試合結果
Jリーグヤマザキナビスコカップ 準決勝

名古屋グランパス
- 80' 田中 マルクス闘莉王
試合終了
1-2
0前半1
1後半0
0延長前半0
0延長後半1

鹿島アントラーズ
- 10' 大迫 勇也
- 107' 柴崎 岳
試合経過
10' | ![]() |
大迫 勇也 | ||
吉村 圭司 | ![]() |
30' | ||
31' | ![]() |
野沢 拓也 | ||
45'+2 | ![]() |
アレックス | ||
ブルザノビッチ → 橋本 晃司 | ![]() |
59' | ||
吉村 圭司 → 磯村 亮太 | ![]() |
59' | ||
中村 直志 → 三都主 アレサンドロ | ![]() |
76' | ||
田中 マルクス闘莉王 | ![]() |
80' | ||
80' | ![]() |
大迫 勇也 → 田代 有三 | ||
磯村 亮太 | ![]() |
83' | ||
89' | ![]() |
遠藤 康 → タルタ | ||
橋本 晃司 | ![]() |
97' | ||
増川 隆洋 | ![]() |
100' | ||
105'+2 | ![]() |
タルタ | ||
106' | ![]() |
興梠 慎三 → 本山 雅志 | ||
107' | ![]() |
柴崎 岳 | ||
磯村 亮太 | ![]() |
115' | ||
磯村 亮太 | ![]() |
115' | ||
三都主 アレサンドロ | ![]() |
118' |
柴崎の公式戦初ゴールが決勝弾!! 鹿島、延長の激闘を制し、5年振りの決勝進出!!
準々決勝に続いて延長戦を戦った鹿島だったが、最後は柴崎の公式戦初ゴールで名古屋を2-1と退けた。これで鹿島は2006年以来5年振りとなる決勝へ進出、10月29日の国立では2002年以来、実に9年振りとなるナビスコカップ制覇を目指す。
一戦のみのノックアウト方式なだけにどちらも先制点を得たい前半、鹿島は名古屋を完全に圧倒する。ヒヤリとした場面は開始早々の1分、小川のFKを永井に合わせられたシーンのみ。どんぴしゃりのヘディングシュートだっただけに失点したと思われたが、曽ヶ端が見事な反応でこれを防いだ。
そして10分、小笠原が中盤で相手ボールを奪取するとそのままゴール前へスルーパス。これを受けた大迫がワントラップから冷静に名古屋ゴールへ流し込み、鹿島は欲しかった先制点を得る。
ここから前半終了まで鹿島は同じような形で何度もビッグチャンスを得る。12分には野沢、大迫とつないだボールを興梠がフリーとなりダイレクトシュート。しかしこれは楢崎に神がかり的なセーブで阻まれ、追加点にならない。これ以降も鹿島は大迫、興梠を中心に追加点を奪うべく攻め立てるが、最終ラインの闘莉王、そして楢崎の攻守に阻まれ、2点目が取れない。特に終了間際の45分、大迫のクロス、小笠原のスルーパスを連続して受けた興梠がその2本のシュートを楢崎、闘莉王の2人に防がれたことで、圧倒的に鹿島が優位だった試合の行方も分からなくなってしました。
後半に入ると、やはり決めるところで決められなかった鹿島から流れは名古屋へ傾く。そして80分、セットプレーから最も注意すべき闘莉王に頭で決められ、試合は振り出しに戻った。
その後、延長戦に入り、追いつかれた形の鹿島には不利な状況が続くかと思われたが、タイトル奪取に向けて全員が一丸となり戦う鹿島は運動量が落ちてきた名古屋を徐々に押し始める。そして延長後半の頭から入った本山がその比類なきセンスでチームを救う。
ピッチに立ったその2分後、エリアのすぐ外でボールを受けた本山はノールックのスルーパスを繰り出す。そこに走り込んだのは、これまた高いサッカーセンスを誇る柴崎だった。柴崎は相手選手と競り合いながらこのボールを受け、思い切り良く右足を振り抜き、それまで鹿島の攻撃陣を苦しめ続けた楢崎からついにゴールを奪う。この、柴崎にとっては嬉しい公式戦初ゴール、そして鹿島にとっては2006年以来5年振りとなる決勝の舞台へと駒を進める決勝ゴールで120分という激戦の末、2-1と名古屋に今季初勝利を飾った。
10月29日土曜日、国立の地で鹿島は2002年以来9年振りとなる聖杯を頭上に頂くことができるのか。全ては、タイトルのために。今、新たな挑戦が始まる。
準々決勝に続いて延長戦を戦った鹿島だったが、最後は柴崎の公式戦初ゴールで名古屋を2-1と退けた。これで鹿島は2006年以来5年振りとなる決勝へ進出、10月29日の国立では2002年以来、実に9年振りとなるナビスコカップ制覇を目指す。
一戦のみのノックアウト方式なだけにどちらも先制点を得たい前半、鹿島は名古屋を完全に圧倒する。ヒヤリとした場面は開始早々の1分、小川のFKを永井に合わせられたシーンのみ。どんぴしゃりのヘディングシュートだっただけに失点したと思われたが、曽ヶ端が見事な反応でこれを防いだ。
そして10分、小笠原が中盤で相手ボールを奪取するとそのままゴール前へスルーパス。これを受けた大迫がワントラップから冷静に名古屋ゴールへ流し込み、鹿島は欲しかった先制点を得る。
ここから前半終了まで鹿島は同じような形で何度もビッグチャンスを得る。12分には野沢、大迫とつないだボールを興梠がフリーとなりダイレクトシュート。しかしこれは楢崎に神がかり的なセーブで阻まれ、追加点にならない。これ以降も鹿島は大迫、興梠を中心に追加点を奪うべく攻め立てるが、最終ラインの闘莉王、そして楢崎の攻守に阻まれ、2点目が取れない。特に終了間際の45分、大迫のクロス、小笠原のスルーパスを連続して受けた興梠がその2本のシュートを楢崎、闘莉王の2人に防がれたことで、圧倒的に鹿島が優位だった試合の行方も分からなくなってしました。
後半に入ると、やはり決めるところで決められなかった鹿島から流れは名古屋へ傾く。そして80分、セットプレーから最も注意すべき闘莉王に頭で決められ、試合は振り出しに戻った。
その後、延長戦に入り、追いつかれた形の鹿島には不利な状況が続くかと思われたが、タイトル奪取に向けて全員が一丸となり戦う鹿島は運動量が落ちてきた名古屋を徐々に押し始める。そして延長後半の頭から入った本山がその比類なきセンスでチームを救う。
ピッチに立ったその2分後、エリアのすぐ外でボールを受けた本山はノールックのスルーパスを繰り出す。そこに走り込んだのは、これまた高いサッカーセンスを誇る柴崎だった。柴崎は相手選手と競り合いながらこのボールを受け、思い切り良く右足を振り抜き、それまで鹿島の攻撃陣を苦しめ続けた楢崎からついにゴールを奪う。この、柴崎にとっては嬉しい公式戦初ゴール、そして鹿島にとっては2006年以来5年振りとなる決勝の舞台へと駒を進める決勝ゴールで120分という激戦の末、2-1と名古屋に今季初勝利を飾った。
10月29日土曜日、国立の地で鹿島は2002年以来9年振りとなる聖杯を頭上に頂くことができるのか。全ては、タイトルのために。今、新たな挑戦が始まる。
スタッツ
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|
---|---|---|
16 | シュート | 20 |
9 | GK | 16 |
5 | CK | 6 |
16 | 直接FK | 26 |
6 | 間接FK | 2 |
6 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 8,562人
- 天候
- 晴、弱風
気温 27.1℃ / 湿度 29.0% - ピッチ
- 全面良芝、乾燥
- 主審
- 扇谷 健司
- 副審
-
宮島 一代
田尻 智計 - 第4の審判員
- 井上 知大