2023明治安田生命J1リーグ 第16節

2023年06月04日(日)  17:04 Kick Off

AWAY 埼玉スタジアム2002

浦和レッズ

試合終了

0-0

0前半0
0後半0

鹿島アントラーズ

試合経過

ブライアン リンセン → 岩尾 憲 交代 46'
マリウス ホイブラーテン イエローカード 57'
59' 交代 垣田 裕暉 → 土居 聖真
59' 交代 名古 新太郎 → 仲間 隼斗
興梠 慎三 → ホセ カンテ 交代 66'
関根 貴大 → ダヴィド モーベルグ 交代 66'
73' 交代 広瀬 陸斗 → 常本 佳吾
73' 交代 樋口 雄太 → アルトゥール カイキ
大久保 智明 → 早川 隼平 交代 78'
安居 海渡 → 荻原 拓也 交代 78'
84' イエローカード 仲間 隼斗
87' 交代 佐野 海舟 → 藤井 智也
90'+6 イエローカード 早川 友基
酒井 宏樹 イエローカード 90'+6
早川 隼平 イエローカード 90'+7
90'+7 イエローカード ディエゴ ピトゥカ
互いに譲らず、スコアレスドローで決着

2023明治安田生命J1リーグ 第16節、埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦した。前半は理想的なフットボールで浦和を圧倒したが、決定機を決めきることができず、0-0で折り返す。後半は浦和のペースで試合が進んだが、チーム一丸で守り抜き、スコアレスドローという結果に終わった。

前節の鳥栖戦から中7日。勝つための準備を進め、アウェイ浦和戦に臨んだ。

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スタメンは、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、佐野、ピトゥカ、名古、樋口、垣田、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、常本、土居、藤井、カイキ、仲間が座る。

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前半立ち上がりは、アントラーズがボールを支配する展開となった。少ないタッチでテンポよくボールを動かしながらも、常に相手の背後を狙っていく。チャンスをつくるまでには至らなかったが、相手陣内深くまで攻め込む場面もつくった。

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11分には右サイドから見事な崩しを見せる。多くの選手が連動して、ボールを素早く動かすと、最後は佐野がシュートを放った。惜しくも枠に飛ばず、ゴールは奪えなかったが、高度な連係プレーでゴールに迫った。

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その後も後方からテンポよくショートパスをつなぎ、相手に的を絞らせない。ボールを奪われても、素早い切り替えでカウンターの起点を潰し、相手がボールを保持する局面でも、全員が連動して守り、浦和にチャンスをつくらせなかった。

試合の主導権は、完全にアントラーズが握る。22分には右サイドからピトゥカが強烈なシュートでゴールを脅かす。さらに、そのプレーで得たコーナーキックの流れから優磨がゴール前でフリーになり、決定的なシュートを放つ。しかし、どちらも西川の好セーブに阻まれ、得点を決めることはできなかった。

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優磨の決定機のあと、浦和にカウンターを許し、ヒヤリとする場面があったが、その後は再び主導権を掌握する。中盤の4人が流動的に動いて、テンポよくパスをつなぎ、相手の目線を常に動かした。チーム全体で連動し、流れるような攻撃を繰り出していく。しかし、全局面を支配する理想的な試合運びだったが、得点を奪うことはできなかった。

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前半終盤は浦和に押し込まれる展開となったが、全員で集中して守り抜き、このまま0-0でハーフタイムに突入した。

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後半の立ち上がりは、拮抗した展開となった。浦和に攻め込まれる場面もあったが、球際で激しく戦い、相手に自由を与えない。一方、攻撃面では、浦和が守備を修正してきたこともあり、前半より能動的にボールを動かせなくなり、相手陣内に侵入する回数が減ってしまった。

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59分、垣田、名古との交代で土居、仲間を投入した。しかし、流れは浦和に傾いていく。後半から投入された岩尾が存在感を放ち、なかなか流れを引き寄せることができない。徐々に浦和の攻撃を受ける時間が長くなっていく。

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73分、広瀬と樋口に代えて、常本とカイキをピッチへ送った。すると、カイキにいきなりチャンスが訪れる。佐野が広い視野で見事なパスを安西に通すと、安西がクロスを入れる。ペナルティエリア内でカイキがヘディングシュートを放つが、惜しくも枠を捉えることはできなかった。

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68分には、ダヴィド モーベルグにゴール前へ決定的なクロスを供給されてしまう。これは関川の見事なディフェンスで難を逃れたが、浦和のペースで試合が進んだ。

終盤に入ると、浦和の攻撃の勢いが増し、アントラーズは我慢を続ける。浦和のセットプレーが増え、ゴール前でのプレーが連続した。ただ、最後の局面で全員が体を張り、ゴールを許さなかった。

87分、佐野との交代で藤井を投入した。左サイドに入った藤井は、投入直後から果敢にドリブルを仕掛け、チャンスを作りだす。積極的な姿勢で浦和に傾いていた流れを少し引き戻した。

しかし、その後は再び浦和の猛攻を受ける展開となった。後半アディショナルタイム、荻原にクロスを供給されると、ホセ カンテに頭で合わせられてしまう。決定的なヘディングシュートは枠を捉えられ、万事休すかという場面だったが、これを早川が見事に横っ飛びでセーブし、ゴールを許さなかった。

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最後まで引き締まった試合は、両チームともに一歩も譲らず。痛み分けのスコアレスドローに終わった。

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次は中2日での天皇杯2回戦。また明日からチーム一丸で準備を進める。

【この試合のトピックス】
・特になし

スタッツ

浦和レッズ 鹿島アントラーズ
7 シュート 9
8 GK 10
6 CK 6
10 直接FK 16
5 間接FK 1
5 オフサイド 1
0 PK 0

試合データ

入場者数
45,575人
天候
晴、弱風
気温 25.0℃ / 湿度 60.0%
ピッチ
全面良芝
主審
アンドリュー マドレイ
副審
渡辺 康太
八木 あかね
第4の審判員
梅田 智起
VAR/AVAR
谷本 涼
武部 陽介