試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第17節
鹿島アントラーズ
- 43' 樋口 雄太
試合終了
1-0
1前半0
0後半0
湘南ベルマーレ
試合経過
12' | 小野瀬 康介 | |||
17' | 岡本 拓也 → 石原 広教 | |||
ディエゴ ピトゥカ | 23' | |||
垣田 裕暉 → 染野 唯月 | 23' | |||
37' | 大野 和成 | |||
樋口 雄太 | 43' | |||
安西 幸輝 → 常本 佳吾 | 46' | |||
名古 新太郎 → 藤井 智也 | 46' | |||
57' | 茨田 陽生 → 奥野 耕平 | |||
57' | タリク → 阿部 浩之 | |||
広瀬 陸斗 → 昌子 源 | 66' | |||
染野 唯月 → 荒木 遼太郎 | 70' | |||
73' | 町野 修斗 → 鈴木 章斗 | |||
73' | 畑 大雅 → 中野 嘉大 |
樋口の見事な直接FK弾!リーグ戦4試合ぶりの勝利!
2023明治安田生命J1リーグ 第17節、カシマスタジアムで湘南ベルマーレと対戦した。前半は苦しい試合展開となったが、関川の好プレーから得たフリーキックを樋口が直接決めて、先制に成功する。後半は拮抗した展開となったが、最後までリードを守り抜き、1-0で終了。リーグ戦4試合ぶりの勝利をつかみ取った。
天皇杯2回戦はリーグ戦からスタメン11人を入れ替え、総力戦で臨んだが、3-0と快勝し、3回戦進出を決めた。そこから中3日。チーム一丸で準備を進め、湘南戦に臨んだ。
なお、この試合は「大和証券スペシャルマッチ ~ファンドラップは、やっぱり大和証券。~」として開催された。
スタメンは、リーグ前節・浦和戦と同じ11人が名を連ねた。GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、名古、樋口、垣田、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、常本、土居、荒木、藤井、染野が座る。
立ち上がりはアグレッシブな姿勢を見せる湘南にセカンドボールをことごとく拾われ、押し込まれる展開となる。決定的なピンチこそなかったが、攻撃面では狙い通りの形で相手陣内に侵入することができなかった。
時間の経過とともに、少しずつボールを動かせるようになったが、アクシデントが起きてしまう。垣田が相手と接触して倒れ込んだ佐野に巻き込まれ、足を負傷してしまった。そして、選手交代までの間、1人少ない状況でプレーを進めるなかで、タリクに決定的なシュートを許してしまう。ただ、これは植田の体を張ったシュートブロックで辛うじて失点を防ぎ、23分に垣田との交代で染野が投入された。
アクシデントが起き、バタバタした展開のなかで、ペナルティエリア手前でファウルを犯してしまう。25分、このフリーキックを町野に直接狙われる。クロスバーに跳ね返り、失点にはならなかったが、肝を冷やす場面だった。
湘南のペースで試合が進み、カシマスタジアムのピッチには霧が立ち込めた。湘南に押し込まれる展開が続き、セカンドボールをなかなか拾えない。ようやくボールを保持できても、効果的な攻撃を仕掛けることができなかった。
それでも、42分に試合の流れを一変させるプレーが生まれる。関川がアグレッシブなディフェンスで相手から見事にボールを奪い取ると、ドリブルで少し持ち運んだところでファウルを受ける。ペナルティエリア手前の絶好の位置でフリーキックを獲得した。
43分、キッカーは樋口が務める。ゆっくりとした助走から右足を振り抜くと、シュートは壁を超えて美しい軌道を描き、クロスバーに当たって、ゴールラインを割った。樋口の見事な直接フリーキックで先制に成功した。
この試合、1本目のシュートで先制点を奪ったアントラーズは、流れをぐっと引き寄せ、そのままの勢いで前半を1-0で終えた。
霧雨の影響で後半からカラーボールを使用した。また、後半開始から安西、名古との交代で、常本、藤井を投入した。サイドバックは左が広瀬、右が常本となり、藤井はそのまま名古が務めていた左サイドハーフに入った。
前半とは打って変わって、後半はアントラーズのペースで試合が進む。左サイドの藤井が果敢なドリブル突破でチャンスをつくると、佐野も自陣からのドリブル突破でチャンスをつくり出した。流れは完全にアントラーズへ傾く。
すると、52分に決定機が訪れる。左サイドから広瀬がクロスを入れると、藤井がファーサイドで合わせた。しかし、藤井が合わせたボールは惜しくもポストに跳ね返り、追加点とはならなかった。
その後も、アントラーズが主導権を掌握し、試合を進める。藤井のドリブルで深い位置まで押し込み、後方でフリーになった広瀬がクロスを入れる形でチャンスをつくった。
だが、徐々に湘南に押し込まれる展開となる。そこで66分に広瀬との交代で昌子を投入。そして、70分には染野との交代で荒木をピッチへ送った。
しかし、75分に決定的なピンチが訪れる。関川のクリアミスから鈴木章斗にボールを奪われ、鈴木章斗のクロスから最後は阿部にシュートを許してしまう。だが、このシュートは樋口が見事にクリアし、失点を免れた。
ピンチを凌いだアントラーズにチャンスが訪れた。ペナルティエリア手前からピトゥカがミドルシュートを放つと、相手のハンドを誘発し、PKを獲得する。これを優磨が蹴るが、相手GKの好セーブに阻まれてしまう。ただ、相手GKのセーブに反応してクリアした選手が、優磨が蹴ったタイミングでペナルティエリア内に侵入しており、PKはやり直しとなる。そして、優磨が再びPKのやり直しを蹴ったが、またも相手GKの好セーブに阻まれ、追加点を奪うことはできなかった。
2度のPK失敗となったが、その後も湘南に流れを明け渡すことなく、アントラーズはアグレッシブに戦う。
藤井がカットインからシュート、ピトゥカの落としから荒木がシュートを放ち、ゴールを脅かした。
そして、このまま最後まで集中を切らすことなく、全員で戦い抜き、1-0で勝利を収めた。
次は中6日でルヴァンカップグループステージ最終節のホーム新潟戦へ臨む。グループステージ突破をかけた重要な試合に向けて、チーム一丸で準備を進める。
【この試合のトピックス】
・樋口が今季初ゴール
・ピトゥカが次節出場停止
・樋口がLIXIL賞を受賞
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2023明治安田生命J1リーグ 第17節、カシマスタジアムで湘南ベルマーレと対戦した。前半は苦しい試合展開となったが、関川の好プレーから得たフリーキックを樋口が直接決めて、先制に成功する。後半は拮抗した展開となったが、最後までリードを守り抜き、1-0で終了。リーグ戦4試合ぶりの勝利をつかみ取った。
天皇杯2回戦はリーグ戦からスタメン11人を入れ替え、総力戦で臨んだが、3-0と快勝し、3回戦進出を決めた。そこから中3日。チーム一丸で準備を進め、湘南戦に臨んだ。
なお、この試合は「大和証券スペシャルマッチ ~ファンドラップは、やっぱり大和証券。~」として開催された。
スタメンは、リーグ前節・浦和戦と同じ11人が名を連ねた。GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、名古、樋口、垣田、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、常本、土居、荒木、藤井、染野が座る。
立ち上がりはアグレッシブな姿勢を見せる湘南にセカンドボールをことごとく拾われ、押し込まれる展開となる。決定的なピンチこそなかったが、攻撃面では狙い通りの形で相手陣内に侵入することができなかった。
時間の経過とともに、少しずつボールを動かせるようになったが、アクシデントが起きてしまう。垣田が相手と接触して倒れ込んだ佐野に巻き込まれ、足を負傷してしまった。そして、選手交代までの間、1人少ない状況でプレーを進めるなかで、タリクに決定的なシュートを許してしまう。ただ、これは植田の体を張ったシュートブロックで辛うじて失点を防ぎ、23分に垣田との交代で染野が投入された。
アクシデントが起き、バタバタした展開のなかで、ペナルティエリア手前でファウルを犯してしまう。25分、このフリーキックを町野に直接狙われる。クロスバーに跳ね返り、失点にはならなかったが、肝を冷やす場面だった。
湘南のペースで試合が進み、カシマスタジアムのピッチには霧が立ち込めた。湘南に押し込まれる展開が続き、セカンドボールをなかなか拾えない。ようやくボールを保持できても、効果的な攻撃を仕掛けることができなかった。
それでも、42分に試合の流れを一変させるプレーが生まれる。関川がアグレッシブなディフェンスで相手から見事にボールを奪い取ると、ドリブルで少し持ち運んだところでファウルを受ける。ペナルティエリア手前の絶好の位置でフリーキックを獲得した。
43分、キッカーは樋口が務める。ゆっくりとした助走から右足を振り抜くと、シュートは壁を超えて美しい軌道を描き、クロスバーに当たって、ゴールラインを割った。樋口の見事な直接フリーキックで先制に成功した。
この試合、1本目のシュートで先制点を奪ったアントラーズは、流れをぐっと引き寄せ、そのままの勢いで前半を1-0で終えた。
霧雨の影響で後半からカラーボールを使用した。また、後半開始から安西、名古との交代で、常本、藤井を投入した。サイドバックは左が広瀬、右が常本となり、藤井はそのまま名古が務めていた左サイドハーフに入った。
前半とは打って変わって、後半はアントラーズのペースで試合が進む。左サイドの藤井が果敢なドリブル突破でチャンスをつくると、佐野も自陣からのドリブル突破でチャンスをつくり出した。流れは完全にアントラーズへ傾く。
すると、52分に決定機が訪れる。左サイドから広瀬がクロスを入れると、藤井がファーサイドで合わせた。しかし、藤井が合わせたボールは惜しくもポストに跳ね返り、追加点とはならなかった。
その後も、アントラーズが主導権を掌握し、試合を進める。藤井のドリブルで深い位置まで押し込み、後方でフリーになった広瀬がクロスを入れる形でチャンスをつくった。
だが、徐々に湘南に押し込まれる展開となる。そこで66分に広瀬との交代で昌子を投入。そして、70分には染野との交代で荒木をピッチへ送った。
しかし、75分に決定的なピンチが訪れる。関川のクリアミスから鈴木章斗にボールを奪われ、鈴木章斗のクロスから最後は阿部にシュートを許してしまう。だが、このシュートは樋口が見事にクリアし、失点を免れた。
ピンチを凌いだアントラーズにチャンスが訪れた。ペナルティエリア手前からピトゥカがミドルシュートを放つと、相手のハンドを誘発し、PKを獲得する。これを優磨が蹴るが、相手GKの好セーブに阻まれてしまう。ただ、相手GKのセーブに反応してクリアした選手が、優磨が蹴ったタイミングでペナルティエリア内に侵入しており、PKはやり直しとなる。そして、優磨が再びPKのやり直しを蹴ったが、またも相手GKの好セーブに阻まれ、追加点を奪うことはできなかった。
2度のPK失敗となったが、その後も湘南に流れを明け渡すことなく、アントラーズはアグレッシブに戦う。
藤井がカットインからシュート、ピトゥカの落としから荒木がシュートを放ち、ゴールを脅かした。
そして、このまま最後まで集中を切らすことなく、全員で戦い抜き、1-0で勝利を収めた。
次は中6日でルヴァンカップグループステージ最終節のホーム新潟戦へ臨む。グループステージ突破をかけた重要な試合に向けて、チーム一丸で準備を進める。
【この試合のトピックス】
・樋口が今季初ゴール
・ピトゥカが次節出場停止
・樋口がLIXIL賞を受賞
スタッツ
7 | シュート | 9 |
---|---|---|
8 | GK | 10 |
3 | CK | 6 |
21 | 直接FK | 7 |
0 | 間接FK | 3 |
0 | オフサイド | 3 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 13,169人
- 天候
- 霧、弱風
気温 21.0℃ / 湿度 88.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 上田 益也
- 副審
-
中野 卓
眞鍋 久大 - 第4の審判員
- 阿部 将茂
- VAR/AVAR
-
柿沼 亨
五十嵐 泰之