試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第3節

横浜FC
- 24' 小川 航基
試合終了
1-3
1前半2
0後半1

鹿島アントラーズ
- 9' 藤井 智也
- 38' 鈴木 優磨
- 90'+6 アルトゥール カイキ
試合経過
9' | ![]() |
藤井 智也 | ||
小川 航基 | ![]() |
24' | ||
38' | ![]() |
鈴木 優磨 | ||
坂本 亘基 → カプリーニ | ![]() |
46' | ||
山根 永遠 → 山下 諒也 | ![]() |
62' | ||
69' | ![]() |
樋口 雄太 → 土居 聖真 | ||
ユーリ ララ | ![]() |
71' | ||
ユーリ ララ → 井上 潮音 | ![]() |
72' | ||
橋本 健人 → 林 幸多郎 | ![]() |
72' | ||
79' | ![]() |
藤井 智也 → アルトゥール カイキ | ||
79' | ![]() |
佐野 海舟 → 仲間 隼斗 | ||
79' | ![]() |
知念 慶 → 染野 唯月 | ||
長谷川 竜也 → 伊藤 翔 | ![]() |
84' | ||
岩武 克弥 | ![]() |
85' | ||
90'+4 | ![]() |
鈴木 優磨 → 広瀬 陸斗 | ||
90'+6 | ![]() |
アルトゥール カイキ |
藤井、優磨、カイキのゴールで3-1と横浜FCに勝利!
2023明治安田生命J1リーグの第3節、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦した。立ち上がりからアグレッシブに戦ったアントラーズは、藤井の加入後初ゴールで先制する。その後、PKで同点に追いつかれたものの、優磨のゴールで勝ち越しに成功し、前半は2-1で折り返した。後半は横浜FCを圧倒したが、再三のチャンスを決めきれず、逆にピンチで失点覚悟の場面もつくられた。それでも、終了間際にカイキが待望の追加点を決めると、3-1でアントラーズが横浜FCを下した。
ホーム開幕戦は悔しい結果に終わった。ただ、すぐに気持ちを切り替えて、次の横浜FC戦へ準備を進めた。
スタメンは3試合連続で同じ11人が名を連ねた。GKが早川、フィールドプレーヤーは、常本、植田、関川、安西、佐野、樋口、ピトゥカ、藤井、優磨、知念が入った。ベンチには、沖、ミンテ、広瀬、土居、カイキ、仲間、染野が座る。
アントラーズは立ち上がりからアグレッシブに戦い、前向きに守備を続けた。相手陣内でのプレータイムが長く、得点の気配が漂う。
すると、早い時間帯に試合が動いた。相手のクリアを常本が拾うと、こぼれ球の球際勝負になる。樋口が先に触ったボールが藤井へ渡ると、藤井は一気に加速。相手DFの前に入り込み、ペナルティエリア内へ侵入すると、相手GKとの1対1を制して、冷静にゴールへ流し込んだ。藤井の加入後初ゴールで、アントラーズが9分に先制する。
得点後もアントラーズが試合の主導権を掌握した。常に相手の背後を狙いながらも、選手間の距離が良く、セカンドボールの予測や攻守の切り替えの速度でも、横浜FCを上回った。
その後、横浜FCが後方でボールをつなぐが、アントラーズは組織的な守備を続けて自陣への侵入を許さない。ボールを奪えば、素早く縦パスを入れて前進し、鋭いカウンターも見せた。横浜FCに1本もシュートを許さず、アントラーズのペースで試合が続く。
しかし、一瞬の隙を突かれた。スローインから山根がペナルティエリア内へ侵入。対応した安西の前へ入り込まれると、安西と山根が軽く接触。山根がペナルティエリア内で倒れ、ファウルの判定が下された。このPKを小川に決められ、1-1と同点に追いつかれてしまった。
失点後、立て直したいアントラーズだが、横浜FCに流れを引き寄せられてしまう。アントラーズはミドルゾーンで構えて守備をセットする展開となり、ボールを奪っても、なかなか相手のプレスを剥がすことができなかった。
それでも、38分にアントラーズがワンチャンスをものにする。最終ラインの植田が、相手の最終ラインの背後へボールを落とすと、攻め上がった常本が相手との競争を制して、ゴール前へ侵入。相手GKが出てきたところを冷静に横に流す。走りこんだ優磨が無人のゴールへ冷静に流し込み、アントラーズが2-1と勝ち越しに成功した。
そして、前半はこのまま2-1で終了。1点のリードを保ってハーフタイムへ突入した。
後半開始からアントラーズは4-4-2に変更し、樋口が右サイド、藤井が左サイド、優磨と知念が2トップを組んだ。キックオフ直後からアグレッシブに攻撃を仕掛け、知念や藤井がゴールに迫る。中盤では佐野が圧巻のパフォーマンスを見せ、絶大な存在感を放った。
すると、55分に決定機が生まれる。ロングフィードを優磨が競ると、後方の樋口にボールは渡り、右サイドからグラウンダーのクロスを入れる。相手のクリアは逆サイドでフリーになった藤井に渡り、藤井は相手GKの動きを見極めて、ニアサイドを打ち抜き、ゴールネットを揺らした。しかし、VARが介入し、樋口のポジションがオフサイドだったとして、得点は認められなかった。
69分には、樋口に代えて土居を投入。その後も、アントラーズは試合の主導権を掌握し、右サイドから何度も決定的なチャンスをつくる。細かいパス交換から相手を崩し、ピトゥカや佐野がペナルティエリア内から決定的なシュートを放つ。一方、左サイドも藤井のスピードを活かし、シンプルな個人技で相手に脅威を与え続けた。
しかし、相手を圧倒しながら、なかなか追加点が取れずにいると、75分に決定的なピンチを招いてしまう。林の低いクロスを小川にワンタッチで落とされ、ゴール前でフリーになった長谷川にボールが渡る。早川との1対1になり、万事休すかと思われたが、植田が懸命に体を張ってシュートブロックに入り、辛うじて失点を免れた。1点のリードを保つ。
終盤に入ると、79分に藤井、佐野、知念をベンチに下げ、カイキ、仲間、染野をピッチへ投入した。アントラーズは時計の針を進めながらも、守りに入ることはなく、鋭いカウンターも仕掛けた。89分にはピトゥカのシュートがポストにヒット。90分には土居のドリブル突破でゴールを脅かした。
そして、後半アディショナルタイムに優磨との交代で広瀬を投入したあと、得点が生まれた。左サイドでカイキが相手をひきつけると、相手の間でフリーになったピトゥカへパスが渡る。ピトゥカはドリブルで前進し、サイドを駆け上がった安西を使った。安西がマイナスのクロスを入れると、待っていたのはカイキ。うまくバウンドを合わせ、右足でシュートを放つと、ボールはポストを直撃。跳ね返ったボールは相手GKに当たって、ゴールへ吸い込まれた。
リードを2点に広げたアントラーズだが、最後まで集中を切らさず、チーム一丸で時計の針を進めた。そして、試合終了のホイッスル。3-1で勝利し、アウェイで価値ある勝ち点3を獲得した。
次は中3日でYBCルヴァンカップの柏戦。再び、勝利のみを目指して戦う。
【この試合のトピックス】
・藤井が加入後初ゴール
・優磨が今季初ゴール
・カイキが今季初ゴール
▼▼MATCH HIGHLIGHTS▼▼
2023明治安田生命J1リーグの第3節、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦した。立ち上がりからアグレッシブに戦ったアントラーズは、藤井の加入後初ゴールで先制する。その後、PKで同点に追いつかれたものの、優磨のゴールで勝ち越しに成功し、前半は2-1で折り返した。後半は横浜FCを圧倒したが、再三のチャンスを決めきれず、逆にピンチで失点覚悟の場面もつくられた。それでも、終了間際にカイキが待望の追加点を決めると、3-1でアントラーズが横浜FCを下した。
ホーム開幕戦は悔しい結果に終わった。ただ、すぐに気持ちを切り替えて、次の横浜FC戦へ準備を進めた。

スタメンは3試合連続で同じ11人が名を連ねた。GKが早川、フィールドプレーヤーは、常本、植田、関川、安西、佐野、樋口、ピトゥカ、藤井、優磨、知念が入った。ベンチには、沖、ミンテ、広瀬、土居、カイキ、仲間、染野が座る。

アントラーズは立ち上がりからアグレッシブに戦い、前向きに守備を続けた。相手陣内でのプレータイムが長く、得点の気配が漂う。

すると、早い時間帯に試合が動いた。相手のクリアを常本が拾うと、こぼれ球の球際勝負になる。樋口が先に触ったボールが藤井へ渡ると、藤井は一気に加速。相手DFの前に入り込み、ペナルティエリア内へ侵入すると、相手GKとの1対1を制して、冷静にゴールへ流し込んだ。藤井の加入後初ゴールで、アントラーズが9分に先制する。


得点後もアントラーズが試合の主導権を掌握した。常に相手の背後を狙いながらも、選手間の距離が良く、セカンドボールの予測や攻守の切り替えの速度でも、横浜FCを上回った。
その後、横浜FCが後方でボールをつなぐが、アントラーズは組織的な守備を続けて自陣への侵入を許さない。ボールを奪えば、素早く縦パスを入れて前進し、鋭いカウンターも見せた。横浜FCに1本もシュートを許さず、アントラーズのペースで試合が続く。
しかし、一瞬の隙を突かれた。スローインから山根がペナルティエリア内へ侵入。対応した安西の前へ入り込まれると、安西と山根が軽く接触。山根がペナルティエリア内で倒れ、ファウルの判定が下された。このPKを小川に決められ、1-1と同点に追いつかれてしまった。

失点後、立て直したいアントラーズだが、横浜FCに流れを引き寄せられてしまう。アントラーズはミドルゾーンで構えて守備をセットする展開となり、ボールを奪っても、なかなか相手のプレスを剥がすことができなかった。


それでも、38分にアントラーズがワンチャンスをものにする。最終ラインの植田が、相手の最終ラインの背後へボールを落とすと、攻め上がった常本が相手との競争を制して、ゴール前へ侵入。相手GKが出てきたところを冷静に横に流す。走りこんだ優磨が無人のゴールへ冷静に流し込み、アントラーズが2-1と勝ち越しに成功した。



そして、前半はこのまま2-1で終了。1点のリードを保ってハーフタイムへ突入した。

後半開始からアントラーズは4-4-2に変更し、樋口が右サイド、藤井が左サイド、優磨と知念が2トップを組んだ。キックオフ直後からアグレッシブに攻撃を仕掛け、知念や藤井がゴールに迫る。中盤では佐野が圧巻のパフォーマンスを見せ、絶大な存在感を放った。
すると、55分に決定機が生まれる。ロングフィードを優磨が競ると、後方の樋口にボールは渡り、右サイドからグラウンダーのクロスを入れる。相手のクリアは逆サイドでフリーになった藤井に渡り、藤井は相手GKの動きを見極めて、ニアサイドを打ち抜き、ゴールネットを揺らした。しかし、VARが介入し、樋口のポジションがオフサイドだったとして、得点は認められなかった。


69分には、樋口に代えて土居を投入。その後も、アントラーズは試合の主導権を掌握し、右サイドから何度も決定的なチャンスをつくる。細かいパス交換から相手を崩し、ピトゥカや佐野がペナルティエリア内から決定的なシュートを放つ。一方、左サイドも藤井のスピードを活かし、シンプルな個人技で相手に脅威を与え続けた。

しかし、相手を圧倒しながら、なかなか追加点が取れずにいると、75分に決定的なピンチを招いてしまう。林の低いクロスを小川にワンタッチで落とされ、ゴール前でフリーになった長谷川にボールが渡る。早川との1対1になり、万事休すかと思われたが、植田が懸命に体を張ってシュートブロックに入り、辛うじて失点を免れた。1点のリードを保つ。
終盤に入ると、79分に藤井、佐野、知念をベンチに下げ、カイキ、仲間、染野をピッチへ投入した。アントラーズは時計の針を進めながらも、守りに入ることはなく、鋭いカウンターも仕掛けた。89分にはピトゥカのシュートがポストにヒット。90分には土居のドリブル突破でゴールを脅かした。


そして、後半アディショナルタイムに優磨との交代で広瀬を投入したあと、得点が生まれた。左サイドでカイキが相手をひきつけると、相手の間でフリーになったピトゥカへパスが渡る。ピトゥカはドリブルで前進し、サイドを駆け上がった安西を使った。安西がマイナスのクロスを入れると、待っていたのはカイキ。うまくバウンドを合わせ、右足でシュートを放つと、ボールはポストを直撃。跳ね返ったボールは相手GKに当たって、ゴールへ吸い込まれた。


リードを2点に広げたアントラーズだが、最後まで集中を切らさず、チーム一丸で時計の針を進めた。そして、試合終了のホイッスル。3-1で勝利し、アウェイで価値ある勝ち点3を獲得した。
次は中3日でYBCルヴァンカップの柏戦。再び、勝利のみを目指して戦う。
【この試合のトピックス】
・藤井が加入後初ゴール
・優磨が今季初ゴール
・カイキが今季初ゴール
スタッツ
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|
---|---|---|
3 | シュート | 16 |
10 | GK | 7 |
3 | CK | 5 |
10 | 直接FK | 18 |
7 | 間接FK | 1 |
7 | オフサイド | 1 |
1 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 10,637人
- 天候
- 晴、弱風
気温 17.4℃ / 湿度 20.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 飯田 淳平
- 副審
-
西橋 勲
鈴木 規志 - 第4の審判員
- 竹田 明弘
- VAR/AVAR
-
中村 太
聳城 巧