試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第8節

鹿島アントラーズ
- 61' 鈴木 優磨
試合終了
1-5
0前半2
1後半3

ヴィッセル神戸
- 24' 大迫 勇也
- 45'+2 武藤 嘉紀
- 48' 大迫 勇也
- 72' 佐々木 大樹
- 85' 武藤 嘉紀
試合経過
24' | ![]() |
大迫 勇也 | ||
31' | ![]() |
初瀬 亮 | ||
40' | ![]() |
大迫 勇也 | ||
45'+2 | ![]() |
武藤 嘉紀 | ||
48' | ![]() |
大迫 勇也 | ||
松村 優太 → 藤井 智也 | ![]() |
54' | ||
広瀬 陸斗 → 昌子 源 | ![]() |
54' | ||
昌子 源 | ![]() |
60' | ||
鈴木 優磨 | ![]() |
61' | ||
62' | ![]() |
大迫 勇也 → 佐々木 大樹 | ||
荒木 遼太郎 → 中村 亮太朗 | ![]() |
70' | ||
安西 幸輝 → 溝口 修平 | ![]() |
70' | ||
72' | ![]() |
佐々木 大樹 | ||
ディエゴ ピトゥカ → 垣田 裕暉 | ![]() |
75' | ||
75' | ![]() |
本多 勇喜 → マテウス トゥーレル | ||
75' | ![]() |
井出 遥也 → ジェアン パトリッキ | ||
84' | ![]() |
汰木 康也 → 大﨑 玲央 | ||
85' | ![]() |
武藤 嘉紀 | ||
87' | ![]() |
ジェアン パトリッキ |
雨中のカシマスタジアムで、1-5の惨敗。
2023明治安田生命J1リーグ 第8節、カシマスタジアムでヴィッセル神戸と対戦した。神戸に3失点を喫したあと、優磨のゴールで2点差に迫ったが、さらに2失点を喫して、1-5で敗れた。
前節の柏戦は、非常に悔しい敗戦となった。ただ、試合翌日のオフで気持ちを切り替えた選手たちは、また火曜日から神戸戦へ向けた準備を進めた。
なお、この試合は「クリーニング専科スペシャルマッチ」として、さまざまなイベントが開催された。
神戸戦の先発は、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、樋口、ピトゥカ、荒木、松村、知念、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、溝口、藤井、カイキ、中村、垣田が座る。
雨が降りしきるなか、アントラーズのキックオフで前半が始まった。立ち上がりは神戸のセットプレーが連続したが、しっかり集中して守り、無失点で凌ぐ。その後は、ロングボールからセカンドボールの奪い合いになり、互いに鋭いカウンターから素早くゴールに迫るスリリングな展開となった。
7分にはピンチを迎える。アントラーズの右サイドからアーリークロスを供給されると、ピンポイントでゴール前の武藤へ通る。武藤がうまく合わせられず、失点には至らなかったが、ヒヤリとする場面だった。
ピンチを凌いだアントラーズは、その後、攻撃の時間帯をつくった。スペースへ走りこんだ選手をシンプルに使い、後方の選手もしっかり押し上げていく。そして、立て続けにセットプレーを獲得し、攻撃の圧力を強めていった。アントラーズが試合の流れを徐々に手繰り寄せていく。
しかし不運なファウルがあり、すぐに流れを神戸に引き戻される。大迫をターゲットとした神戸のセットプレーは、アントラーズにとって脅威となる。
すると、そのセットプレーから試合が動いた。24分、初瀬が蹴ったコーナーキックをゴール前で大迫にヘディングされ、ゴールネットを揺らされてしまった。0-1と神戸に先制を許す。
失点後、神戸の勢いが増すと、27分には再びピンチが訪れる。アントラーズのプレスを回避されると、大迫が絡んでサイドに展開され、初瀬からゴール前へクロスが入る。中に飛び込んだ神戸の選手は触れられず、ボールはそのままゴール方向へ。雨を含んだピッチにバウンドして難しい処理となったが、早川が見事にこれをセーブし、辛うじて失点を免れた。
嫌な時間帯を追加点を許さずに凌ぐと、アントラーズが流れを引き寄せる。オフザボールのアクションが多く、流動的に攻撃を仕掛けていく。しかし、ボールを前進させることには成功するも、狭いスペースを攻略できず、強度の高い神戸の守備に苦しめられた。
その後、アントラーズの攻撃の勢いが吸収されると、再び試合は神戸のペースで進んだ。ゴール前に何度もクロスを入れられ、再三のピンチが訪れる。ただ、早川のビッグセーブでなんとか追加失点を免れた。
しかし、我慢強く守り続けていたが、前半アディショナルタイムにゴールを許してしまう。大迫に粘り強くボールをキープされると、アントラーズの右サイドに流れた齊藤へパスが渡る。齊藤にクロスを入れられると、ゴール前で武藤に高い打点でヘディングシュートを許し、ゴールネットを揺らされてしまった。0-2とリードを広げられてしまう。
前半はこのまま終了。早川の再三のビックセーブがあったものの、神戸に2点差をつけられて、ハーフタイムに突入した。
後半開始直後に試合が動いた。中盤でボールを失うと、カウンターを喰らう。大迫にペナルティエリア内でキープされ、クロスを入れられると、ファーで山口に頭で折り返された。これを植田がクリアすると、こぼれ球に樋口が反応。相手よりも先に触るが、腕に当たってしまい、神戸にPKが与えられた。48分、このPKを大迫に決められ、3点差に広げられてしまった。
死に物狂いで反撃するアントラーズだが、再びパスミスでボールを失い、神戸のカウンターを喰らう。53分、汰木からのクロスが上がると、武藤が安西の上から高い打点でヘディングシュートを放つ。早川のビッグセーブに助けられたが、2失点目と同じ安西と武藤の高さのミスマッチを使われてしまった。
54分、松村と広瀬をベンチに下げ、藤井と昌子を投入した。3バックに変更して、相手との嚙み合わせに変化を加える。
するとこの交代が功を奏し、61分に試合が動く。知念が左から入れたクロスは優磨に合わず、相手GKがパンチング。こぼれ球がフリーの藤井のもとへ転がると、藤井は樋口へラストパスを送る。樋口がゴール方向へ蹴り込むと、優磨がコースを変えて、ゴールに押し込んだ。1-3と2点差に迫る。
得点後、ようやくアントラーズの攻撃に勢いが出る。ロングボールを放り込み、空中戦の勝負に持ち込んだ。しかし、確実性の低い攻撃は長続きせず、ショートパスは微妙にズレてつながらなかった。
70分に安西、荒木との交代で、溝口、中村が投入された。溝口はこれがリーグ戦デビューとなった。
しかし、72分に再び失点を喫してしまう。シンプルなロングボールで武藤に最終ラインの背後を簡単に取られ、キープされると、武藤にアーリークロスを入れられる。このクロスを関川の後ろで佐々木にヘディングシュートされ、ゴールネットを揺らされてしまった。1-4とリードを再び3点に広げられた。
75分にピトゥカとの交代で垣田を投入した。前線に人数をかけて、ロングボールを放り込み、諦めずに攻撃を仕掛ける。
前がかりになったところでまた失点を喫してしまう。85分、中盤でボールを失うと、ジョアン パトリッキにドリブルで前進され、中央の山口にパスが通される。山口は後ろから駆け上がった酒井をシンプルに使い、酒井はダイレクトで中央へ。これを武藤に決められて、スコアは1-5になった。
失点後も再びピンチが訪れた。ペナルティエリア内からジョアン パトリッキにフリーで決定的なシュートを放たれる。ただ、これはまたしても早川のビッグセーブで失点を防いだ。
その後、選手たちは最後まで諦めずにプレーしたが、決定機をつくることができず、このまま1-5で試合終了を迎えた。
次は中3日でルヴァンカップのアウェイ福岡戦へ臨む。ただただ、チーム一丸で準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・安西がJ1通算100試合出場
・溝口はJ1デビュー
2023明治安田生命J1リーグ 第8節、カシマスタジアムでヴィッセル神戸と対戦した。神戸に3失点を喫したあと、優磨のゴールで2点差に迫ったが、さらに2失点を喫して、1-5で敗れた。
前節の柏戦は、非常に悔しい敗戦となった。ただ、試合翌日のオフで気持ちを切り替えた選手たちは、また火曜日から神戸戦へ向けた準備を進めた。


なお、この試合は「クリーニング専科スペシャルマッチ」として、さまざまなイベントが開催された。

神戸戦の先発は、GKが早川、フィールドプレーヤーは広瀬、植田、関川、安西、樋口、ピトゥカ、荒木、松村、知念、優磨が入った。ベンチには、沖、昌子、溝口、藤井、カイキ、中村、垣田が座る。

雨が降りしきるなか、アントラーズのキックオフで前半が始まった。立ち上がりは神戸のセットプレーが連続したが、しっかり集中して守り、無失点で凌ぐ。その後は、ロングボールからセカンドボールの奪い合いになり、互いに鋭いカウンターから素早くゴールに迫るスリリングな展開となった。



7分にはピンチを迎える。アントラーズの右サイドからアーリークロスを供給されると、ピンポイントでゴール前の武藤へ通る。武藤がうまく合わせられず、失点には至らなかったが、ヒヤリとする場面だった。
ピンチを凌いだアントラーズは、その後、攻撃の時間帯をつくった。スペースへ走りこんだ選手をシンプルに使い、後方の選手もしっかり押し上げていく。そして、立て続けにセットプレーを獲得し、攻撃の圧力を強めていった。アントラーズが試合の流れを徐々に手繰り寄せていく。



しかし不運なファウルがあり、すぐに流れを神戸に引き戻される。大迫をターゲットとした神戸のセットプレーは、アントラーズにとって脅威となる。
すると、そのセットプレーから試合が動いた。24分、初瀬が蹴ったコーナーキックをゴール前で大迫にヘディングされ、ゴールネットを揺らされてしまった。0-1と神戸に先制を許す。
失点後、神戸の勢いが増すと、27分には再びピンチが訪れる。アントラーズのプレスを回避されると、大迫が絡んでサイドに展開され、初瀬からゴール前へクロスが入る。中に飛び込んだ神戸の選手は触れられず、ボールはそのままゴール方向へ。雨を含んだピッチにバウンドして難しい処理となったが、早川が見事にこれをセーブし、辛うじて失点を免れた。
嫌な時間帯を追加点を許さずに凌ぐと、アントラーズが流れを引き寄せる。オフザボールのアクションが多く、流動的に攻撃を仕掛けていく。しかし、ボールを前進させることには成功するも、狭いスペースを攻略できず、強度の高い神戸の守備に苦しめられた。



その後、アントラーズの攻撃の勢いが吸収されると、再び試合は神戸のペースで進んだ。ゴール前に何度もクロスを入れられ、再三のピンチが訪れる。ただ、早川のビッグセーブでなんとか追加失点を免れた。
しかし、我慢強く守り続けていたが、前半アディショナルタイムにゴールを許してしまう。大迫に粘り強くボールをキープされると、アントラーズの右サイドに流れた齊藤へパスが渡る。齊藤にクロスを入れられると、ゴール前で武藤に高い打点でヘディングシュートを許し、ゴールネットを揺らされてしまった。0-2とリードを広げられてしまう。
前半はこのまま終了。早川の再三のビックセーブがあったものの、神戸に2点差をつけられて、ハーフタイムに突入した。

後半開始直後に試合が動いた。中盤でボールを失うと、カウンターを喰らう。大迫にペナルティエリア内でキープされ、クロスを入れられると、ファーで山口に頭で折り返された。これを植田がクリアすると、こぼれ球に樋口が反応。相手よりも先に触るが、腕に当たってしまい、神戸にPKが与えられた。48分、このPKを大迫に決められ、3点差に広げられてしまった。
死に物狂いで反撃するアントラーズだが、再びパスミスでボールを失い、神戸のカウンターを喰らう。53分、汰木からのクロスが上がると、武藤が安西の上から高い打点でヘディングシュートを放つ。早川のビッグセーブに助けられたが、2失点目と同じ安西と武藤の高さのミスマッチを使われてしまった。
54分、松村と広瀬をベンチに下げ、藤井と昌子を投入した。3バックに変更して、相手との嚙み合わせに変化を加える。
するとこの交代が功を奏し、61分に試合が動く。知念が左から入れたクロスは優磨に合わず、相手GKがパンチング。こぼれ球がフリーの藤井のもとへ転がると、藤井は樋口へラストパスを送る。樋口がゴール方向へ蹴り込むと、優磨がコースを変えて、ゴールに押し込んだ。1-3と2点差に迫る。

得点後、ようやくアントラーズの攻撃に勢いが出る。ロングボールを放り込み、空中戦の勝負に持ち込んだ。しかし、確実性の低い攻撃は長続きせず、ショートパスは微妙にズレてつながらなかった。

70分に安西、荒木との交代で、溝口、中村が投入された。溝口はこれがリーグ戦デビューとなった。
しかし、72分に再び失点を喫してしまう。シンプルなロングボールで武藤に最終ラインの背後を簡単に取られ、キープされると、武藤にアーリークロスを入れられる。このクロスを関川の後ろで佐々木にヘディングシュートされ、ゴールネットを揺らされてしまった。1-4とリードを再び3点に広げられた。
75分にピトゥカとの交代で垣田を投入した。前線に人数をかけて、ロングボールを放り込み、諦めずに攻撃を仕掛ける。



前がかりになったところでまた失点を喫してしまう。85分、中盤でボールを失うと、ジョアン パトリッキにドリブルで前進され、中央の山口にパスが通される。山口は後ろから駆け上がった酒井をシンプルに使い、酒井はダイレクトで中央へ。これを武藤に決められて、スコアは1-5になった。
失点後も再びピンチが訪れた。ペナルティエリア内からジョアン パトリッキにフリーで決定的なシュートを放たれる。ただ、これはまたしても早川のビッグセーブで失点を防いだ。
その後、選手たちは最後まで諦めずにプレーしたが、決定機をつくることができず、このまま1-5で試合終了を迎えた。

次は中3日でルヴァンカップのアウェイ福岡戦へ臨む。ただただ、チーム一丸で準備を尽くす。
【この試合のトピックス】
・安西がJ1通算100試合出場
・溝口はJ1デビュー
スタッツ
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
7 | シュート | 14 |
9 | GK | 8 |
5 | CK | 7 |
12 | 直接FK | 10 |
1 | 間接FK | 1 |
1 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 15,311人
- 天候
- 雨、弱風
気温 14.4℃ / 湿度 90.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 池内 明彦
- 副審
-
三原 純
西尾 英朗 - 第4の審判員
- 篠藤 巧
- VAR/AVAR
-
岡部 拓人
熊谷 幸剛