試合結果
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 準決勝

鹿島アントラーズ
試合終了
0-1
0前半1
0後半0

ヴァンフォーレ甲府
- 37' 宮崎 純真
試合経過
37' | ![]() |
宮崎 純真 | ||
名古 新太郎 → 仲間 隼斗 | ![]() |
46' | ||
土居 聖真 → エヴェラウド | ![]() |
46' | ||
49' | ![]() |
荒木 翔 | ||
73' | ![]() |
三平 和司 → ウィリアン リラ | ||
73' | ![]() |
荒木 翔 → 野澤 陸 | ||
アルトゥール カイキ → 松村 優太 | ![]() |
76' | ||
83' | ![]() |
宮崎 純真 → 鳥海 芳樹 | ||
83' | ![]() |
山田 陸 → 松本 凪生 | ||
広瀬 陸斗 → キム ミンテ | ![]() |
86' |
甲府に敗れ、準決勝敗退
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 準決勝、カシマスタジアムでヴァンフォーレ甲府と対戦した。前半に一瞬の隙を突かれて、宮崎に先制点を奪われると最後まで同点に追いつくことができず、0-1で試合終了。準決勝敗退に終わった。
非常に重要なこの試合、スターティングメンバーには、GKがスンテ、最終ラインは広瀬、関川、三竿、安西、中盤から前線は、樋口、名古、ピトゥカ、土居、優磨、カイキが入った。ベンチには、早川、ミンテ、中村、仲間、松村、和泉、エヴェラウドが座る。
平日夕方、雨の降る中での試合となったが、スタジアムには多くのアントラーズファミリーが詰めかけた。立ち上がりからアントラーズは、声出し応援エリアからの力強い後押しを受けて、積極的に攻撃を仕掛ける。9分、レフェリーの通信機器の機材トラブルにより、試合中断を余儀なくされる。約5分後にプレーが再開されたが、試合の流れは変わらない。アントラーズがボールを支配して、甲府陣内でのプレーを続けた。
しかし、ボールを能動的に動かして試合を進めるも、なかなかチャンスをつくれない。すると、20分に甲府に決定機が訪れる。長谷川のスルーパスから三平に抜け出され、三平にゴールネットを揺らされてしまった。これは三平がオフサイドとなり、失点にはならなかったが、肝を冷やす場面だった。
失点を免れたアントラーズは、すぐさまチャンスをつくる。22分、ピトゥカの縦パスをカイキがダイレクトで叩き、優磨がペナルティエリア内からボレーシュートを放つ。しかし、惜しくも枠を捉えることができず、先制点とはならなかった。
その後、しばらくこう着状態が続いたが、32分に相手のミスから決定機が訪れる。土居がボールに喰らいつくと、こぼれ球に反応したカイキがコントロールシュートを放つ。しかし、これは惜しくも枠を捉えられなかった。
チャンスを逸したあと、今度は甲府のカウンターを受ける。関口のパスから長谷川にシュートを許す。これは枠を外れて失点には至らなかったが、嫌な雰囲気が流れた。
すると、37分に痛恨の瞬間を迎えた。浦上から供給された1本のロングパスで、宮崎にディフェンスラインの裏へ抜け出される。宮崎はスンテを交わして無人のゴールへシュート。欲しかった先制点は甲府に奪われてしまった。
失点後もアントラーズは運動量と連動性を欠き、流れを手繰り寄せることができない。
前半アディショナルタイムにも、ゴール前で甲府に決定機を許す。しかしここは、スンテの好セーブに助けられた。このまま前半は状況を好転させるきっかけをつかめず、枠内シュートはゼロのまま。0-1でハーフタイムに突入した。
後半から土居と名古をベンチに下げ、エヴェラウドと仲間をピッチへ投入した。前線の運動量が高まり、サイドからのクロス攻撃が徹底された。しかし、相手陣内での精度が低く、なかなか決定機をつくれない。もどかしい時間帯が続いた。圧倒的にボールを支配し、じわりじわりと圧力を強めていくが、なかなかシュートを放つことができない。
それでも67分から立て続けに決定機をつくる。優磨のクロスからエヴェラウドがヘディングシュート。このプレーで得たコーナーキックの流れから、再びエヴェラウドがヘディングシュート。どちらも枠を捉えたが、相手GKのセーブに阻まれてしまった。ここから甲府のゴール前でのプレーが連続し、何度も決定機をつくるが、どうしても得点が奪えなかった。
まずは同点に追いつくべく、76分にカイキとの交代で松村を投入した。しかし、5-4-1の守備ブロックを敷く甲府の目線を変えることができず、簡単に跳ね返される攻撃が目立った。
それでも83分にフリーキックから決定機をつくる。樋口のクロスを関川が高い打点で折り返し、こぼれ球を仲間が気持ちでゴールへ押し込んだ。しかし、その仲間がオフサイドを取られ、得点は認められず、同点弾とはならなかった。
86分に広瀬との交代でミンテを投入する。
システムを変更し、攻撃の圧力をさらに強めた。しかし、最後まで得点を奪うことができず、このまま0-1で試合終了。準決勝敗退が決定した。
天皇杯というタイトルを、ホームのカシマスタジアムで失った事実は非常に重く、そして大きい。「クラブ史に残る大失態」と試合後、岩政監督は語った。突きつけられた現実をしっかりと直視し、挑み続けるしかない。
【この試合のトピックス】
・なし
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 準決勝、カシマスタジアムでヴァンフォーレ甲府と対戦した。前半に一瞬の隙を突かれて、宮崎に先制点を奪われると最後まで同点に追いつくことができず、0-1で試合終了。準決勝敗退に終わった。




非常に重要なこの試合、スターティングメンバーには、GKがスンテ、最終ラインは広瀬、関川、三竿、安西、中盤から前線は、樋口、名古、ピトゥカ、土居、優磨、カイキが入った。ベンチには、早川、ミンテ、中村、仲間、松村、和泉、エヴェラウドが座る。

平日夕方、雨の降る中での試合となったが、スタジアムには多くのアントラーズファミリーが詰めかけた。立ち上がりからアントラーズは、声出し応援エリアからの力強い後押しを受けて、積極的に攻撃を仕掛ける。9分、レフェリーの通信機器の機材トラブルにより、試合中断を余儀なくされる。約5分後にプレーが再開されたが、試合の流れは変わらない。アントラーズがボールを支配して、甲府陣内でのプレーを続けた。




しかし、ボールを能動的に動かして試合を進めるも、なかなかチャンスをつくれない。すると、20分に甲府に決定機が訪れる。長谷川のスルーパスから三平に抜け出され、三平にゴールネットを揺らされてしまった。これは三平がオフサイドとなり、失点にはならなかったが、肝を冷やす場面だった。
失点を免れたアントラーズは、すぐさまチャンスをつくる。22分、ピトゥカの縦パスをカイキがダイレクトで叩き、優磨がペナルティエリア内からボレーシュートを放つ。しかし、惜しくも枠を捉えることができず、先制点とはならなかった。




その後、しばらくこう着状態が続いたが、32分に相手のミスから決定機が訪れる。土居がボールに喰らいつくと、こぼれ球に反応したカイキがコントロールシュートを放つ。しかし、これは惜しくも枠を捉えられなかった。



チャンスを逸したあと、今度は甲府のカウンターを受ける。関口のパスから長谷川にシュートを許す。これは枠を外れて失点には至らなかったが、嫌な雰囲気が流れた。
すると、37分に痛恨の瞬間を迎えた。浦上から供給された1本のロングパスで、宮崎にディフェンスラインの裏へ抜け出される。宮崎はスンテを交わして無人のゴールへシュート。欲しかった先制点は甲府に奪われてしまった。

失点後もアントラーズは運動量と連動性を欠き、流れを手繰り寄せることができない。





前半アディショナルタイムにも、ゴール前で甲府に決定機を許す。しかしここは、スンテの好セーブに助けられた。このまま前半は状況を好転させるきっかけをつかめず、枠内シュートはゼロのまま。0-1でハーフタイムに突入した。



後半から土居と名古をベンチに下げ、エヴェラウドと仲間をピッチへ投入した。前線の運動量が高まり、サイドからのクロス攻撃が徹底された。しかし、相手陣内での精度が低く、なかなか決定機をつくれない。もどかしい時間帯が続いた。圧倒的にボールを支配し、じわりじわりと圧力を強めていくが、なかなかシュートを放つことができない。






それでも67分から立て続けに決定機をつくる。優磨のクロスからエヴェラウドがヘディングシュート。このプレーで得たコーナーキックの流れから、再びエヴェラウドがヘディングシュート。どちらも枠を捉えたが、相手GKのセーブに阻まれてしまった。ここから甲府のゴール前でのプレーが連続し、何度も決定機をつくるが、どうしても得点が奪えなかった。

まずは同点に追いつくべく、76分にカイキとの交代で松村を投入した。しかし、5-4-1の守備ブロックを敷く甲府の目線を変えることができず、簡単に跳ね返される攻撃が目立った。
それでも83分にフリーキックから決定機をつくる。樋口のクロスを関川が高い打点で折り返し、こぼれ球を仲間が気持ちでゴールへ押し込んだ。しかし、その仲間がオフサイドを取られ、得点は認められず、同点弾とはならなかった。



86分に広瀬との交代でミンテを投入する。

システムを変更し、攻撃の圧力をさらに強めた。しかし、最後まで得点を奪うことができず、このまま0-1で試合終了。準決勝敗退が決定した。

天皇杯というタイトルを、ホームのカシマスタジアムで失った事実は非常に重く、そして大きい。「クラブ史に残る大失態」と試合後、岩政監督は語った。突きつけられた現実をしっかりと直視し、挑み続けるしかない。



【この試合のトピックス】
・なし
スタッツ
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|
---|---|---|
18 | シュート | 6 |
7 | GK | 20 |
7 | CK | 1 |
13 | 直接FK | 9 |
3 | 間接FK | 2 |
3 | オフサイド | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 8,965人
- 天候
- 雨、弱風
気温 18.1℃ / 湿度 90.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 福島 孝一郎
- 副審
-
山内 宏志
熊谷 幸剛 - 第4の審判員
- 井上 知大
- VAR/AVAR
-
中村 太
堀越 雅弘