試合結果
2023明治安田生命J1リーグ 第2節
鹿島アントラーズ
- 5' 知念 慶
試合終了
1-2
1前半0
0後半2
川崎フロンターレ
- 89' 山田 新
- 90'+11 家長 昭博
試合経過
知念 慶 | 5' | |||
38' | マルシーニョ | |||
56' | ジョアン シミッチ → 佐々木 旭 | |||
藤井 智也 → 松村 優太 | 58' | |||
知念 慶 → 荒木 遼太郎 | 68' | |||
樋口 雄太 → 仲間 隼斗 | 68' | |||
72' | 大島 僚太 → 遠野 大弥 | |||
79' | 脇坂 泰斗 → 瀬古 樹 | |||
79' | 宮代 大聖 → 山田 新 | |||
79' | マルシーニョ → 瀬川 祐輔 | |||
83' | 山村 和也 | |||
鈴木 優磨 → 垣田 裕暉 | 86' | |||
89' | 山田 新 | |||
荒木 遼太郎 | 90'+5 | |||
90'+11 | 家長 昭博 |
川崎Fに1-2で逆転負け
2023明治安田生命J1リーグの第2節、ホーム開幕戦で川崎フロンターレと対戦した。知念のゴールで先制に成功するも、後半に痛恨の2失点を喫し、1-2で逆転負けを喫した。
開幕戦はアウェイで京都に2-0で勝利した。重圧から解き放たれた選手たちの表情は明るくなった。いい雰囲気で次の川崎F戦へ向けた準備を進めた。
川崎F戦の先発は、開幕戦と同じ11人が名を連ねた。GKが早川、フィールドプレーヤーは、常本、植田、関川、安西、佐野、樋口、ピトゥカ、藤井、優磨、知念が入った。ベンチには、沖、広瀬、土居、荒木、松村、仲間、垣田が座る。
試合開始直後はハイプレスをかけて、いきなり川崎Fのゴールに迫る。その後、川崎Fにボールを支配される時間帯が続いたが、我慢強く守り、反撃の機会を伺った。
すると、5分に試合が動く。左サイドに流れた優磨がアーリークロスを入れると、ペナルティエリア内で知念がうまくヘディングで合わせる。シュートは見事にゴール隅へと吸い込まれ、ゴールネットを揺らした。VARによるチェック後、知念のゴールが認められ、スタジアムは歓声に包まれた。
先制に成功した後、川崎Fに攻め込まれたが、全員で体を張ってゴールを死守する。そのまま、川崎Fに主導権を持っていかれそうになるが、アントラーズはスローテンポな試合運びで流れをうまく分断。拮抗した展開へ持ち込んだ。
ボールを動かすのは川崎Fだが、アントラーズは自陣で我慢強く、連動した守備を続ける。守備ブロックの内側への侵入を許さず、ボールを奪えば、前線の優磨や知念が体を張り、うまく時間をつくった。
なかなかボールを奪えず、我慢の時間帯が続いたが、プレーが切れたタイミングでしっかり流れを絶ち、川崎Fの勢いを止める。そして、全選手が何度も、何度も、細かいポジション修正を繰り返し、勝利への執念を見せた。
そして、前半はこのまま1点のリードを守り、ハーフタイムに突入した。
後半開始からアントラーズは、優磨を中心に前線から果敢なプレスをかけた。なかなかボールを奪えなかったが、川崎Fにリズムをつくらせない。
すると、53分にカウンターでチャンスをつくる。佐野のボール奪取から優磨がスルーパスを送り、藤井が裏へ抜ける。あと一歩でシュートを打つことができなかったが、藤井のスピードを活かしたプレーでアントラーズが息を吹き返した。
藤井のプレーでコーナーキックを得ると、これが決定機につながった。樋口が蹴った高精度のクロスを、ゴール前でフリーになった関川がヘディング。しかし、ドンピシャで合わせたシュートは、惜しくも相手GKの正面に飛び、追加点とはならなかった。
その後、53分のプレーで相手GKと接触し、足を痛めていた藤井が、58分にベンチに下がる。交代で松村がピッチに入った。
そして、68分には、強度の高いプレーを続けていた知念と樋口がベンチに下がり、荒木と仲間をピッチへ投入した。
ボールを動かす川崎Fに対し、アントラーズは我慢強く守備を続け、ボールを奪えば、鋭いカウンターを繰り出す。ただ、一瞬でも隙を見せれば失点に直結する、緊迫した試合展開が続いた。
すると、83分に試合が大きく動く。最終ラインの裏へボールを蹴り出して追いかけた仲間を山村が倒し、主審は警告なしのファウルの判定を下す。これにVARが介入。オンフィールドレビューの結果、DOGSOが適用され、山村には退場処分が下された。アントラーズが数的有利となる。
その後、86分に足をつった優磨がベンチに下がり、垣田が投入された。
しかし、川崎Fは数的不利の状況ながら、質の高いパスとランニングを見せて、コーナーキックを獲得する。すると、このコーナーキックで試合が動いた。キッカーは瀬古。クロスボールはニアに飛び、垣田が先に触るも、クリアミスで飛距離は不十分になる。これを大南にヘディングで折り返されると、家長にバイシクルでゴール前へ送られる。最後は山田にシュートされ、ゴールを許してしまった。89分、痛恨のミスで同点に追いつかれてしまった。
同点に追いつかれたあと、数的有利はアントラーズだが、川崎Fの勢いを止められず、攻め込まれてしまう。
すると、後半アディショナルタイムに試合が動く。アントラーズがカウンターに繰り出そうとした瞬間にカウンタープレスを受けて、ボールを失ってしまう。サイドに展開され、ペナルティエリア内へのクロスを許すと、GKの早川が判断ミスでパンチングできず。遠野のシュートは関川が体を張ってブロックするも、こぼれ球は橘田のもとへ。橘田のボレーシュートを今度は荒木が身を挺してブロック。しかし、荒木の肩とも腕とも取れる微妙な部分に当たったプレーがハンドと判定され、荒木は退場処分、川崎FにPKが与えられた。
PKのキッカーは家長。ゆっくりとした助走からグラウンダーのシュート。ギリギリまで体勢を崩さずに我慢した早川が、冷静にセーブした。しかし、プレーが切れたタイミングでVARが介入。PKのやり直しが命じられた。そして、2回目のPKを家長に決められ、逆転を許してしまった。
失点後、最後まで諦めずにプレーしたが、決定機をつくることができず、このまま1-2で試合終了した。
悔しさと後味の悪さは消えることはない。ただ、シーズンは長く、これからも続く。次は、3/4(土)のアウェイ横浜FC戦。勝利のみを目指して、準備を進める。
【この試合のトピックス】
・樋口がリーグ通算100試合出場
2023明治安田生命J1リーグの第2節、ホーム開幕戦で川崎フロンターレと対戦した。知念のゴールで先制に成功するも、後半に痛恨の2失点を喫し、1-2で逆転負けを喫した。
開幕戦はアウェイで京都に2-0で勝利した。重圧から解き放たれた選手たちの表情は明るくなった。いい雰囲気で次の川崎F戦へ向けた準備を進めた。
川崎F戦の先発は、開幕戦と同じ11人が名を連ねた。GKが早川、フィールドプレーヤーは、常本、植田、関川、安西、佐野、樋口、ピトゥカ、藤井、優磨、知念が入った。ベンチには、沖、広瀬、土居、荒木、松村、仲間、垣田が座る。
試合開始直後はハイプレスをかけて、いきなり川崎Fのゴールに迫る。その後、川崎Fにボールを支配される時間帯が続いたが、我慢強く守り、反撃の機会を伺った。
すると、5分に試合が動く。左サイドに流れた優磨がアーリークロスを入れると、ペナルティエリア内で知念がうまくヘディングで合わせる。シュートは見事にゴール隅へと吸い込まれ、ゴールネットを揺らした。VARによるチェック後、知念のゴールが認められ、スタジアムは歓声に包まれた。
先制に成功した後、川崎Fに攻め込まれたが、全員で体を張ってゴールを死守する。そのまま、川崎Fに主導権を持っていかれそうになるが、アントラーズはスローテンポな試合運びで流れをうまく分断。拮抗した展開へ持ち込んだ。
ボールを動かすのは川崎Fだが、アントラーズは自陣で我慢強く、連動した守備を続ける。守備ブロックの内側への侵入を許さず、ボールを奪えば、前線の優磨や知念が体を張り、うまく時間をつくった。
なかなかボールを奪えず、我慢の時間帯が続いたが、プレーが切れたタイミングでしっかり流れを絶ち、川崎Fの勢いを止める。そして、全選手が何度も、何度も、細かいポジション修正を繰り返し、勝利への執念を見せた。
そして、前半はこのまま1点のリードを守り、ハーフタイムに突入した。
後半開始からアントラーズは、優磨を中心に前線から果敢なプレスをかけた。なかなかボールを奪えなかったが、川崎Fにリズムをつくらせない。
すると、53分にカウンターでチャンスをつくる。佐野のボール奪取から優磨がスルーパスを送り、藤井が裏へ抜ける。あと一歩でシュートを打つことができなかったが、藤井のスピードを活かしたプレーでアントラーズが息を吹き返した。
藤井のプレーでコーナーキックを得ると、これが決定機につながった。樋口が蹴った高精度のクロスを、ゴール前でフリーになった関川がヘディング。しかし、ドンピシャで合わせたシュートは、惜しくも相手GKの正面に飛び、追加点とはならなかった。
その後、53分のプレーで相手GKと接触し、足を痛めていた藤井が、58分にベンチに下がる。交代で松村がピッチに入った。
そして、68分には、強度の高いプレーを続けていた知念と樋口がベンチに下がり、荒木と仲間をピッチへ投入した。
ボールを動かす川崎Fに対し、アントラーズは我慢強く守備を続け、ボールを奪えば、鋭いカウンターを繰り出す。ただ、一瞬でも隙を見せれば失点に直結する、緊迫した試合展開が続いた。
すると、83分に試合が大きく動く。最終ラインの裏へボールを蹴り出して追いかけた仲間を山村が倒し、主審は警告なしのファウルの判定を下す。これにVARが介入。オンフィールドレビューの結果、DOGSOが適用され、山村には退場処分が下された。アントラーズが数的有利となる。
その後、86分に足をつった優磨がベンチに下がり、垣田が投入された。
しかし、川崎Fは数的不利の状況ながら、質の高いパスとランニングを見せて、コーナーキックを獲得する。すると、このコーナーキックで試合が動いた。キッカーは瀬古。クロスボールはニアに飛び、垣田が先に触るも、クリアミスで飛距離は不十分になる。これを大南にヘディングで折り返されると、家長にバイシクルでゴール前へ送られる。最後は山田にシュートされ、ゴールを許してしまった。89分、痛恨のミスで同点に追いつかれてしまった。
同点に追いつかれたあと、数的有利はアントラーズだが、川崎Fの勢いを止められず、攻め込まれてしまう。
すると、後半アディショナルタイムに試合が動く。アントラーズがカウンターに繰り出そうとした瞬間にカウンタープレスを受けて、ボールを失ってしまう。サイドに展開され、ペナルティエリア内へのクロスを許すと、GKの早川が判断ミスでパンチングできず。遠野のシュートは関川が体を張ってブロックするも、こぼれ球は橘田のもとへ。橘田のボレーシュートを今度は荒木が身を挺してブロック。しかし、荒木の肩とも腕とも取れる微妙な部分に当たったプレーがハンドと判定され、荒木は退場処分、川崎FにPKが与えられた。
PKのキッカーは家長。ゆっくりとした助走からグラウンダーのシュート。ギリギリまで体勢を崩さずに我慢した早川が、冷静にセーブした。しかし、プレーが切れたタイミングでVARが介入。PKのやり直しが命じられた。そして、2回目のPKを家長に決められ、逆転を許してしまった。
失点後、最後まで諦めずにプレーしたが、決定機をつくることができず、このまま1-2で試合終了した。
悔しさと後味の悪さは消えることはない。ただ、シーズンは長く、これからも続く。次は、3/4(土)のアウェイ横浜FC戦。勝利のみを目指して、準備を進める。
【この試合のトピックス】
・樋口がリーグ通算100試合出場
スタッツ
5 | シュート | 12 |
---|---|---|
7 | GK | 3 |
3 | CK | 4 |
9 | 直接FK | 17 |
2 | 間接FK | 1 |
2 | オフサイド | 1 |
0 | PK | 1 |
試合データ
- 入場者数
- 28,608人
- 天候
- 曇のち雨、弱風
気温 9.7℃ / 湿度 64.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 西村 雄一
- 副審
-
五十嵐 泰之
道山 悟至 - 第4の審判員
- 田尻 智計
- VAR/AVAR
-
上田 益也
中井 敏博