加点を決めて、前半を2-0で折り返す。そして、後半にも再び樋口のコーナーキックから今度は優磨が追加点を決め、3-0で札幌に快勝した。

前節のFC東京戦で3-1と勝利した後、3週間の中断期間に入った。甲府から須貝が加わり、2試合のトレーニングマッチで連係を高めた。そして、再開初戦となる札幌戦へ臨んだ。

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なお、この試合は「イエローハット ハットの日 サンクスマッチ」として開催された。

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スタメンは、GKが早川、フィールドプレーヤーは須貝、植田、関川、溝口、ピトゥカ、佐野、樋口、仲間、垣田、優磨が入った。ベンチには、スンテ、昌子、荒木、藤井、松村、名古、舩橋が座る。須貝は加入後初の公式戦で初先発となった。

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キックオフ直後に試合が動いた。垣田がキックオフでボールを下げると、パスを受けたピトゥカが左サイドへ展開。溝口が優磨へ縦パスを入れ、優磨がこれをフリック。仲間がヒールで優磨へ戻し、優磨から裏へ抜け出した樋口へパスが通った。相手GKとの1対1となった樋口は、冷静に右足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らしてみせた。開始からわずか12秒。電光石火で先制点を奪った。

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先制点で一気に勢いづいたアントラーズは、札幌を攻め立てる。垣田がペナルティエリア内で倒され、あわやPKかという場面をつくれば、優磨が枠を僅かに逸れるミドルシュートを放つ。アントラーズが試合の主導権を完全に掌握した。

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その後、試合が少し落ち着き、徐々に攻め込まれる場面が増えた。12分には、早川の好セーブで失点を免れたが、ルーカス フェルナンデスのクロスから小柏にヘディングシュートを許す。そして、14分には、馬場のパスで小柏に背後へ抜け出され、肝を冷やした。

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ただ、それでも15分にセットプレーで追加点を奪う。コーナーキックを樋口が蹴ると、ゴール前で植田がドンピシャで合わせた。豪快なヘディングシュートはゴールネットに突き刺さり、2-0とリードを広げた。

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追加点を奪ったあと、再び攻撃が勢いづく。23分には、ピトゥカからのパスを仲間が見事に落とし、拾った垣田がドリブルからフリーでシュートを放つ。惜しくも枠を捉えることができなかったが、決定的な場面をつくった。

その後、札幌に攻め込まれる場面もあったが、無失点で凌ぐと、再び流れを引き寄せる。札幌のオールコートマンツーマンに対し、積極的に動いてスペースをつくり、そのスペースをまた別の選手が使って攻撃を仕掛けた。そして、コーナーキックでは、樋口の質の高いキックで何度もチャンスをつくり、札幌のゴールを脅かした。

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前半はこのまま2-0で終了。理想的な展開でハーフタイムに突入した。

後半も開始直後からアグレッシブに試合に入った。47分には、コーナーキックの流れからピトゥカが左足を鋭く振り抜くと、ゴール前にいた仲間がヘディングでコースを変える。惜しくも枠は捉えられなかったが、後半立ち上がりから決定機をつくった。

しかし、札幌も強度を落とさず、アグレッシブに戦ってきたことで、一進一退の攻防が繰り広げられた。球際の攻防が白熱し、試合がヒートアップしていく。

54分、ハードワークを続けた仲間との交代で、藤井をピッチへ送った。拮抗した展開のなかで、徐々に札幌のカウンターが脅威となり始める。システムのかみ合わせもあり、ピッチの幅を広く使った攻撃でゴール前まで攻め込まれる場面が増えた。

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63分には、垣田との交代で松村を投入。2トップの一角に入った松村は、走力を活かして守備に強度を加えた。そして、先に途中出場した藤井がドリブルで相手を切り崩し、脅威を与えた。

すると、67分にコーナーキックから追加点が生まれる。樋口がまたしても質の高いクロスを蹴ると、これに合わせたのが優磨。高い打点で放たれた強烈なヘディングシュートは、相手GKの手を弾いて、ゴールを射貫き、リードを3点に広げた。優磨はこれで今季リーグ戦10得点目となった。

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3点差に広げたあとも、攻撃の手を緩めず、強度を維持して戦った。75分には、須貝のクロスに松村が合わせ、ゴールに迫る。そして、79分には優磨、関川、溝口をベンチに下げ、荒木、昌子、舩橋をピッチへ送った。

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すると、選手交代の直後にピンチが訪れる。右サイドを崩されると、ゴール前でフリーになった小林に決定的なシュートを放たれる。枠内を捉えられ、失点覚悟の場面だったが、至近距離からのシュートに昌子が反応。頭で見事に跳ね返し、ゴールを死守した。

昌子の見事なブロックで無失点に保つと、85分にカウンターからチャンスをつくる。途中出場の荒木と藤井が絡んで、ゴール前まで迫った。惜しくもシュートまでは至らなかったが、最後までゴールを狙う姿勢を貫く。

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試合終盤は札幌に攻め込まれる展開となったが、集中を切らすことなく、ゴール前で体を張り続けた。そして、試合終了。中断期間明けの初戦で、札幌を3-0と下し、リーグ戦2連勝とした。

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次は1週間後のリーグ第23節。アウェイ名古屋戦へ向けて、チーム一丸で準備を進めていく。

【この試合のトピックス】
・樋口が今季リーグ戦2ゴール目
・植田が今季リーグ戦2ゴール目
・優磨が今季リーグ戦10ゴール目
・溝口がリーグ戦初スタメン
・須貝が加入後初出場・J1初出場
・優磨がリーグ通算150試合出場
・樋口がLIXIL賞を受賞

スタッツ

鹿島アントラーズ 北海道コンサドーレ札幌
16 シュート 12
16 GK 11
9 CK 9
8 直接FK 8
0 間接FK 0
0 オフサイド 0
0 PK 0

試合データ

入場者数
17,503人
天候
晴、弱風
気温 28.8℃ / 湿度 65.0%
ピッチ
全面良芝
主審
小屋 幸栄
副審
西橋 勲
堀越 雅弘
第4の審判員
上原 直人
VAR/AVAR
中村 太
五十嵐 泰之