試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第9節

アルビレックス新潟
試合終了
0-2
0前半2
0後半0

鹿島アントラーズ
- 3' 鈴木 優磨
- 26' 垣田 裕暉
試合経過
3' | ![]() |
鈴木 優磨 | ||
26' | ![]() |
垣田 裕暉 | ||
28' | ![]() |
鈴木 優磨 | ||
43' | ![]() |
仲間 隼斗 | ||
52' | ![]() |
鈴木 優磨 → 知念 慶 | ||
62' | ![]() |
名古 新太郎 → 藤井 智也 | ||
谷口 海斗 → グスタボ ネスカウ | ![]() |
63' | ||
田上 大地 → 藤原 奏哉 | ![]() |
63' | ||
太田 修介 → 高木 善朗 | ![]() |
63' | ||
舞行龍ジェームズ | ![]() |
77' | ||
三戸 舜介 → 松田 詠太郎 | ![]() |
80' | ||
89' | ![]() |
垣田 裕暉 → 昌子 源 |
優磨、垣田のゴールで2-0と勝利!
2023明治安田生命J1リーグ 第9節、デンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と対戦した。優磨のゴールで先制に成功すると、垣田が追加点を決めて、2-0と勝利した。
ルヴァンカップの福岡戦から中3日。試合翌日からアウェイ新潟戦への準備を進めた。
新潟戦の先発は、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、ピトゥカ、樋口、仲間、名古、垣田、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、荒木、藤井、舩橋、知念、師岡が座る。
アントラーズは立ち上がりからアグレッシブに前へ攻め込み、強度の高いプレスをかける。ボール保持時もシンプルなプレーで相手のプレスを回避し、いい形の立ち上がりとなった。
すると、キックオフからわずか3分でいきなり試合が大きく動く。中盤でボールを奪うと、テンポよくパスをつないで、相手のカウンタープレスを回避。右サイドでフリーになった広瀬が、ファーサイドへクロスを入れた。相手GKがクロスの目測を誤ると、優磨はヘディングシュートでゴールへ叩き込んだ。相手のミスもあり、アントラーズが幸先よく先制に成功した。
得点後は新潟にボールを動かされる展開となったが、前線から無理に奪おうとせず、ミドルゾーンに4-4-2の守備ブロックを構える。選手間の距離を近く保ち、我慢強く連動して守備を続けた。そしてボールを奪えば、うまくカウンタープレスを回避して保持につなげ、チームとして狙いをもって、優磨と垣田へアーリークロスを放り込んだ。
しかし、粘り強く守備を続けていたアントラーズだが、徐々に中間スペースを使われる場面が目立つようになる。14分には失点にはならなかったものの、サイドを変えられてから中央への侵入を許し、三戸にシュートを放たれてしまった。
ただ、そのあと16分に今度はアントラーズがチャンスをつくる。樋口がインターセプトすると、すぐに垣田へ縦パスを入れる。垣田はタメをつくって、右サイドを駆け上がった名古へパス。名古はペナルティエリア内へ侵入し、切り返しからシュートを放つ。これはゴールポストに当たって外側へ跳ね返るが、シュートを打った名古がこぼれ球を拾って二次攻撃を開始。フォローに入った樋口へパスが通り、樋口がペナルティエリア内から右足を振り抜いた。しかし、シュートは再びゴールポストに阻まれ、追加点とはならなかった。
チャンスのあとにピンチが訪れた。前線からプレスをかけるが回避され、自陣へ押し込まれると、なかなか大きくクリアできず、最終的には17分にペナルティエリア手前から伊藤にシュートを許す。失点には至らなかったが、新潟の攻撃は脅威となった。
その後、アントラーズは後方からのビルドアップが機能せず、効果的に自陣から相手陣内へ攻め入ることができない。守備でも我慢強く、選手全員が献身的に戦い続けていたが、新潟のテンポの早いパスに後手を踏み、局面を崩されかける場面もあった。
苦戦を強いられるアントラーズだが、自陣から相手陣内に進めば、スムーズにボールが動く。2トップの高さを活かしたクロスでゴールを目指した。
すると、26分に試合が動く。中盤で仲間からバックパスを受けたピトゥカが、大外をランニングした安西へ、ダイレクトで対角線のクロスを供給する。安西がヘディングで折り返すと、ペナルティエリア内の垣田へ通り、垣田は相手を背負って、優磨へ落とす。優磨はキックフェイントで寄せてきた相手DFを滑らし、タメをつくってループパス。これを垣田が左足のダイレクトボレーで合わせた。シュートはバーに当たって、ゴールに吸い込まれた。垣田のアントラーズでの公式戦初ゴールで、2-0とリードを広げる。
2点差がついたあとは、少し試合が落ち着いた。アントラーズは我慢強く守備を続けるものの、ボールを奪ったあと、保持につなげることができない。カウンターに移行する局面でのミスでピンチを招く場面もあった。
その後もビルドアップは依然として不安定で、効果的に相手陣内へ侵入することができない。ただ、守備では仲間や垣田が献身的に走り回り、チームを支えた。
前半は新潟にボールを保持される時間帯が長くなったが、このまま終了。2点のリードを保って、ハーフタイムへ突入した。
後半立ち上がりも新潟がボールを保持する展開となったが、アントラーズは我慢強く守備を続ける。
しかし、アクシデントが起きてしまう。優磨が足首をひねり、交代を余儀なくされてしまった。52分、優磨に代わって、知念が投入される。
その後も、新潟にボールを保持される展開となるが、選手間の距離を近く保ち、粘り強く守備を続ける。62分に名古との交代で藤井を投入したあとも、試合の流れは変わらなかった。
アントラーズは粘り強い守備を長く続けた。守備にリズムが生まれ、新潟の脅威が減っていく。チーム全体が連動して戦った。
こう着状態となっていたが、残り15分を切ったあたりから試合が動きを見せる。まずは79分、樋口が相手陣内の深い位置を取ると、ニアゾーンに走り込んだ仲間へパスが通る。仲間は低く鋭いクロスをゴール前へ供給。一瞬の動き出しで相手DFのマークを外した知念がヒールでうまくクロスに合わせる。惜しくも相手GKに阻まれ、得点には至らなかったが、攻撃のイメージが合った効果的なプレーだった。
一進一退の攻防が続く。知念のシュートの流れから新潟の攻撃を止められず、自陣深くまで前進を許すと、三戸、藤原に立て続けにシュートされる。そして、その直後のコーナーキックでは藤原をフリーにしてしまい、決定的なヘディングシュートを許してしまう。失点には至らなかったが、課題のセットプレーでまたしても決定機をつくられてしまった。
しかし、その後はアントラーズに守備のリズムが生まれ、新潟の攻撃に停滞感が漂う。垣田が自陣のコーナーフラッグ付近まで戻って守備に奔走するなど、チーム一丸で戦った。89分には垣田との交代で昌子を投入。全員で時計の針を進めた。
そして、ついに待ちに待った瞬間が訪れた。2-0で試合終了。第3節横浜FC戦以来となるリーグ戦6試合ぶりの勝利をつかみ取った。
長く苦しかった連戦が終わり、次は中5日でホームG大阪戦に臨む。求められるのは勝利のみ。チーム一丸で準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・優磨が今季リーグ戦4点目
・垣田がアントラーズでの公式戦初ゴール
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2023明治安田生命J1リーグ 第9節、デンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と対戦した。優磨のゴールで先制に成功すると、垣田が追加点を決めて、2-0と勝利した。
ルヴァンカップの福岡戦から中3日。試合翌日からアウェイ新潟戦への準備を進めた。


新潟戦の先発は、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、ピトゥカ、樋口、仲間、名古、垣田、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、荒木、藤井、舩橋、知念、師岡が座る。

アントラーズは立ち上がりからアグレッシブに前へ攻め込み、強度の高いプレスをかける。ボール保持時もシンプルなプレーで相手のプレスを回避し、いい形の立ち上がりとなった。
すると、キックオフからわずか3分でいきなり試合が大きく動く。中盤でボールを奪うと、テンポよくパスをつないで、相手のカウンタープレスを回避。右サイドでフリーになった広瀬が、ファーサイドへクロスを入れた。相手GKがクロスの目測を誤ると、優磨はヘディングシュートでゴールへ叩き込んだ。相手のミスもあり、アントラーズが幸先よく先制に成功した。


得点後は新潟にボールを動かされる展開となったが、前線から無理に奪おうとせず、ミドルゾーンに4-4-2の守備ブロックを構える。選手間の距離を近く保ち、我慢強く連動して守備を続けた。そしてボールを奪えば、うまくカウンタープレスを回避して保持につなげ、チームとして狙いをもって、優磨と垣田へアーリークロスを放り込んだ。
しかし、粘り強く守備を続けていたアントラーズだが、徐々に中間スペースを使われる場面が目立つようになる。14分には失点にはならなかったものの、サイドを変えられてから中央への侵入を許し、三戸にシュートを放たれてしまった。
ただ、そのあと16分に今度はアントラーズがチャンスをつくる。樋口がインターセプトすると、すぐに垣田へ縦パスを入れる。垣田はタメをつくって、右サイドを駆け上がった名古へパス。名古はペナルティエリア内へ侵入し、切り返しからシュートを放つ。これはゴールポストに当たって外側へ跳ね返るが、シュートを打った名古がこぼれ球を拾って二次攻撃を開始。フォローに入った樋口へパスが通り、樋口がペナルティエリア内から右足を振り抜いた。しかし、シュートは再びゴールポストに阻まれ、追加点とはならなかった。
チャンスのあとにピンチが訪れた。前線からプレスをかけるが回避され、自陣へ押し込まれると、なかなか大きくクリアできず、最終的には17分にペナルティエリア手前から伊藤にシュートを許す。失点には至らなかったが、新潟の攻撃は脅威となった。
その後、アントラーズは後方からのビルドアップが機能せず、効果的に自陣から相手陣内へ攻め入ることができない。守備でも我慢強く、選手全員が献身的に戦い続けていたが、新潟のテンポの早いパスに後手を踏み、局面を崩されかける場面もあった。
苦戦を強いられるアントラーズだが、自陣から相手陣内に進めば、スムーズにボールが動く。2トップの高さを活かしたクロスでゴールを目指した。
すると、26分に試合が動く。中盤で仲間からバックパスを受けたピトゥカが、大外をランニングした安西へ、ダイレクトで対角線のクロスを供給する。安西がヘディングで折り返すと、ペナルティエリア内の垣田へ通り、垣田は相手を背負って、優磨へ落とす。優磨はキックフェイントで寄せてきた相手DFを滑らし、タメをつくってループパス。これを垣田が左足のダイレクトボレーで合わせた。シュートはバーに当たって、ゴールに吸い込まれた。垣田のアントラーズでの公式戦初ゴールで、2-0とリードを広げる。



2点差がついたあとは、少し試合が落ち着いた。アントラーズは我慢強く守備を続けるものの、ボールを奪ったあと、保持につなげることができない。カウンターに移行する局面でのミスでピンチを招く場面もあった。



その後もビルドアップは依然として不安定で、効果的に相手陣内へ侵入することができない。ただ、守備では仲間や垣田が献身的に走り回り、チームを支えた。
前半は新潟にボールを保持される時間帯が長くなったが、このまま終了。2点のリードを保って、ハーフタイムへ突入した。

後半立ち上がりも新潟がボールを保持する展開となったが、アントラーズは我慢強く守備を続ける。

しかし、アクシデントが起きてしまう。優磨が足首をひねり、交代を余儀なくされてしまった。52分、優磨に代わって、知念が投入される。
その後も、新潟にボールを保持される展開となるが、選手間の距離を近く保ち、粘り強く守備を続ける。62分に名古との交代で藤井を投入したあとも、試合の流れは変わらなかった。
アントラーズは粘り強い守備を長く続けた。守備にリズムが生まれ、新潟の脅威が減っていく。チーム全体が連動して戦った。




こう着状態となっていたが、残り15分を切ったあたりから試合が動きを見せる。まずは79分、樋口が相手陣内の深い位置を取ると、ニアゾーンに走り込んだ仲間へパスが通る。仲間は低く鋭いクロスをゴール前へ供給。一瞬の動き出しで相手DFのマークを外した知念がヒールでうまくクロスに合わせる。惜しくも相手GKに阻まれ、得点には至らなかったが、攻撃のイメージが合った効果的なプレーだった。

一進一退の攻防が続く。知念のシュートの流れから新潟の攻撃を止められず、自陣深くまで前進を許すと、三戸、藤原に立て続けにシュートされる。そして、その直後のコーナーキックでは藤原をフリーにしてしまい、決定的なヘディングシュートを許してしまう。失点には至らなかったが、課題のセットプレーでまたしても決定機をつくられてしまった。
しかし、その後はアントラーズに守備のリズムが生まれ、新潟の攻撃に停滞感が漂う。垣田が自陣のコーナーフラッグ付近まで戻って守備に奔走するなど、チーム一丸で戦った。89分には垣田との交代で昌子を投入。全員で時計の針を進めた。

そして、ついに待ちに待った瞬間が訪れた。2-0で試合終了。第3節横浜FC戦以来となるリーグ戦6試合ぶりの勝利をつかみ取った。

長く苦しかった連戦が終わり、次は中5日でホームG大阪戦に臨む。求められるのは勝利のみ。チーム一丸で準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・優磨が今季リーグ戦4点目
・垣田がアントラーズでの公式戦初ゴール
スタッツ
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|
---|---|---|
11 | シュート | 9 |
7 | GK | 8 |
3 | CK | 4 |
18 | 直接FK | 13 |
1 | 間接FK | 0 |
1 | オフサイド | 0 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 23,920人
- 天候
- 晴、無風
気温 14.2℃ / 湿度 38.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 山本 雄大
- 副審
-
田中 利幸
梅田 智起 - 第4の審判員
- 佐藤 誠和
- VAR/AVAR
-
御厨 貴文
五十嵐 泰之