試合結果
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16
鹿島アントラーズ
- 71' ディエゴ ピトゥカ
- 75' エヴェラウド
試合終了
2-0
0前半0
2後半0
ガンバ大阪
試合経過
ファン アラーノ → アルトゥール カイキ | 67' | |||
舩橋 佑 → ディエゴ ピトゥカ | 67' | |||
ディエゴ ピトゥカ | 71' | |||
72' | 倉田 秋 → 石毛 秀樹 | |||
72' | 山見 大登 → 南野 遥海 | |||
エヴェラウド | 75' | |||
樋口 雄太 → 和泉 竜司 | 80' | |||
常本 佳吾 → 広瀬 陸斗 | 80' | |||
80' | 黒川 圭介 → 藤春 廣輝 | |||
80' | 坂本 一彩 → 柳澤 亘 | |||
80' | 昌子 源 → 福岡 将太 | |||
エヴェラウド → 土居 聖真 | 89' |
ピトゥカとエヴェラウドが決めた!準々決勝へ進出!
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16、カシマスタジアムでガンバ大阪と対戦した。チャンスをつくりながらも、なかなか得点が奪えない展開となったが、後半にピトゥカのスーパーゴールで先制すると、安西のクロスからエヴェラウドが追加点を奪取。このまま最後まで集中を切らすことなく、2-0で試合を終え、準々決勝進出を決めた。
先の札幌戦は、スコアレスドローという非常に悔しい結果に終わった。ただ、天皇杯ラウンド16までは中2日。チーム全員がすぐに気持ちを切り替えて、準備を進めた。
G大阪戦の先発は、GKが沖、最終ラインは常本、関川、三竿、安西、中盤から前線は、中村、舩橋、アラーノ、樋口、エヴェラウド、優磨が入った。ベンチには、早川、ミンテ、広瀬、ピトゥカ、和泉、カイキ、土居が座る。
立ち上がりから一発勝負の天皇杯らしい、緊迫感のある展開となった。両チームともに主導権争いで譲らず、一進一退の攻防が続いた。G大阪に自陣深くまで攻め込まれる時間帯もあったが、粘り強い守備で無失点に凌ぐと、徐々に試合の流れはアントラーズへ傾いていく。セットプレーを次々に獲得し、ゴールに迫った。
すると、19分に左サイドから安西が果敢な仕掛けでチャンスをつくる。安西はアラーノ、優磨、エヴェラウドとのコンビネーションでゴール前まで進入してシュート。これは力なく相手に阻まれたが、こぼれ球を拾った常本がゴール前へクロスを供給すると、エヴェラウドがヘディング。シュートは良いコースに飛んだが、惜しくも相手GK東口の好セーブに阻まれ、得点には至らなかった。
勢いに乗るアントラーズは、22分にもカウンターから決定機を迎える。アラーノが左サイドからドリブルでカットインすると、守備者のタイミングを外して、右足で巻くようなシュートを放った。ただ、これはポストに当たって、惜しくもゴールとはならなかった。
雨足が強まり、ピッチにはシャワーのような大量の雨粒が降り注ぐ。試合はアントラーズが一方的に攻撃を仕掛ける展開となり、エヴェラウドの力強さやアラーノの機動力が光った。34分にはエヴェラウドのポストプレーから樋口が強烈なシュートを放ち、ゴールを脅かす。一方、守備ではカウンターからG大阪にあわや失点という危険な場面もあったが、失点は許さなかった。
攻勢に試合を進め、再三のチャンスをつくったアントラーズだが、ゴールを決めきることができず、スコアレスでハーフタイムに突入した。
後半もアントラーズが押し気味に試合を進める。高い強度を維持して、エネルギッシュなプレーを見せた。
59分には、広範囲を動き回り、運動量が目立っていたアラーノがエヴェラウドのパスで右サイドを抜け出し、ペナルティエリア内へ進入。アラーノがヒールでラストパスを送ると、ゴール前でエヴェラウドがシュートした。しかし、シュートは枠を捉えることができず、得点には至らない。
その後も、G大阪陣内でのプレーを続けたものの、1点が遠く、なかなか先制点が奪えない。そこで67分に、アラーノと舩橋に代えて、カイキとピトゥカをピッチへ投入した。
すると、交代出場したピトゥカが魅せる。71分、右サイドから樋口が中央へパスを入れると、これをエヴェラウドが丁寧に落とす。走り込んだピトゥカがダイレクトで左足を振り抜くと、シュートは美しい弧を描き、ゴールネットを揺らした。ピトゥカのスーパーゴールで、アントラーズが先制に成功する。
75分、得点の勢いそのままに追加点が生まれる。左サイドを駆け上がった安西が、仕掛けから高精度のクロスを供給すると、エヴェラウドが高い打点でヘディング。シュートは見事にゴールネットへ吸い込まれた。安西とエヴェラウドが見事に自らの特長を発揮し、リードを2点に広げた。
得点後の80分、樋口と常本をベンチに下げ、和泉と広瀬を投入する。さらに、89分にはエヴェラウドとの交代で土居をピッチへ送った。そして、このまま最後まで危なげなく時計の針を進め、試合をクローズ。2-0で完封勝利し、準々決勝進出を決めた。
ただ、喜びに浸る時間は残されていない。次はまた中2日ですぐにリーグ戦のホーム神戸戦が控えている。限られた時間で最善の準備を尽くし、勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・ピトゥカが今大会初ゴール
・エヴェラウドが今大会初ゴール
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16、カシマスタジアムでガンバ大阪と対戦した。チャンスをつくりながらも、なかなか得点が奪えない展開となったが、後半にピトゥカのスーパーゴールで先制すると、安西のクロスからエヴェラウドが追加点を奪取。このまま最後まで集中を切らすことなく、2-0で試合を終え、準々決勝進出を決めた。
先の札幌戦は、スコアレスドローという非常に悔しい結果に終わった。ただ、天皇杯ラウンド16までは中2日。チーム全員がすぐに気持ちを切り替えて、準備を進めた。
G大阪戦の先発は、GKが沖、最終ラインは常本、関川、三竿、安西、中盤から前線は、中村、舩橋、アラーノ、樋口、エヴェラウド、優磨が入った。ベンチには、早川、ミンテ、広瀬、ピトゥカ、和泉、カイキ、土居が座る。
立ち上がりから一発勝負の天皇杯らしい、緊迫感のある展開となった。両チームともに主導権争いで譲らず、一進一退の攻防が続いた。G大阪に自陣深くまで攻め込まれる時間帯もあったが、粘り強い守備で無失点に凌ぐと、徐々に試合の流れはアントラーズへ傾いていく。セットプレーを次々に獲得し、ゴールに迫った。
すると、19分に左サイドから安西が果敢な仕掛けでチャンスをつくる。安西はアラーノ、優磨、エヴェラウドとのコンビネーションでゴール前まで進入してシュート。これは力なく相手に阻まれたが、こぼれ球を拾った常本がゴール前へクロスを供給すると、エヴェラウドがヘディング。シュートは良いコースに飛んだが、惜しくも相手GK東口の好セーブに阻まれ、得点には至らなかった。
勢いに乗るアントラーズは、22分にもカウンターから決定機を迎える。アラーノが左サイドからドリブルでカットインすると、守備者のタイミングを外して、右足で巻くようなシュートを放った。ただ、これはポストに当たって、惜しくもゴールとはならなかった。
雨足が強まり、ピッチにはシャワーのような大量の雨粒が降り注ぐ。試合はアントラーズが一方的に攻撃を仕掛ける展開となり、エヴェラウドの力強さやアラーノの機動力が光った。34分にはエヴェラウドのポストプレーから樋口が強烈なシュートを放ち、ゴールを脅かす。一方、守備ではカウンターからG大阪にあわや失点という危険な場面もあったが、失点は許さなかった。
攻勢に試合を進め、再三のチャンスをつくったアントラーズだが、ゴールを決めきることができず、スコアレスでハーフタイムに突入した。
後半もアントラーズが押し気味に試合を進める。高い強度を維持して、エネルギッシュなプレーを見せた。
59分には、広範囲を動き回り、運動量が目立っていたアラーノがエヴェラウドのパスで右サイドを抜け出し、ペナルティエリア内へ進入。アラーノがヒールでラストパスを送ると、ゴール前でエヴェラウドがシュートした。しかし、シュートは枠を捉えることができず、得点には至らない。
その後も、G大阪陣内でのプレーを続けたものの、1点が遠く、なかなか先制点が奪えない。そこで67分に、アラーノと舩橋に代えて、カイキとピトゥカをピッチへ投入した。
すると、交代出場したピトゥカが魅せる。71分、右サイドから樋口が中央へパスを入れると、これをエヴェラウドが丁寧に落とす。走り込んだピトゥカがダイレクトで左足を振り抜くと、シュートは美しい弧を描き、ゴールネットを揺らした。ピトゥカのスーパーゴールで、アントラーズが先制に成功する。
75分、得点の勢いそのままに追加点が生まれる。左サイドを駆け上がった安西が、仕掛けから高精度のクロスを供給すると、エヴェラウドが高い打点でヘディング。シュートは見事にゴールネットへ吸い込まれた。安西とエヴェラウドが見事に自らの特長を発揮し、リードを2点に広げた。
得点後の80分、樋口と常本をベンチに下げ、和泉と広瀬を投入する。さらに、89分にはエヴェラウドとの交代で土居をピッチへ送った。そして、このまま最後まで危なげなく時計の針を進め、試合をクローズ。2-0で完封勝利し、準々決勝進出を決めた。
ただ、喜びに浸る時間は残されていない。次はまた中2日ですぐにリーグ戦のホーム神戸戦が控えている。限られた時間で最善の準備を尽くし、勝利を目指す。
【この試合のトピックス】
・ピトゥカが今大会初ゴール
・エヴェラウドが今大会初ゴール
スタッツ
20 | シュート | 7 |
---|---|---|
7 | GK | 11 |
5 | CK | 1 |
10 | 直接FK | 7 |
1 | 間接FK | 3 |
1 | オフサイド | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
- 入場者数
- 3,663人
- 天候
- 曇 時々 雨
気温 23.7℃ / 湿度 90.0% - ピッチ
- 全面良芝
- 主審
- 池内 明彦
- 副審
-
浜本 祐介
船橋 昭次 - 第4の審判員
- 柿沼 亨