試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第12節
セレッソ大阪
試合終了
0-1
0前半0
0後半1
鹿島アントラーズ
- 67' 関川 郁万
試合経過
1' | 広瀬 陸斗 | |||
為田 大貴 | 4' | |||
46' | 仲間 隼斗 → アルトゥール カイキ | |||
46' | 広瀬 陸斗 → 常本 佳吾 | |||
為田 大貴 → 上門 知樹 | 46' | |||
鳥海 晃司 | 56' | |||
原川 力 → 加藤 陸次樹 | 59' | |||
59' | 土居 聖真 → 名古 新太郎 | |||
65' | 垣田 裕暉 → 知念 慶 | |||
67' | 関川 郁万 | |||
上門 知樹 | 71' | |||
松田 陸 → ジョルディ クルークス | 75' | |||
毎熊 晟矢 → 進藤 亮佑 | 75' | |||
レオ セアラ → 北野 颯太 | 85' | |||
89' | 鈴木 優磨 → 昌子 源 |
関川の決勝点!4試合連続完封勝利!
2023明治安田生命J1リーグ 第12節、ヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と対戦した。強い雨が降りしきるなか、両チームともにピッチコンディションに苦しめられる試合となったが、セットプレーから決めた関川のゴールを全員で守り抜いたアントラーズが、1-0で4試合連続となるクリーンシートでの勝利を収めた。
前節はアウェイで札幌に1-0で勝利し、今季初の3連勝を飾った。しかし、また中3日で3連戦の最後の試合が控えている。すぐにアウェイC大阪戦へ向けた準備を進めた。
C大阪戦の先発は、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、樋口、ピトゥカ、土居、仲間、垣田、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、常本、名古、カイキ、荒木、知念が座る。
試合前から強い雨が降り続き、ピッチ上にはいくつも水溜りができた。立ち上がりはピッチコンディションの影響もあり、両チームともにロングボールを多用し、激しい球際の攻防が繰り広げられた。
最初のチャンスはアントラーズに訪れた。セカンドボールにいち早く反応した仲間がヨニッチに倒されて、絶好の位置でフリーキックを獲得。7分、このフリーキックを樋口が直接狙ったが、惜しくも壁に当たって得点には至らなかった。
ピッチはかなり水を含み、ボールが止まる場面が目立つ。互いにクリア気味の高いボールを蹴り上げることが多くなった。
24分にピンチが訪れる。 香川に右サイドの深い位置まで侵入を許すと、マイナスのクロスをペナルティエリア内へ入れられる。ただ、松田に対しては土居とピトゥカが素早く寄せ、こぼれ球を原川にシュートされたが、植田が体を張ってブロックに入り、失点を防いだ。
その後、アントラーズが流れを引き寄せる。サイドから積極的にゴール前へクロスを入れ、ゴールを脅かした。シンプルな攻撃だが、C大阪へ脅威を与えた。
ピッチコンディションの影響もあり、両チームともにリスクを冒すことができず、前半は決定的な場面が少なかった。ただ、ぬかるんだピッチに加え、ロングボールによる上下動、さらに球際の勝負が頻発したこともあり、体力の消耗が激しい展開となった。
後半開始から仲間、広瀬との交代でカイキ、常本を投入した。後半も強度を前面に押し出した戦いを仕掛けた。
51分にピンチが訪れる。カウンターから山中にフリーでボールが入り、クロスをゴール前へ送られたところ、植田が先に触るが後ろに流れ、レオ セアラに当たる。ゴール前の際どい場面だったが、カバーに入ったピトゥカが大きくクリアし、失点を免れた。
今度はアントラーズがチャンスをつくる。54分、ピトゥカからのパスを受けた垣田がボールをキープし、裏へ抜け出した優磨へスルーパス。しかし、優磨はオフサイドで得点に至らなかった。
こう着状態が続くなかで、59分に土居との交代で名古を投入した。選手交代後も戦い方は変わらない。最終ラインの背後へロングボールを送り、相手のCBをサイドへつり出そうと試みる。そして、機を見てグラウンダーの縦パスを入れて、局面の打開を試みた。
63分にピンチが訪れる。右サイド深い位置まで攻め込まれ、上門にマイナスのクロスを入れられると、最後はペナルティエリア内から香川にシュートされた。ただ、これは枠を大きく外れて、失点にはならなかった。
65分に垣田との交代で知念をピッチへ送る。知念は投入直後から全速力でプレスをかけ、相手からボールを奪取。相手陣内深くまで持ち運ぶ、気持ちのこもったプレーを見せた。そして、知念がもたらした陣地回復のプレーが、コーナーキックの獲得につながった。
そのコーナーキックから得点が生まれた。67分、樋口がファーサイドのカイキへピンポイントのクロスを入れると、カイキが高い打点で折り返す。これに反応した関川がヘディングでゴールへ叩き込み、ゴールネットを揺らす。関川は一目散にアウェイまで駆けつけてくれたゴール裏へ走り、歓喜の輪が生まれた。関川の今季初ゴールでアントラーズが先制に成功する。
得点後、さらに試合が動いた。71分、ロングボールを競ろうとした常本が上門に蹴られてしまう。危険なプレーとなり、上門にはレッドカードが提示された。
数的有利となった後も、アントラーズは守りに入ることなく、高い強度でプレーを続ける。80分には樋口がミドルシュートを放ち、ゴールを脅かした。
89分に優磨との交代で昌子をピッチへ投入。水が溜まったピッチで懸命に足を動かし、チーム一丸で時計の針を進めた。
そして、待ちに待った試合終了のホイッスル。苦しい試合だったが、チーム全員で我慢強く戦い抜き、1-0で完封勝利を飾った。
次はいよいよ「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として国立競技場で開催される名古屋戦に臨む。記念すべき試合で重要な勝利を目指し、2日間のオフ明けからまたチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・関川が今季初ゴール
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2023明治安田生命J1リーグ 第12節、ヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と対戦した。強い雨が降りしきるなか、両チームともにピッチコンディションに苦しめられる試合となったが、セットプレーから決めた関川のゴールを全員で守り抜いたアントラーズが、1-0で4試合連続となるクリーンシートでの勝利を収めた。
前節はアウェイで札幌に1-0で勝利し、今季初の3連勝を飾った。しかし、また中3日で3連戦の最後の試合が控えている。すぐにアウェイC大阪戦へ向けた準備を進めた。
C大阪戦の先発は、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、樋口、ピトゥカ、土居、仲間、垣田、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、常本、名古、カイキ、荒木、知念が座る。
試合前から強い雨が降り続き、ピッチ上にはいくつも水溜りができた。立ち上がりはピッチコンディションの影響もあり、両チームともにロングボールを多用し、激しい球際の攻防が繰り広げられた。
最初のチャンスはアントラーズに訪れた。セカンドボールにいち早く反応した仲間がヨニッチに倒されて、絶好の位置でフリーキックを獲得。7分、このフリーキックを樋口が直接狙ったが、惜しくも壁に当たって得点には至らなかった。
ピッチはかなり水を含み、ボールが止まる場面が目立つ。互いにクリア気味の高いボールを蹴り上げることが多くなった。
24分にピンチが訪れる。 香川に右サイドの深い位置まで侵入を許すと、マイナスのクロスをペナルティエリア内へ入れられる。ただ、松田に対しては土居とピトゥカが素早く寄せ、こぼれ球を原川にシュートされたが、植田が体を張ってブロックに入り、失点を防いだ。
その後、アントラーズが流れを引き寄せる。サイドから積極的にゴール前へクロスを入れ、ゴールを脅かした。シンプルな攻撃だが、C大阪へ脅威を与えた。
ピッチコンディションの影響もあり、両チームともにリスクを冒すことができず、前半は決定的な場面が少なかった。ただ、ぬかるんだピッチに加え、ロングボールによる上下動、さらに球際の勝負が頻発したこともあり、体力の消耗が激しい展開となった。
後半開始から仲間、広瀬との交代でカイキ、常本を投入した。後半も強度を前面に押し出した戦いを仕掛けた。
51分にピンチが訪れる。カウンターから山中にフリーでボールが入り、クロスをゴール前へ送られたところ、植田が先に触るが後ろに流れ、レオ セアラに当たる。ゴール前の際どい場面だったが、カバーに入ったピトゥカが大きくクリアし、失点を免れた。
今度はアントラーズがチャンスをつくる。54分、ピトゥカからのパスを受けた垣田がボールをキープし、裏へ抜け出した優磨へスルーパス。しかし、優磨はオフサイドで得点に至らなかった。
こう着状態が続くなかで、59分に土居との交代で名古を投入した。選手交代後も戦い方は変わらない。最終ラインの背後へロングボールを送り、相手のCBをサイドへつり出そうと試みる。そして、機を見てグラウンダーの縦パスを入れて、局面の打開を試みた。
63分にピンチが訪れる。右サイド深い位置まで攻め込まれ、上門にマイナスのクロスを入れられると、最後はペナルティエリア内から香川にシュートされた。ただ、これは枠を大きく外れて、失点にはならなかった。
65分に垣田との交代で知念をピッチへ送る。知念は投入直後から全速力でプレスをかけ、相手からボールを奪取。相手陣内深くまで持ち運ぶ、気持ちのこもったプレーを見せた。そして、知念がもたらした陣地回復のプレーが、コーナーキックの獲得につながった。
そのコーナーキックから得点が生まれた。67分、樋口がファーサイドのカイキへピンポイントのクロスを入れると、カイキが高い打点で折り返す。これに反応した関川がヘディングでゴールへ叩き込み、ゴールネットを揺らす。関川は一目散にアウェイまで駆けつけてくれたゴール裏へ走り、歓喜の輪が生まれた。関川の今季初ゴールでアントラーズが先制に成功する。
得点後、さらに試合が動いた。71分、ロングボールを競ろうとした常本が上門に蹴られてしまう。危険なプレーとなり、上門にはレッドカードが提示された。
数的有利となった後も、アントラーズは守りに入ることなく、高い強度でプレーを続ける。80分には樋口がミドルシュートを放ち、ゴールを脅かした。
89分に優磨との交代で昌子をピッチへ投入。水が溜まったピッチで懸命に足を動かし、チーム一丸で時計の針を進めた。
そして、待ちに待った試合終了のホイッスル。苦しい試合だったが、チーム全員で我慢強く戦い抜き、1-0で完封勝利を飾った。
次はいよいよ「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として国立競技場で開催される名古屋戦に臨む。記念すべき試合で重要な勝利を目指し、2日間のオフ明けからまたチーム一丸で準備を進めていく。
【この試合のトピックス】
・関川が今季初ゴール
スタッツ
3 | シュート | 7 |
---|---|---|
10 | GK | 7 |
0 | CK | 4 |
14 | 直接FK | 12 |
5 | 間接FK | 2 |
5 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 12,676人
- 天候
- 雨、無風
気温 20.8℃ / 湿度 90.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 中村 太
- 副審
-
聳城 巧
眞鍋 久大 - 第4の審判員
- 竹長 泰彦
- VAR/AVAR
-
大坪 博和
岡 宏道